やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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富山に向かう東西

 

 

八幡side

 

 

天元『俺のところはそんなもんだ。今はソイツと飯食いながら束の間の休息を取ってる。』

 

八幡「そうか……少し安心した。それと天元、そっちに向かう予定なのはさっき話したが、かなり遅れそうだ。今が2時だから7時か8時くらいに着く。それまで何とか持ち堪えられそうか?」

 

天元『そのくらい余裕!っと言いたいところだが、流石にキツいな。何とかならねぇのか?』

 

八幡「一応俺の親父が盃交わした地方の組に援軍要請をかけた。だから1番近くて最低でも2時間はかかる。言っておくが、その組が着いたとしても、勝算は無いからな?」

 

天元『分かってるよ、2時間だけでもありがてぇ話だ。さて、俺もそろそろ戻るから切るぜ。飯も食いたいしな。』

 

八幡「あぁ、俺が着くまで死ぬなよ?」

 

天元『ハッ!弟を置いて死ぬかよ。』

 

 

………取り敢えず無事のようだ。その妓夫太郎って奴が気になるが、今は目先の事だ。北陸との戦争は間違い無く避けられない。激しい殺し合いになるだろう。親父も今回の件で北陸豪汪会を潰すとか言ってたし、少し厄介な組織なんだろうな。

 

 

ガチャッ

 

 

涼「八幡、準備は出来てるか?」

 

白石「お前の実力を見るには良い機会だ、しっかりと見せてもらうぜ。」

 

闇烏「既に斥候は向かわせている。何かがあれば私に知らせてくれる手筈になっている。我々も向かおうぞ。」

 

 

………どうやら親父達はいつでも行けるらしい。まぁ、俺もそうだけどな。

 

 

八幡「俺も大丈夫です。今すぐにでも立てます。」

 

涼「よし……ならお前の組の連中も車乗せな!とっとと富山に行って、小うるせぇ蠅共叩き潰すぜ。」

 

八幡「……おう!」

 

 

待ってろよ天元、今向かってるからよ!

 

 

八幡sideout

 

工藤side

 

 

工藤「おうお前等、さっきの通達通りや!北陸豪汪会とかいう奴等が俺等と千葉に喧嘩売りよった!せやから俺等も千葉の加勢に行くで!!それと、東と西の大組織に手を出した事、後悔させたれやっ!!!!」

 

『オオオオオオオオォォォォォォォォォ!!!』

 

工藤「おっしゃ行くで〜!!お前等乗り込めや!!先頭、皆乗ったの確認したら出発や〜!!!」

 

 

久々やで、こんな心躍るんは……八幡、お前と一緒に戦うんはこれが初めてやな?俺も派手に暴れさせてもらうで?なんせ久々の喧嘩やからなぁ?

 

 

工藤「………おう司馬、これで良かったんか?」

 

灯夜『……あぁ、問題無い。千葉仁堂会の会長も喜んでおいでだ。私もそちらに向かったほうがいいか?戦力は多い方が良いだろう?』

 

工藤「いや、司馬はそこに残っとれや。まぁ関西に戻っててもえぇけど。にしてもアレやな、お前ン所の娘も千葉に連れて行きたかったんとちゃう?」

 

灯夜『……あぁ、学校が休みでなければとどれだけ思ったか。だが致し方あるまい。』

 

工藤「ホンマ、超が付く程の親バカやな、お前。」

 

 

それが悪いとは言わんけど、娘に引かれたらどないするん?仕事にならん程落ち込んでたら、俺でも流石に困るで?

 

 

工藤sideout

 

妓夫太郎side

 

 

妓夫太郎「……美味ぇ。」

 

 

美味ぇ……美味ぇ美味ぇ美味ぇ!久々に食ったぜ、こんなに美味ぇ飯は。最近だと虫か木の実、山菜くらいだったからなぁ………調理されたもんがこんなに美味ぇって久々に感じたぜ。

 

 

妓夫太郎「へっ、奴には感謝しねぇとな。それに、梅にもこんな料理を食わして………いや、梅ならもう大丈夫か。俺と違ってアイツは美人だ。俺でなくとも、こういうのは食わしてもらってんだろ。」

 

 

まぁ、今はこの飯を楽しむか。まともな飯なんていつ振りだろうなぁ………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バァン!!

 

 

店員「キャア!!?」

 

「探せぇ!!!くまな……おいおい、早速居やがったぜ!汚ぇ服に汚ぇ顔、奴で間違いねぇだろう!おいお前、仲間呼んで来い!」

 

「へ、へい!!」

 

「よぉ……お前さんだよな?俺等の仲間の組を全滅にしてくれたのはよぉ?そのせいでな、ウチの親父がメッチャ怒ってんだわ。というわけで、ぶっ殺されてくんねぇ?」

 

妓夫太郎「………」モグモグ

 

 

コイツも美味ぇ………

 

 

「……おい聞いてんのかテメェ?お前に話しかけてんだよ!!何とか言いやがれっ!!!」

 

妓夫太郎「……ちったぁ待てねぇのか?見て分かんねぇのか?今食事中だぁ。」

 

「あぁ?食事中だ?随分と余裕じゃねぇか………まぁいい、ゆっくり味わいな。それがお前の最後の晩餐なんだからよぉ………」

 

「まぁ、もうすぐ食い終わりそうですけどね!食ったと同時に首切り落としてもいいっすよね?」

 

「へへっ、おいおいそれは俺にやらせろよ……こんな害虫、いや、害人を1人殺したところで悲しむ奴なんて居ねぇだろ?」

 

妓夫太郎「………んぐっ、ふぅ……食った。食べたもんは片付けねぇとな。」

 

 

場所分かんねぇ……あの姉ちゃんの所でいいか。

 

 

妓夫太郎「……御馳走さん、美味かった。」

 

店員「あ、ありがとうございます………」

 

妓夫太郎「それとついでだぁ……この店から奴等追い出した方がいいかぁ?」

 

店員「………」コクコクッ!

 

 

よぉし……決定だぁ。

 

 

妓夫太郎「分かったぁ……少し汚すぜぇ。」

 

「あ、戻ってきたな!遅ぇんだよ、このブサ」

 

 

ズパパパパパパッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「ぎゃああああああああっ!!!!」」」」

 

妓夫太郎「良い飯食わしてもらったからなぁ……しっかりその分は働かねぇとな。」

 

天元「おいおい、仲間呼びに行った奴を捕まえて戻ってきてみりゃあ随分と派手にやったなぁおい。生きてんのか?」

 

妓夫太郎「生きてはいるぜ。ただもう自力では立てねぇし手も動かせねぇよ。手足切ったからなぁ……あぁ、そうだぁ。床汚して悪かったなぁ。後で掃除する。」

 

店員「い、いえ………」

 

天元「………そういや俺の飯は?」

 

妓夫太郎「………来るの遅ぇから食った。」

 

天元「俺の飯まで食ったのかよ……まぁいい、もう1品作れるか?」

 

店員「は、はい!!」

 

 

 

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