狂三side
八幡さん、一体どうしたのでしょうか?『話は終わったから今から比企谷家に来てくれ。』だなんて。しかも呼ばれたのは皆様面識のある方ばかりですわ。このメンバーは………バレンタインでのジャンケンのメンバーですわね。ただしカナヲさんと甘露寺さんと司馬さんはいらっしゃいませんが。
麗「あら、私が最後かしら?八幡に呼ばれて此処へ来たのだけど、理由を知っている人は……この様子だと居ないようね。」
カナエ「えぇ、私達も八幡さんから急に呼ばれましたので。それでこの部屋に案内されたのは良いのですが、八幡さんの姿が見えないのです。」
しのぶ「八幡ったら、人を呼んでおいて待たせるなんてどういう事なのかしら?」
カナエ「まぁまぁしのぶ、八幡さんにも何かあるんだわ。少し待ちましょう?」
有栖「ですが不可解ですね。何故八十神会の事務所ではないのでしょうか?あの場なら麗さんをお呼びすればすぐに人は集まりました。なのに場所を変えた………何か意味があるのでしょうか?」
夜架「確かに………八幡さんにしてはやり口が真っ直ぐではないというか、遠回り過ぎます。」
めぐり「八君が来ないと分からない事が多いね。ひとまずは八君が来るまで待とうよ。」
陽乃「そうだね。そういえば私達、会った事はありましたけど、自己紹介はしてませんでしたから、それをしませんか?」
雪乃「……そうね、このまま知らない関係とはいかないでしょうから。それに八幡君の関係者なら尚更知っておく必要があるわね。」
狂三「では簡単に自己紹介をしながら八幡さんを待ちましょうか。」
ーーー数分後ーーー
狂三「それで学校の八幡さんはとても『済まない、遅れてしまった。入ってもいいか?』……っ!」
この声は八幡さん!ようやく来てくださったのですね!少し遅かったですわ。
麗「えぇ、大丈夫よ。それと皆揃っているわ。」
八幡『じゃあ失礼する。』
襖が開くと、八幡さんが部屋の中へと入ってきました。ですが少し様子が変ですわね……少し緊張をされている様子。それと……不安でしょうか?
八幡「まずは狂三、夜架、有栖、陽乃、雪乃、めぐり、お前達を危険な目に遭わせてしまった……済まない、俺の力不足だった。」
めぐり「い、いいよいいよ!八君は私達を助けてくれたんだから!もう気にしなくても大丈夫!」
有栖「城廻さんの言う通りです、八幡さん。私達はあの下劣な輩に1度しか捧げる事の出来ない純潔を奪われるところだったのです。私達の身体を無傷で返してくださった八幡さんに対して感謝をすれども、恨む事なんて絶対にあり得ません。」
八幡「……そう言ってもらえると助かる。形状はお前達に謝罪をしたが、あれだけでは収まらなくてな。本題に入る前に言っておきたかった。」
……本題とは何なのでしょうか?
八幡「それじゃあ……本題に入る。ついさっきやってきた戦後処理の事でだ。何を言って言われたのかは省くが、俺はその場で決心をした。この場に集めたお前達だからこそ、俺はこの発言をする事が出来る。お前達全員に問う………
…………………………え?八幡さんは今、何と?
カナエ「は、八幡さん?えっと、今の言葉って……そ、そういう冗談なのかしら?」
八幡「冗談じゃねぇ……俺は本気で聞いてる。この先ずっと俺の隣で歩いてくれる女、俺はそれが欲しい。極道でも堅気でもどっちでも構わない。とにかく、俺の全てを受け止めてくれたお前等だからこそこの質問をした。正直に答えてくれ。」
八幡さん、本気で………ですが、答えなんて最初から………いえ、初めてお会いした時から心に決めていました!
狂三「八幡さん、私は貴方の隣ならば、例え火の中水の中、茨道獣道だろうと共に歩んで行く覚悟ですわ。八幡さんから頼まれなくとも、喜んで八幡さんの女になりますわ!」
有栖「八幡さんとは幼馴染みの間柄ですが、その想いはずっと変わってはいません。小学の時からずっと貴方をお慕いしていました。誰からなんと言われようと私は貴方以外の男性とお付き合いする気は毛頭ありません。私も喜んで八幡さんの女になります。」
麗「……貴方からあの時の言葉を聞いてからはもう迷いは無いわ。八幡、私は貴方のその言葉を待っていたわ。私を貴方の女にしてちょうだい?」
カナエ「いつからだったかは忘れちゃったけど、いつの間にか貴方の事を好きになっていたわ。それも異性としての目が貴方にしか向けられないくらいに。あの時の告白の返事がこんな風に帰ってくるとは思わなかったけど、貴方になら私の全てを捧げられるわ。」
しのぶ「男なんて誰も皆一緒だと思ってたけど、八幡だけは違った……姉さんにも私にも色目を使わなかったし、普通にしてくれた。そして何より……八幡が好き。だから私も……八幡の女になります。」
雪乃「貴方と過ごす時間は私にとってとても大切な時間であり、忘れらない時間。それが続くのであれば、私はずっと貴方の傍に居るわ。八幡君さえいてくれれば私は満足よ。私も私の人生を貴方にあげるわ。」
陽乃「出会いは複雑だったけど、あれから何回も会って会って、話してる内に君は私の全てを認めてくれた。私はそんな君に初めての恋をした………この想いはこの中に居る誰にも負けない、私も喜んで君の女になるよ。」
めぐり「わ、私も君とはそんなに交流は無いけど、あの時私の為に怒ってくれたり、作品を褒めてくれた時の事、忘れてません……前から気になる人だって思ってたけど、今はもう違います、貴方が好きです。わ、私も八君の女になりたいです!」
夜架「私は最初、貴方の強さに惚れましたが、今はそれだけではありません。貴方と触れ合う内に貴方の全てに惹かれ、知らない内に貴方しか見ていなかった………私をここまで夢中にさせた責任、取ってくださらないと気が収まりません。私からお願いします、貴方の女にしてください。」
八幡「………お前等の意見は分かった。その上で提案だ。俺はお前等全員を俺の女にする!誰が1番とか、誰が特別だとかそんなモンはねぇ………俺の女は全員1番だ。全てにおいて最優先させる。それでも構わない奴は俺の手を取れ。」
………ふふふっ、八幡さんは本当に甘いですわ。私達がその程度の事で八幡さんを諦めるとでも?
『勿論(ですわ)(です)(よ)(だよ)っ!!』
八幡「………結局こうなっちまったか。親父の口車に乗せられた感じがするが、お前達の想いを知れて良かった。これからも、よろしく頼むぞ。狂三……夜架……有栖……麗……カナエ……しのぶ……雪乃……陽乃……めぐり……」
八幡「8月8日になったら………結婚するぞ。」
『……はいっ!」
八幡がハーレム王だ!