やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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放課後のデートタイム?

 

 

八幡side

 

 

八幡「あぁ〜美味かった。ありがとな狂三、しかも耳掃除まで。」

 

狂三「いえいえ、このくらいなんでもありませんわ。それよりも八幡さん、私の膝はどうですの?」

 

八幡「あぁ、ちょうど良い。このままで頼む。」

 

狂三「分かりましたわ。」

 

 

昼食を食べ終わった俺は、日向の出ている場所で狂三に膝枕をしてもらいながら耳掃除をしてもらっている。なんて贅沢なんだって俺自身も思っているが、これがまた気持ち良いんだ〜。しかも時間感覚無いからすげぇ眠たくなってくる。

 

 

狂三「あらあら……八幡さん、起こして差し上げますので、お昼寝しても構いませんわよ。」

 

八幡「マジ?それならお言葉に甘えてもいいか?正直な事言うと、この日向にお前の膝枕と耳掃除でマジで眠くなった。」

 

狂三「そうですの……ではゆっくりお休みになってくださいまし。」

 

八幡「あぁ、そうさせてもらう。」

 

 

八幡sideout

 

狂三side

 

 

………それにしても、寝ている八幡さんは起きている時の凛々しさや頼もしさが無くなって、年相応の男性といった感じがしますわ。正直、少し可愛いですわね。

 

 

狂三「あぁ、今すぐにでも八幡さんが欲しいですわ………本当に。」

 

 

でも、無理強いは良くありませんし、まだ時期ではありません。お父様も八幡さんと盃を交わされて八幡さんと正式に兄弟になりましたし、八幡さんを大層お気に召していらっしゃいます。そこで私と八幡さんが婚約を交わしてしまえば、比企谷組と時崎組は盤石なものとなります。

 

 

組の……いえ、お父様と私自身の為にも頑張らないといけませんわね。ライバルは多いですから。

 

 

ーーー教室前ーーー

 

 

八幡「ずっとあの時間が続けば良いと思っているのは俺だけか?この教室に入りたくないって思っているのも俺だけか?」

 

狂三「いえ、私も八幡さんと同じ気持ちですわ。あの時間が長く続けば良かったとどれどけ思ったか。ですが、仕方ありませんわ。」

 

八幡「はぁ……だよな。」

 

 

八幡さんは教室の戸に手をかけてそのまま開いた。やはり八幡さんが来ると教室に居る皆さんは水に打たれたかのように静かになりますわ。八幡さんは真っ直ぐ自分の席に戻られると思いましたが、葉山さんの席に向かいました。

 

 

八幡「よぉ、首は大丈夫か?」

 

葉山「………あぁ。」

 

八幡「言っておくが俺からは謝らねぇ。間違えた事をした気はねぇからな。聞こえていたかどうかは知らんが、俺は自分の名字を弄られんのが嫌いだ。無論、間違われるのもな。次は気を付ける事だな、最も、次間違えたらお前の左頬に俺の右手の拳が飛んでくるけどな。」

 

葉山「あぁ、さっきは済まなかった。次から気を付けるよ、比企谷君。」

 

八幡「あぁ、そうしてくれ。」

 

 

………お優しいですわね。

 

 

八幡「……何だ、その生暖かい目は?」

 

狂三「いいえ、別に何でもありませんわ。」

 

 

狂三sideout

 

八幡side

 

 

ーーー放課後ーーー

 

 

狂三「では八幡さん、私はお先に失礼いたしますわ。今日は見回りがありますので。」

 

八幡「あぁ、頼んだ。」

 

 

さて、今日は非番。比企谷組や八十神会の仕事はもう終わらせてあるし、本家からも特に何も無い。今日は久しぶりに羽を伸ばせるかもな。

 

けどこういう時、俺は一体何をすればいいだろうか?仕事ない時ってホント暇なんだよ。忙しい時は本当に忙しいし、暇な時は本当に暇。やる事早くやっちゃうからか?まぁともあれ、何も無い1日があるのも、偶には良いよな。

 

 

八幡「………ん?あれは……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陽乃「お〜い八幡く〜ん!!こっちこっち〜♪」

 

 

………何でか知らんが校門前に陽乃が居る。俺を指名しているようだが……仕方ない、出向くか。

 

 

八幡「よう陽乃。また誘拐されに来たのか?」

 

陽乃「あははっ♪君になら誘拐されても良いけどね〜。」

 

八幡「俺はそんな趣味ねぇよ。んでどうした?こんな所に来てよ……雪乃なら学校に居ると思うぞ。」

 

陽乃「あぁ違う違う。今日は君に用があるんだ。ねねっ、今日ってこれから時間ある?」

 

八幡「いや、今日は1日何も無い。」

 

陽乃「じゃあさ、お姉さんに付き合ってくれないかな?この前のお礼がまだだったからさ。何かお礼がしたいんだ。」

 

八幡「何だそんな事かよ……別に気にすんなって。俺らのシマで余所の組の連中が好き放題やってんのが気に食わなかっただけなんだからよ。それに偶然お前が巻き込まれただけだ。まぁこの前のはのは偶然じゃなかったけどよ。」

 

陽乃「それでも私を助けてくれた事に変わりないから。だから今日はお礼に何かしてあげたいって思ってね、付き合ってくれない?」

 

 

お礼をもらわれる義理は別にどこにも無いが、断るのも相手の尊厳を踏む事になる。此処は受け取っておく事にするか。

 

 

八幡「分かった、付き合おう。それで、もうルートは決まっているのか?」

 

陽乃「一通りね♪じゃあ行こっか!」

 

八幡「………お前の左腕が俺の右腕に絡んできている事に関しては触れた方がいいのか?」

 

陽乃「ふふふっ、どう?」

 

八幡「それはどんな意味でだ?」

 

陽乃「お姉さんの胸の感想、君からの口で聞かせて欲しいな〜♪」

 

八幡「………怒らないか?」

 

陽乃「怒らない怒らない。」

 

八幡「俺の中では2番目だな。」

 

陽乃「へぇ〜………1番は?」

 

八幡「言わねぇよ。言ったとしても誰か知らねぇだろ。それと気にすんな、その人もう大人だから。」

 

 

変態じゃないけどさ、カナエさん本当にヤバい。時々……いや、よく抱き着かれたり抱き締められたりするが、あの人本当に胸が大きいんだよ。そしてそれプラスで、ハンパじゃないくらい花の良い香りがするんだよなぁ〜。

 

 

陽乃「ふぅ〜ん……八幡君はいっつも女の子や年上の女の人に囲まれてるんだぁ〜。」

 

八幡「それこそ誤解だ。その人は違う組の人だからそんな頻繁には会わねぇよ。」

 

陽乃「………まぁ別にいいけどねっ。」

 

 

………よく分からんが、抱き締める力強くなったな。関節技決められないか心配だが、変な方向には曲げてないから大丈夫だな。

 

 

 

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