やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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皆さんお久しぶりに感じる、あの方の登場です!


お店事情

 

 

八幡side

 

 

よし、此処も完了っと、今日の集金も順調だな。胡蝶組が取り立てていた場所の集金は元胡蝶組の組員の奴等でやってもらっているから、あまり苦にはなっていない。そんで今日は月に1度の集金日。だから俺はそこに出向いているってわけだ。部下にやらせりゃ良い、そう思っているだろうが、雪ノ下家は雪乃や陽乃と仲良くさせてもらってるから、俺が行かないとなんか失礼な気がするしな。ゲーム事件関係で仲良くなった編集長とも新しく関係を持ったしな。

 

そしてこれからはめぐりん所のインテリアショップに行く予定だ。最近は結構景気が良いみたいで、部屋に置く家具だけでなく、小物なんかも人気が出ているらしい。自分達でも手作りで作ってたりしてるらしいから、それで人気が取れるんだろう。売れてる中では城廻presentsの方が多いみたいだからな、あのほんわかした親の何処にあんなスキルがあるのかイマイチ分からんが………

 

とにかく、集金しないとな。もしなんか良いのあったら買ってこうかなぁ………

 

 

ーーー城廻インテリアSHOPーーー

 

 

八幡「よし、じゃあ行くか。あんま話が長くならなければ良いが、あの両親ならなりかねないな……」

 

 

まぁ、合わないと分からないよな………ん?なんか少しモメてないか?

 

 

父親「ですから前にも言った筈です!ウチは何処かの系列に入る気は無いんです!これ以上の勧誘はやめてください!」

 

「ですけどね城廻店長、この千葉県内で段々と勢力を拡大していってるのは他でもない、この城廻インテリアSHOPなんですよ?そんな勢いのあるお店を一介の小規模なお店で終わらせるのはとても勿体無いとは思いませんか?だから我々△△カンパニーはこうして勧誘をしているのです。同業者を助ける為に勧誘しているんです。」

 

父親「確かにお声をかけていただくのはありがたいと思っています。ですが断りを入れているのに何度も何度も勧誘をしてくるのは、我々としては嫌がらせにしか思えないのです!僕や妻、そしてスタッフはこの店が好きだから此処に居続けているんです!それを他の会社の下に入ってしまえば、もうそれは城廻インテリアSHOPではなくなってしまいます!僕はそれだけは決して譲れません!こんな小さなお店の店長でもプライドはあるんです!何度来ても答えは変わりません、勧誘はお断りします!!」

 

 

………すげぇ熱い想いだ。普段のあの人からは信じられない程の熱量だ。この店が好きなんだろうな、ヒシヒシ伝わってくる。

 

 

「………貴方も諦めが悪い方だ、何故こうも頑なになるのです?少し経営が上に傾いたところで財政は厳しいのでしょう?家族を楽にしたいとは思わないのですか?」

 

父親「妻も娘も承知の上でこの道を選んだんです!貧乏になろうと、限界が来るまでこの店は誰にも渡しません!!」

 

「………仕方ありません、今日も出直す事にしましょう。次会う時には前向きな答えになっている事を期待していますよ、城廻店長。」

 

八幡「………」

 

 

店中でやるとは思わなかったが、城廻さんの熱い想いが伝わったと思う。スタッフや店の中に居るお客だって拍手してるし。

 

 

八幡「とても凄かったと思いますよ、城廻店長。」

 

父親「あれ、比企谷君!見ていたのかい!?は、恥ずかしいなぁ〜……」

 

八幡「いえ、カッコ良かったですよ。あんな店長は初めて見ましたけど、流石は経営者だなぁって思いましたよ。経営者の鑑ですよ。」

 

父親「いや、そんな事は無いよ。このお店を捨てたくないっていうのは本当の事だし、ウチの家計がアレなのも……ね。」

 

八幡「………なら集金の額を減らしても良いんですよ?俺は別に金を毟り取りたいってわけでは無いんですから。」

 

父親「いやいや、それはいいんだよ!あの額はめぐりを助けてもらったからあの額にしたんだから!申し出はありがたいけど、金額を下げる気は無いよ。」

 

 

この人、めっちゃカッコ良いじゃん。どうして今までこんな姿を見せて来なかったの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

めぐり「あれ、比企谷君?」

 

八幡「ん、めぐりか。お前も此処に居たのか。」

 

めぐり「うん、お店の奥でお母さんと創作してるんだ〜。このお店の名物だからね〜、自家製インテリアは。比企谷君も良かったら見ていってね♪」

 

八幡「おう、そうするわ。」

 

めぐり「それでお父さん、お話は終わったの?」

 

父親「うん、今日もまた来るって言って帰っていったよ。何度来ても同じなのにね。」

 

めぐり「うん、私もこのお店が城廻じゃなくなるのは絶対にヤダ!お父さん、私も戦うからね!」

 

父親「めぐり、ありがとうね。あぁそうだ、比企谷君は何か用かな?あっ、そうか集金の日だったね!タイミングが悪くてごめんね、今持ってくるから〜!」

 

 

………店の状態は大丈夫なのか?売れているとは知っているが、少しピンチなんだろ?

 

 

めぐり「お父さんはあぁいう風に振る舞ってるけど、実のところちょっとだけ疲れてると思うんだ。何度も△△会社の人達の相手をしているから。」

 

八幡「まぁそうだろうな。俺もあの人に額を減らすように提案したんだが、下げる意思は無いみたいでな。俺が勝手に下げるわけにもいかないからどうにもな〜。お前の父親って意外と頑固だよな。」

 

めぐり「まぁね。だからこのお店がこうしていられるっていうのも事実だけどね〜。」

 

 

そうだよな。あんな強ぇ意志が無いと、店を守り通すなんて事は出来る筈ねぇもんな。なんか今日はある意味、この店に来て良かった気がする。

 

 

 





というわけで今回は城廻編です!出さずに今まで来ちゃいましたからね。

そして生焼け肉SS名物の『△△』の会社です!この後どうなる事やら………
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