やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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戦後処理 ①

 

 

八幡side

 

 

阿保露組を去った後、俺等は車で八十神会の事務所へと向かっている。勿論の事だが阿保露組の本拠地は今現在、掃除中だ。元胡蝶組の隊士達とαからδのグロいのに耐性が付いている奴等がやってくれている。攻める時間が早かったから、この作業も今日中には終わるだろう。

 

そして今俺達がやらなければいけない事は、一刻も早くコイツ等を安心させてやる事だ。見慣れた場所、見知った顔がいれば少しは精神も落ち着くだろう。まだ気が張り詰めているだろうからな。それにだ、俺も色んなところに連絡を入れないといけないからなぁ………狂四郎に坂柳顧問、霧崎組組長、雪ノ下さん、はぁ………少し鬱だ。

 

 

ーーー八十神会事務所ーーー

 

 

カナエ「八幡さん達、大丈夫よね?」

 

行冥「先程、他の組員に連絡が入っていた事から、戦いは終わったと思われるが、怪我の有無が気になる、といったところか?」

 

カナエ「えぇ……格下とはいえ相手は次期直系候補、油断ならない相手だもの。」

 

甘露寺「けど八幡君なら大丈夫よ!だってあれだけの殺気を放てるんだもの!きっと大丈夫よ!」

 

しのぶ「………甘露寺さんの言う通りよ、姉さん。そんなに肩を張らなくてもいいと思うわ。」

 

カナエ「……そうね、ごめんなさい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「帰ったぞ〜!!総代達が帰って来たぞ〜!!」

 

伊黒「ほう、帰って来たか。まぁ当然だな、奴が帰ってくると言ったのだ、帰ってこなければ許さないところだった。」

 

甘露寺「むぅ〜、伊黒さん!八幡君の意地悪言ったら、私でも許さないよ!」

 

伊黒「い、いや……そういう意味ではない。許さないというのは敵の阿保露組の事だ。」

 

甘露寺「なぁ〜んだ、そうだったのね!ごめんなさい早とちりをしちゃって!」

 

伊黒「いや、気にするな。」

 

行冥「皆で出迎えに行こう。怪我人が居なければ良いのだが………」

 

しのぶ「姉さん!」

 

カナエ「えぇしのぶ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「皆さんお帰りなさい!」

 

「流石です、総代!」

 

「よくぞご無事で!!」

 

天元「おうおう!讃えろ讃えろ!!俺等八十神会の大勝利だぜっ!!」

 

実弥「威張る程の戦果でもねェ………あんなゴミの集まりなら柱1人でも十分だぜェ。」

 

冨岡「………鮭大根を食べたい。」

 

無一郎「ほら早く歩きなよ、君達遅いよ。歩くのこんなにトロトロしてるの?明日になっちゃうよ?これ以上早く歩けないの?亀みたいだね。」

 

八幡「………」

 

 

帰って来たな………けど今何時だ?そんなに時間が経っていないような気もするが………

 

 

甘露寺「八幡く〜ん!!」

 

八幡「甘露寺か、出迎えありがとな。」

 

甘露寺「ううん、気にしないで!それよりも勝ったんだよね!?」

 

八幡「あぁ。それよりも、後ろ10人を任せてもいいか?取り敢えずは精神の安定をさせたいから、お茶でもなんでもいいから飲ませてやってくれ。お前の好きなパンケーキや桜餅でも食わせていいから。」

 

甘露寺「(っ!!わ、私、今凄く頼りにされてる!!嬉しい!!これはやるしか無いわ!!)分かったわ、任せて!」

 

八幡「お前達もご苦労だった、何も無かったか?」

 

カナエ「えぇ、なんとも。」

 

八幡「そうか………」

 

カナエ「………」

 

 

な、何だこの目は?少し寂しそうなのと物欲しそうな顔をしてやがる………だあああぁぁぁ!!これくらいならいいよな!?

