やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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戦争 ②

 

 

ーーーーーー

 

 

実弥「オラァ!!!どうしたどうしたァ!!?もう終わりかァ!?俺はまだまだいけるぞォー!!!」

 

無一郎「なぁんだ、つまんない……もう少し歯応えがあるかと思ってたのに。こんなの肩慣らしにもならないよ。腕と足切るだけだったもんね。」

 

義勇「(やっとひと段落だ、これ以上は来て欲しくないものだ。鞘に納めた刀を抜くのも面倒だ、だからこれ以上)無駄な争いはしない方が賢明だ。」

 

 

屋敷前にいた阿保露組の構成員は殆ど全員が倒れていて、その殆どが首や腕、脚を知られて死んでいるか、意識はあるが、朦朧としているのみとなっていた。怪我のしていない者は、ずっと腰を抜かしたまま仲間を殺されるか、倒されていくのを見ていた者だけだった。

 

その中には八幡の指標としていた、あの男も混ざっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流亜「………」ガタガタガタガタ

 

実弥「あァ?おい冨岡、時透。総代が言っていた殺すなって言ってたクソガキはコイツじゃねぇかァ?茶髪のオカッパ髪に身長が小中学生並の口うるさくて生意気なガキってのはよォ?」

 

流亜「ヒ、ヒィィ!!」ガタガタガタガタ

 

無一郎「……うん、この子だと思うよ。多分ね。」

 

実弥「ならコイツは生け捕りだなァ、勝手に殺すわけにはいかねぇからなァ……まっ、その必要もねぇだろうけどなァ?」

 

 

流亜(な、何なんだよコイツ等……たったこれだけの人数で殆どの組員を殺しやがった!!しかも人殺したってのに何でこんな涼しい顔してんだよ!?ふざけんなよっ!!化物だろ!!)

 

 

実弥「まぁコイツはこのままとして、残りの連中を片付けねぇとなァ……おい冨岡、テメェはこのガキ見てろ。残りは俺が切り刻んでやるぜェ!」

 

義勇「………好きにしろ。」

 

流亜「は、はぁ!!?おい待てよ!!もう勝負はついてるだろ!!何で戦えねぇ奴等まで「あァ?テメェは何腑抜けた事抜かしてんだァ、おい?」な、何だとっ!?」

 

無一郎「だってこれは戦争だよ?敵である彼等を倒すのが僕達兵隊のする事でしょ?なのにどうして情けをかけなくちゃいけないの?それにこれは総代の命令でもあるから、どの道殺すけどね。」

 

流亜「お前等……人間じゃねぇよ!!化け物だ!!鬼!!この悪鬼がっ!!!」

 

実弥「はっは……おィ冨岡ァ、そのガキで間違い無いぜ。とんでもなく口うるせぇから確定だァ。そんじゃ俺は行ってくるぜ………」

 

無一郎「じゃあ僕は屋敷の中の敵でも斬ってくるよ。まだ居るかもしれないしね。」

 

実弥「風の呼吸・壱ノ型、塵旋風・削ぎ(じんせんぷう・そぎ)!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー屋敷内ーーー

 

 

八幡「………」

 

「っ!おい居たぞ、比企谷はちま……っ!?」

 

 

阿保露組構成員が八幡を見つけたが、見つけたと同時に後退りをした。八幡の後ろには何十人と倒れている味方の姿があったからだ。そして当の八幡は全くの無傷だった。

 

 

八幡「お前も応援呼ぶのか?なら大勢呼んでこい、その方がより多く潰せるからよ………」

 

「っ!!い、言われなくてもそうしてやるよ!!おいこっちだ!!比企谷八幡はこっちだ〜!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近島「比企谷?あぁ、無様にも我が阿保露様に楯突いた愚かな奴の名か……」

 

「カシラァ!!へっ、お前終わったな!!カシラはなぁ、そこいらの奴とは力の差って奴が違うんだぜ!?剣の腕だって立つこの組で最強の男だ!!」

 

八幡「ほう、最強ねぇ……じゃあ時透、それ以外は任せたぞ。俺はそのこの組の最強と相手する。」

 

無一郎「流石ですね、気付いてたんですね。分かりました、とりあえず殺しても問題は無いですよね?そう言ったのは総代なので。」

 

八幡「あぁ、好きにやれ。お前に任せる。」

 

無一郎「じゃあそういう事だから、真ん中に居る偉そうな人以外は僕について来て。」

 

「何を偉そうにっ!!生意気なガキだ!!」

 

 

無一郎達がその場を去り、残ったのは八幡と近島だけとなっていた。

 

 

近島「私とタイマン勝負とはな、ナメられたものだ。お前のその傲慢さ、叩き直してやる!!」

 

八幡「………」

 

近島「フッ!!」

 

 

斬りかかって来た近島。八幡は構えこそ取っているが、まだ動き出していなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「おせぇんだよ、オラァ!!!」

 

近島「グハァ……!!!」

 

 

八幡は斬りかかって来た近島の顔の左側面目掛けて右脚の上段蹴りを放った。それをまともに受けた近島は壁まで吹っ飛ばされた。

 

 

近島「ぐぅ……まだだ、まだ負けてグハッ!!グゥッ!!ヴアッ!!ゲフッ!!」

 

八幡「オラオラどうしたさっきの威勢はよぉ?これで終わりか?この組最強なんだろ?だったらもっと抵抗してみろよ。俺の膝蹴りと後頭部で壁ドンしてても痛いだけだぞ?」

 

近島「な、ナメるなよ……このぉグファ!!!」

 

八幡「おいおいまだ状況理解出来てねぇみたいだな?お前は狩る側じゃねぇんだよ、狩られる側なんだよ。俺がお前みたいな弱ぇ奴に狩られるわけねぇんだよ……それともアレか?もっと痛い目遭わさねぇと分からねぇか?なら幾らでも相手してやるからよ、そん中で理解しろや。」

 

近島「うっ、うぅ………」

 

 

八幡(こんなのまだ始まったばかりだぜ?理解させるつもりはねぇよ、最後はどうせ………屋敷前の奴等と同じ運命だからよ。)

 

 

ーーー組長室ーーー

 

 

阿保露「………くそっ!まだ終わらないのか!?近島は一体何をしているのだ!?少々面倒だが、私も出てから相手をしてやる!!そしてお前達の目の前に比企谷八幡を連れて来て、ソイツの目の前で君達を………ぐふふふふっ!!」

 

 

バァンッ!!

 

 

阿保露「な、何!?グオッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天元「ったくよぉ、無防備にも程があんだよ。しかも組長はただの弱い雑魚。はっ、ド派手に期待外れだぜ!!よぅお前等、八幡じゃねぇのが残念だろうが、助けに来たぜ!この祭りの神、宇髄天元様がなぁ!!!」

 

 

 

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