やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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ボディーガード

 

 

八幡side

 

 

……おっすお前等、比企谷八幡だ。さて、俺は今自室に居るのだが、麗姉さんとカナエによって着せ替え人形にされている。それは何故かというと、昨日の夕餉の食卓まで話が遡る。

 

 

ーーー昨日・食卓ーーー

 

 

八幡「サークルの勧誘?」

 

めぐり「うん。私は入る気は無いって言ってるんだけど、その人達がしつこくて………陽さんも居るから穏便に済んではいるんだけど……」

 

陽乃「めぐり、アンタ絶対に1人で行動するのはやめなさいよ?あの3人のサークル勧誘の人達絶対諦めてないし、譲る気も無さそうだから。もしかしたらだけど、強行手段も取るかもしれないから。」

 

カナエ「あら〜それは困ったわね……このままだとめぐりちゃんが少し危険ね〜。」

 

雪乃「けれどさっき、姉さんが居るから穏便に済んでるって言っていたけれど、問題があるんですか?」

 

めぐり「実はね、明日は陽さんと一緒に居られないんだ。講義の時間がちょうどズレちゃってて………だから陽さんとは一緒に居られないんだよね。」

 

狂三「危険ですわね、それは………」

 

しのぶ「何か策を講じないとダメね……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麗「あら、そんなの簡単じゃない。」

 

 

『え?』

 

 

麗「八幡、貴方がめぐりのボディーガードになれば良いのよ。明日は土曜日なのだから、それくらいは出来るでしょう?」

 

八幡「俺がか?けど俺は「あ、そっかぁ~!八幡君ならこの前も大学に来てるからこの生徒の人だって思われても不思議じゃないよね〜!」おい陽乃、お前もか……」

 

陽乃「だってその方が現実的じゃない?それに今行ったとしても、知らない人は大学1年生だって思うだろうし大丈夫だよきっと♪」

 

八幡「……はぁ、どうやら決定のようだな。分かった、じゃあ明日は俺がめぐりに付き添う。それでも良いか、めぐり?」

 

めぐり「うん、寧ろこっちからお願いしたいくらいだよ〜!ありがとう八君♪」

 

 

ーーー回想終了ーーー

 

 

という事があった。それで今は2人のお姉さんからコーディネートされているところだ。

 

 

カナエ「やっぱりもう少しワイルド系にした方が良いでしょうか?」

 

麗「それだと八幡に近付く女性が増えてしまうかもしれないわ。」

 

八幡「何でも良いけど、早くして来んない?決められないんだったら俺が決めるぞ?」

 

 

ずっとこの調子でどの服装で行くか悩み続けているのだ。まだ時間の余裕があるから良いのだが、下でめぐりが待ってるってのに………

 

 

カ・麗「待って!もう少しだから!!」

 

八幡「その調子でもうかれこれ10分くらい続いてるんですけど?」

 

 

結局この前と同じ服装で行く事になって、無駄に時間をとらせてしまった事をめぐりに詫びた後、屋敷を出た。

 

 

ーーー大学ーーー

 

 

八幡「2ヶ月ぶりだな、この光景も。」

 

めぐり「ごめんね八君、お休みなのにこんな事に付き合わせちゃって………」

 

八幡「気にすんな。俺の女が誰かに取られそうになってんだ、助けるに決まってんだろ。」

 

めぐり「……えへへ〜///」

 

八幡「ほら行くぞ。最初の講義は何処だ?」

 

めぐり「う、うん!こっち♪」テヒッパリ

 

 

めぐり(思わぬ偶然で八君と大学デート♪八君にそんなつもりは無いと思うけど、気持ちの問題だよね?)

 

 

めぐりの奴、楽しそうだな……余程この大学が気に入ってるんだろう。まぁ良からぬ輩も居るだろうが、それを抜いてもこの大学の雰囲気は良い。そういやこの前来た時は講義をする部屋は覗けなかったからちょうど良い機会だ、一緒に入ればバレる事は無いだろう。

 

 

ーーー講義室ーーー

 

 

八幡「……広いな。」

 

めぐり「うん、私も来た時は凄いなぁ〜って思った!あっ!八君、あの人………」

 

八幡「………あれが勧誘してくる奴その1か?」

 

めぐり「うん、私とは学年が違うからこの中には入ってこないと思うけど、きっと講義が終わったら私の所に来ると思うんだ。」

 

八幡「そうか……分かった、その時は何とかしよう。けどよ、何で俺達の周りってこんなに人が少ないんだ?周りには人が居るのに。」

 

めぐり「(そんなの八君がカッコ良いからに決まってるよ!!もうっ、どうして他の人にまで目移りしちゃうような事をしちゃうのかな、八君はもうっ!!)し、知らない!」

 

 

?何だ、めぐりの奴……顔を逸らしやがって。

 

 

ーーー講義終了ーーー

 

 

めぐり「1つ目の講義終わった〜!八君、次の講義は1時間後だから何か食べに行こっ?」

 

八幡「おう、分かった。あっ、そういや此処の学食の炒飯俺しか半分以下しか食べてないから、味そんなに覚えてねぇから学食行かないか?」

 

めぐり「何があったのか少し気になるけど、じゃあ学食に行こっか♪」

 

 

そして俺達も生徒の流れに従うように教室を出た………のだが、横からチャラい茶髪の男が現れた。

 

 

「城廻さん、ウチのサークルに入って欲しいんだ。お願いだから入ってよ〜。」

 

めぐり「えっと……何回も言ってますけど、私何処のサークルにも入る気は無いんです。」

 

「けどさ、それだと大学生活寂しくなるよ?だから「人の大学生活を勝手に寂しくするの、やめてくれませんかね?」……うん?」

 

八幡「めぐりがそう決めたんですから、それで良いと思いますけど?何日か前から見てましたけど、先輩少しっていうか、かなりしつこ過ぎませんか?」

 

 

めぐり(は、八君………お願いします!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「だから言われるんですよ?『騒ぐだけしか能が無いお調子者』だって。」

 

 

めぐり(は、八君〜〜〜〜〜っ!!!!?)

 

 

 




最後の八幡の一言、皆さんなら分かりますよね?
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