 

 

八幡「心配をかけて悪かったな、俺はこの通りだから心配すんな。」ナデナデ

 

カナエ「っ!……えぇ。」

 

八幡「……しのぶ、怪我人の手当てを頼んでいいか?そこまで多くないから。」

 

しのぶ「分かったわ。」

 

 

さてと……戦後処理と電話だな。

 

 

ーーー組長室ーーー

 

 

八幡「というわけです。なのでこちらとしては対談を……いえ、そちらからは距離がありますので、テレビ電話という事で………はい……はい……分かりました。では集まり次第、またご連絡させていただきます。はい、失礼します………ふぅ、今お前等が聞いた通り、この場に時崎組組長と坂柳顧問、雪ノ下建設社長、城廻店長が来る。そして全員が集まった段階でこの画面越しに神戸連合の若頭補佐をしている霧崎深架殿も話に加わる。先に言っておく、お前等この対談でタダで済むとは思うなよ?お前等はそれだけの事をしてんだ、会長の次期直系に上がるっていう心遣いも無碍にしたんだ。破門や絶縁なんて生易しく終われると思ってたら大間違いだからな?」

 

 

流亜「何が大間違いだ!!こっちには阿保露様が居るんだ!!どうにでも覆せる!!」

 

八幡「ほう?そいつは楽しみだな、部下からは期待されてるようだぞ阿保露?さて、お前の交渉術をその時に見せてもらおうかね?」

 

阿保露「っ!?余計な事を言うな流亜!!お前も勝手に決めつけるな!!」

 

八幡「おっとこりゃ失敬。けどお前の動機によっちゃあ相手も納得してくれるかもしれないんだ、頑張ればチャンスはあるぞ?」

 

 

阿保露(そんなのあるわけが無いっ!!私の今ある知恵を絞っても良い案が思いつかない!!)

 

 

ガチャッ

 

 

狂四郎「よぉ八幡、来たぜ………んでコイツか?俺の可愛い可愛い愛娘の狂三を連れ去ってくれやがったのはよぉ?」ゴゴゴゴゴ…

 

阿保露「ヒ、ヒイィィィ!!!」

 

八幡「正確にはコイツは命令した奴だ。実行犯はこのクソチビだ。」

 

狂四郎「ほう………この野郎かぁ………」

 

流亜「………」ガタガタガタガタ

 

狂四郎「見たところコイツぁ、組の威厳がなけりゃ何も出来ねぇ小心者ってところだな。今までは阿保露組があったからやってこれたってだけで、1人になったらなんも出来ねぇタイプだぜ。見る目がねぇなぁ………コイツを選んだ奴を見てみたいモンだぜ。」

 

 

コンコンコンッ

 

 

八幡「どうぞ。」

 

雪ノ下母「失礼します。どうもご無沙汰しております、比企谷さん。」

 

城廻父「こんばんは、比企谷君。」

 

八幡「ご無沙汰しております、雪ノ下さん、城廻さん。どうぞお掛けになってお待ちください。」

 

雪ノ下母「娘達に怪我がなくて安心しました、これもまた比企谷さんのおかげです。」

 

八幡「……いえ、助けが遅れてしまって本当に申しわけ無いです。それに原因を作ってしまったのも俺みたいなものですから。」

 

 

あの時の条件を飲むつもりはなかったものの、アレで雪乃と陽乃が拐われる条件を作ったようなものだからな。半分は俺の責任だ。

 

 

宗右衛門「失礼、入らせてもらう、比企谷総代。」

 

八幡「坂柳顧問、ご無沙汰しております。この度は本当に「いや、その謝罪は君がするべき事では無かろう。」っ!」

 

宗右衛門「それに、その謝罪も含めての対談とするのが良かろう。」

 

八幡「………仰る通りです。では、早速始めましょう。もう1人おりますので、その方との通信が繋がり次第始めたいと思います。」

 

 

 

 

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