やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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新学期スタート

 

 

八幡side

 

 

「すぅ……すぅ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジリリリリリリリリリリ!!!!

 

 

カチッ

 

 

八幡「………ん?」

 

 

あれ、俺目覚ましどころか手も動かしてないよな?そして何だろう、この展開前にもあったような気がするし、何より手足が動かせない。ま、まさか………

 

 

八幡「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

狂三「八幡さん、おはようございます。今日も良い天気ですわね。」

 

夜架「よく眠っておいででしたよ、旦那様。」

 

八幡「お前等なぁ………引っ越して間もねぇってのに、何で俺の部屋で寝てんだよ?自分の部屋で寝ろよ、他の奴等が来たらどうすんだよ?」

 

狂三「ふふふっ、それなら心配要りませんわ。」

 

八幡「は?何で?」

 

夜架「旦那様、それは乙女の秘密でございます。」

 

 

………聞き出しにくいじゃねぇかよ。

 

 

ーーー大広間ーーー

 

 

八幡「はぁ……コーヒーでも飲むか。」

 

麗「あら八幡、おはよう。眠そうね?」

 

八幡「あぁ姉さん……いやな、朝起きたら置いた筈のねぇ生きた枕が2人も居てよ。少しだけ気疲れしているだけだ。」

 

狂三「八幡さん、それは気持ちの問題だと思いますわ。愛でる女が傍に居ると思えばいいんですのよ?そうすれば気も楽になりますわ。」

 

八幡「………らしい。」

 

麗「ふふふっ、そのようね。」

 

八幡「分かってたのなら止めてくれよ……」

 

陽乃「いやいや無理だって。八幡君の身体ってくっついてるとすっごい安心感あるんだもん♪くっつきに行かない方がおかしいって♪」

 

雪乃「姉さんの言う通りよ八幡君、多分だけれどこの先もこうなるのだから、早めに諦めた方が賢明よ。逆に慣れて行った方が良いと思うわ。」

 

有栖「そうですよ八幡さん、これからは八幡さんを1人にはさせません。誰かが必ず八幡さんを起こしに向かいますからね♪」

 

八幡「………はぁ、この先の朝がずっとコレ?1年前までの1人で起きる朝はどこに行ったのやら。」

 

めぐり「大丈夫だよ八君!これからは1人でなんて起こさないし、私も八君を起こしてあげるから!」

 

八幡「人の話聞いてた?別に1人が嫌だとは言ってないぞ、俺は。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カナエ「皆さ〜ん、朝ご飯が出来たわよ〜♪」

 

しのぶ「今日もしっかり食べて元気に学校とお仕事、頑張ってくださいね。」

 

カナヲ「が、頑張る。」

 

めぐり「はぁ〜い!じゃあお皿配りますね〜。」

 

雪乃「手伝います。」

 

 

………3月も終わる頃、俺は元阿保露組の屋敷……いや、比企谷邸へと引っ越して、現在は此処に住んでいる。最初の入居者はめぐりだけだったのだが、どこから聞きつけたのか、次々と入居希望者が増えて、あっという間に10人も住み着いてしまった。しかも男は俺1人だから、もう色々と気を使わなきゃいけないの連続だ。

 

めぐりの為に始めた事だが、何故こうなったのだろうと思う自分がいるのは悪くはないだろう。

 

 

カナエ「それじゃあ八幡さん、音頭をよろしく♪」

 

八幡「……あぁ。それじゃあ、いただきます。」

 

『いただきます!』

 

 

ーーー玄関ーーー

 

 

八幡「んじゃあ行くか。麗姉さんは迎え……ちょうど来たな。」

 

麗「えぇ、じゃあ皆も頑張ってね。」

 

 

そして新学期初日の登校がスタートした。行く道が途中まで全員殆ど一緒だからか、固まって歩く事になってしまっている。だから自然と俺が真ん中になってしまうのだ。

 

 

陽乃「そういえばさ、小町ちゃんはこっちに誘わなかったの?」

 

八幡「あぁ、するんだったら3年になってからの方がいいと思ってな。まぁ1年から住まわせるのも悪くはないが、いきなりは心配だろう。」

 

カナエ「それもそうね。初めてだらけの事なのに、引越しとなるとちょっと苦労を重ねちゃう事になるものね。八幡さんの気持ちも分かるわ。」

 

八幡「まぁそれを言うなら、寮住まいの奴に申しわけ無いですけどね。」

 

 

今更だが、小町も総武高校に見事合格した。本人も『お兄ちゃんと一緒にご飯食べられる〜♪』とか言ってテンションかなり上がってたな。まさかとは思うが、3年の教室に来るのか?まぁダメではないけどよ。最初は友達作りから始めたら良いと俺は思う。

 

比企谷邸の事は知らせてなくて、居なくなった事に関して何も連絡が来ないって事は、小町も俺の事情は大体理解しているんだと思う。

 

 

陽乃「それじゃあね〜!またお家で会おうね〜♪」

 

めぐり「バイバ~イ、八く〜ん、皆〜!」

 

 

ここで大学生メンバーとも別れて、残るは総武高校組とキメツ学園のカナヲと病院組の8人である。

 

 

カナエ「そういえばカナヲは好きな男の子はできたのかしら?」

 

カナヲ「……まだ、居ない。」

 

狂三「あら、そうなんですの?カナヲさんの事ですから、さぞ人気者だと思うのですが……」

 

カナヲ「……そんな、事はない、です。八幡と、居た方が、楽しい……から。」

 

しのぶ「やっぱりカナヲも八幡が良いのね。けどそうよね、この辺りに八幡よりも上の人って居ないと思うわ。」

 

八幡「あんまそういう事言うなよ。居るかもしれねぇだろ?」

 

雪乃「……例えば?」

 

 

少し冗談で言ってみるか。

 

 

八幡「………はy『それだけは絶対に無い。』お、おいおい………冗談とはいえ名前まで言わせてもらえないとは……流石だな、ある意味。」

 

 

即答だった……総武高校の奴全員が即答で言いやがった。しかも一言一句違わずに。

 

 

しのぶ「そんなに嫌な人なの?」

 

狂三「はい。何故あのような存在が私達と同じクラスなのだと思うと、本当に嫌になりますわ。」

 

夜架「狂三さんと同じ気持ちです。」

 

 

………あの仮教室の事もあったからか、2人の葉山に対する評価は0を通り越してマイナスにまでいってしまっていると言っても過言では無い。だって人の腹に短刀と銃突きつけるんだぜ、相当だろ?

 

 

カナエ「ふぅ〜ん………という事はその葉山君は、とんでもない不良さんなのね!」

 

 

カナエ………それ俺達が言える事じゃないから。

 

 

 

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