やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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生徒会役員との談笑?

 

 

雪乃side

 

 

雪乃「……彼がそんな事を言ったの?」

 

狂三「はい。本当に胸糞悪い方ですわね、その時の八幡さんのお気持ちも考えずによくもあれだけの言葉を投げつけられたものですわ。」

 

夜架「彼には現実というのが見えていないのでしょうか?別に知りたくて知ったわけではありませんが、彼の夢は弁護士とか………あれでは実現する事は叶いませんよ?」

 

八幡「………お前等、お喋りをするのは構わないが、此処は生徒会室だからな?雪乃以外の奴の事も考えろ。あまり煩くするな。」

 

 

私はいつも通り作業があるから生徒会室に顔を出したのだけれど、八幡君達も少しだけゆっくりしていきたいと言ったので、同室を許可したわ。そしたら今日の朝にあった出来事を話し始めたわ。興味があったからそれを聞く事にしたのだけれど、彼は相変わらずなのだという事が理解出来たわ。

 

 

雪乃「頭が痛くなるわね、その発言。八幡君がどうしてそんな行動を取ったのかを考えてみなかったのかしら?」

 

夜架「きっと考えもしなかったんでしょう。拐われた人達の事で……いえ、雪乃さんが拐われた事で頭が一杯だったのではないですか?まだご執心のようですから。」

 

雪乃「私はあんな人とは絶対にお断りよ。自分の考えを押し付けて人を潰すような人なんて好きになれる理由が無いもの。」

 

 

そう、今のも過去にあった事。私がいじめを受けていた時、主犯格の女の子達に止めるように言ったら、さらにいじめが加速。『葉山君に気にかけてもらえてるから調子に乗ってる。』『少し顔が良いからってチヤホヤされてる。』って解釈をしてしまったのね。今の私からすれば、どうぞ好きなだけ持っていってくださいとでも言いたいわね。

 

 

八幡「……済まんな、うるさくて。」

 

本牧「いや、気にしてないよ。それに雪ノ下さんがあんなに喋るのは珍しいから。」

 

一色「ですですぅ〜。それに賑やかなのって私好きなので全然OKですからっ♪」

 

八幡「そう思ってくれて助かる。」

 

一色「あっそれと先輩に聞きたかったんですけどぉ〜、質問いいですかぁ〜?」

 

 

八幡(………やっぱコイツの喋り方ってキンモイ。普通に話せないのかね?)

 

 

八幡「答えてやる義理は無いが、聞くだけなら聞いてやる。」

 

一色「じゃあ……先輩ってどっちと付き合ってるんですか?」

 

八幡「………は?」

 

狂三「はい?」

 

夜架「え?」

 

雪乃「………はぁ。」

 

一色「だってだって!先輩っていっつも時崎先輩か羽々斬先輩と一緒に居るじゃないですかぁ〜!気になってたんですよねぇ〜!」

 

八幡「………」カタカタ

 

 

………タイピングを始めたわ。どうやら彼の中では答える義理が無いから回答拒否ってところかしら。それに安易には言えないものね、2人だけで無く、10人の女性とお付き合いしてるなんて。

 

 

一色「え!?ちょ、先輩!答えはっ!?質問したんですから答えてくださいよぉ〜!」

 

八幡「答える義理は無い。それに教えたところで俺にメリットが無いし、お前口メッチャ軽そうだから言いふらしそうだし。」

 

一色「秘密にしろって言われたらしますよぉ〜。先輩は私の事なんだと思ってるんですかぁ〜?」

 

八幡「頭が緩くて可愛げの無い猫被り女。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「んじゃあそろそろ行くわ。」

 

雪乃「えぇ、またいつでも来てちょうだい。」

 

時崎「次はお茶菓子でも持ってきますわ。」

 

夜架「その時はそうしましょうか。」

 

一色「時崎先輩と羽々斬先輩なら歓迎しますです!先輩も一応。」

 

八幡「何だ、歓迎してくれんのか?次からはお前を居ない奴として扱おうと思ってたんだがな?」

 

一色「な、何ですかそれ!?やっぱり訂正します!先輩は来なくてもいいです!」

 

八幡「やだなぁ〜、冗談に決まってるじゃないですかぁ〜。間に受けないでくださいよぉ〜。」

 

一色「何ですかそれ気持ち悪いです………」

 

八幡「お前の真似。」

 

一色「私そんな事言いませんから!」

 

八幡「……だそうだが?」

 

雪乃「言ってたわね。」

 

狂三「言ってましたわね。」

 

夜架「言ってましたね。」

 

本牧「……うん、言ってたよ。」

 

一色「えぇ!?全員同じ答え!?い、いつですか!?私がいつ言いましたか!?」

 

 

………一色さん、八幡君にハメられてるわね。

 

 

八幡「示し合わせただけだ。本当に言ってるのかどうかは知らねぇよ。」

 

一色「な、なぁんだぁ〜……ってやめてくださいよ!先輩が私の真似をしても気持ち悪いだけなんですから!これからはやらないでください!」

 

八幡「安心しろ、お前の真似なんてやろうと思う奴がおかしい。」

 

一色「ぐぬぅ〜……」

 

 

一色さん、完全に八幡君に遊ばれてるわね。まぁ、彼女も勉強になったのではないかしら?自分に尻尾を振らない男子が居るという事を。

 

 

八幡「んじゃ今度こそ失礼するわ、じゃな。」

 

雪乃「えぇ。」

 

 

そして八幡君達は生徒会室を後にして行ったわ。何だか少し寂しくなってしまうわね。

 

 

♪〜

 

 

雪乃「ごめんなさい……?何か【♪〜】しっ!また来たわ……っ!一色さん、八幡君からよ。」

 

一色「忘れ物ですかねぇ〜?」

 

 

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・To:比企谷八幡

・From:雪ノ下雪乃

 

 

内容:後輩へ。んで?さっきの物真似だが、いつやるの?

 

_____________________________________________

 

 

一色「キイィィィィィ!!!」

 

雪乃「ふふふふっ。」

 

 

八幡君、貴方と居ると退屈しないわ。

 

 

 




一色さん初登場ですが、同時にイジられキャラにしてみました。
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