やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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一に妻、二に弟、三に俺

 

 

天元side

 

 

「ぐわあぁぁぁ!!」

 

「や、やめぐふっ!!?」

 

「ごほぁっ!!?」

 

 

クソがっ……倒しても倒してもキリが無ぇ。奴等増援を呼んでやがるな。後ろでは雛鶴達も応戦してるが、どこまで持ち堪えられるか分からねぇ。ったく、観光しに来たってのに何だってこんな目に遭ってんだ!?チキショウ、派手にイラつくぜっ!!

 

 

須磨「嫌あぁぁぁぁ!!あぁもう何人居るんですかぁ〜!!?これもう同じ人が何人も居るんじゃないんですかぁ〜!!?黒スーツにサングラスが何人も出てきますよ〜!!」

 

まきを「うっさいよ!!今はとにかく目の前の敵に集中しな!!天元様の後ろは絶対にあたし等が守るんだよ!!」

 

雛鶴「私達だって日頃の鍛錬は怠っていないんだから、少しは天元様のお役に立てるんだから!!アンタ達、気張るよ!!」

 

 

へっ、頼もしい嫁達だぜ!!だが終わりが一向に見えねぇぜこりゃ……コイツ等の目的は何だ?何故俺達にここまでする必要がある?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こりゃ(八幡)に知らせた方が良いな。

 

 

天元「お前等、上に跳べ!」

 

3人「はいっ!!」

 

天元「音の呼吸・参の型、打響雷鳴(だきょうらいめい)!!」

 

雛鶴「っ!アンタ達、耳を塞ぐよ!」

 

ま・須「おう!(は、はいぃぃ!!)」

 

 

ザクッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キイイイイイィィィィン!!!!!

 

 

天元が2振りの刀を重なるように地面に突き刺した後、刀を思い切り殴った。すると刀から発したとんでもない音の金属音が周りを襲った。

 

 

「がああぁぁ!!な、何だ!?」

 

「み、耳がぁ!!い、意識も遠く………」

 

 

よし、これで一先ず牽制は出来たな。よし……

 

 

天元「お前等、集まれ!」

 

 

流石は俺の嫁達だ、すぐに来やがるぜ。

 

 

天元「いいかお前等、お前達はすぐに千葉に戻ってこの事を弟に知らせろ。俺はお前達が逃げられるように時間を稼ぐ。いいな?」

 

雛鶴「そ、そんなっ!?どうして天元様がお残りに!?それは私達がやります!天元様が八幡君の所に「何アホな事言ってんだ!」っ!?」

 

天元「いいか、俺は派手にハッキリと命の順序を決めている。まずはお前達3人、次に弟の八幡、そして俺だ。お前達の次に俺と言いたいところだが、可愛い弟が出来ちまったからな。つまりだ、俺はお前達が1番大事だって事だ。そして今は窮地だ、自分の命の事だけを考えろ。道なら俺が作ってやる。だからこの事を弟に知らせろ!そうすれば俺はド派手に助かるっ!!」

 

まきを「天元様………」

 

須磨「で、ですが………」

 

天元「俺はよぉ、自分が可愛いからって理由で自分の嫁を残して行ったりするような派手に汚ねぇ野郎にはなりたくねぇんだよ。その判断で取り返しのつかない事になったら、俺はお前達に顔向けが出来ねぇ。だから行けっ!!八幡に伝えろ!!富山のヤクザについて!!ド派手に走りやがれ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雛鶴「行くよ、アンタ達……天元様の想いを無駄にしたら、笑い者にされるよ!」

 

まきを「………天元様、必ず伝えます!」

 

須磨「必ず……必ず無事でいてくださいね!!死んじゃってたら私もう神様なんて信じませんし、お祈りもしません!!会いに逝きますから!!」

 

天元「俺がお前等を置いて死んでいくような地味な男に見えるか?俺様を信じろ!!行けっ!!!」

 

雛・ま・須「はいっ!!!」

 

 

ようし、行ったな………

 

 

「おい、女が逃げたぞ!追えっ!!」

 

天元「おいおい、女ばっかで俺をほったらかしか?俺とも遊んでくれよ。俺の嫁の尻ばっか追っかけやがって………身の程を知らねぇ地味野郎共がっ!!テメェの相手は俺1人で充分だ!!」

 

「うるせぇ!!テメェ1人に何が出来る!!?」

 

天元「あぁ?じゃあ今まで4人にてこずってるテメェ等は一体何が出来んだ?あぁ?」

 

『っ!!?』ゾクッ

 

天元「グチグチ喚いてる暇があったら………さっさとかかって来いよ、この三下共がぁっ!!!」

 

 

ドガガガガガアアァァン!!!!!

 

 

須磨……まきを……雛鶴………頼んだぜ!!

 

 

天元sideout

 

雛鶴side

 

 

ーーー電車ーーー

 

 

追っ手が来ない………流石は天元様。けど、この先も何があるか分からない。もしかしたら乗り込んでるかもしれないし、この電車を襲ってくるかもしれない。私だけでも準備しておかないと!

 

雛鶴「まきを、この事をカナエ様に連絡して。八幡君に直接掛けたいけど、番号知らないでしょ?ならカナエ様の方が知らせやすいわ。須磨、一応辺りを警戒しておいて。もしかしたら乗り込んでる可能性もあるから。」

 

まきを「分かった!じゃああたしは此処で掛けてるから、何があったら言いなよ!」

 

雛鶴「えぇ、分かったわ。良いわね須磨。」

 

須磨「は、はい!」

 

 

周りには一般の人しか居ないと思うけど、乗り込んでいたとしたらマズいわ……逃げ場が無い上に一般人まで巻き込んでしまうわ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「失礼、先程『八幡』という名前が聞こえたのだが、それは比企谷八幡の事か?」

 

雛鶴「っ!!!?(も、もうバレた!?まさかコイツ………追手!!?)」

 

須磨「だ、だったら何なんですか〜!!聞いても何も答えませんからね!!何にも知らないですからね!!ちんぷんかんぷんですからね!!」

 

雛鶴「ちょっ、須磨!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

灯夜「……何があったかは知らないが、私は敵ではない。私は神戸連合本部長をしている、直参赤桜会会長の司馬灯夜という者だ。」

 

 

 

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