やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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戦争、開幕!

 

 

涼side

 

 

工藤「比企谷はん、ウチ等の準備は抜かりないで。そっちの方はどうや?」

 

涼「問題無い、俺達もいつでも突撃出来る。後は警察の狙撃部隊が北陸の連中を出来るだけ片付けてくれるかだな。」

 

工藤「あぁ、にしてもええんか?アンタの1人息子に先陣切らせるような真似して?殺されに行かせるようなもんやで?」

 

涼「普通ならそうだろうな。けどアイツなら、八幡なら大丈夫だ。何せ、俺の息子だからな。銃や刃物を突きつけられたくらいで諦めたり、命乞いをするような柔な精神は持っちゃいねぇ。そんな事も教えた覚えは無ぇしな。」

 

工藤「何や、エラい厳しいやないか。」

 

涼「こうでもしねぇとこの世界じゃ生きていけねぇよ。けど少し間違えちまった部分もあるかもな。」

 

工藤「あん?そりゃどういう事や?」

 

涼「3年前くらいに、1度俺は千葉を離れていてな。その留守を八幡に任せてたんだけどよ。ものの見事にシノギの上納金を上げてたり、組員の連中の意識改革までしてやがった。1番応えたのは、組員の連中が八幡の事を『親父』って呼んでた事だな。改革は良いんだけどよ、自分の事を『親父』って呼ばせる程までさせるか?」

 

工藤「くっ、はははははは!!そらおもろいなぁ!!何やアイツ、比企谷はんの組を乗っ取る気やったんかな?そこまでするとは思わんかったわ!」

 

 

俺もそうだ、しかも俺なんて呼ばれたと思う?『先代』だぞ?勝手に引退されてんの。俺はただ地方の連中と盃交わしに行ってただけなのに!

 

 

涼「けどまぁ、あの年で直系まで登り詰めたんだ。そろそろ俺の組の若頭から外さねぇとな……はぁ、遂にアイツも独立かぁ。八幡もそのつもりで動いてたし、仕方ねぇよなぁ………シノギ減っちまう。」

 

工藤「まぁ、そろそろ話は切り上げようや。そろそろ俺等も部下達を鼓舞せんと。まぁ、アンタんところはその必要は無いと思うけどな。」

 

涼「八幡が居るからな。俺の居る意味、だんだん無くなってきてね?」

 

工藤「神輿は必要やろ?なら比企谷はんはドッシリ構えとったらええやん。」

 

 

………八幡、お前に比企谷組を預けた方が良かったか?そう思えて仕方ねぇよ。

 

 

涼sideout

 

八幡side

 

 

準備も装備も万端、後は警察が奴等を撹乱してくれればそれで良い。北陸の奴等がバカでなかったら、この作戦には引っかからないだろう。

 

 

白石「はんっ、まさかお前に先頭を譲る事になるなんてな。まぁ親父の命令だから仕方ねぇけどよ。まぁ、贔屓してるわけじゃねぇからまだマシか。」

 

八幡「叔父貴、俺だって代われるんだったら代わりたいですよ。俺が先頭なんて………」

 

白石「まぁこの中ではお前が適任だろう。若頭の息子で直系も抱えてる。それにこの1年でかなりの実績も出してる。そんな奴に従わないわけにはいかねぇだろうよ。」

 

「せやで比企谷。ウチのカシラもお前には一目置いてんだ、それにあのカシラが『今日は比企谷八幡に手を貸してやれ。』って頭下げたんや。だからワシ等神戸連合も今だけはお前の部下や。ワシ等がお前に命預ける意味、ちゃんと覚えときや。」

 

白石「………ったく、空席になってる若頭補佐はコイツに決定かねぇ?俺はただの後見人だし。」

 

 

叔父貴、それ言うのやめてくださいよ……俺は若頭補佐なんてやりたくねぇんですよ。だって親父の補佐だろ?俺絶対やりたくねぇよ。もしなってもみろ、いらん仕事回されんのが見えてる。

 

 

八幡「まぁいいか。スゥ〜……フゥ〜……」

 

白石「?」

 

「何や?どないした?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「………いや、別に?こっからは戦争だ。オメェ等の命預かってんだ。俺も覚悟決めねぇとって思っただけだ。」

 

 

『っ!?』

 

 

白石(コイツ、一気に雰囲気が変わった!何だこの身体中を刺すような殺気は………こんなのあん時のカシラ以来だ!まさかコイツも?)

 

(……ははは、カシラ。アンタがこのガキに従えって言った理由、少し分かった気がしますわ。こんな圧倒的なオーラはウチの連中じゃあ出せない。しかもこの若さでこれだけの………千葉の会長といい、その若頭といい、比企谷っつうのはホント何者なんでしょうかね?)

 

 

八幡「……不死川、お前は突入したらすぐに敵の殲滅に当たれ。その方が得意だろ?」

 

不死川「おォ、よく分かってるじゃねぇかァ……了解だせ総代。」

 

八幡「天元「お前も行けそうか?」

 

天元「舐めてもらっちゃ困るぜ八幡、たかが100人で満足するような俺じゃねぇぜ!もっとド派手にやってやるよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドォーン!

ドォーン!

ドォーン!

 

 

銃声だ、多分警察の連中だろう。

 

 

『こちら狙撃部隊、敵の狙撃に成功。引き続き屋内の外で監視をしている敵を狙撃する。突入は任せた、どうぞ。』

 

涼『こっちは千葉と神戸のヘッド、そっちは頼んだぜ。八幡、もう分かってるとは思うが………思う存分暴れてこい。』

 

八幡「了解。」

 

 

………よぉし、それじゃあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「行くぞテメェ等アアアアアアアアァァァァァァァァ!!!!!

 

ウオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォ!!!!!

 

 

 

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