やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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胡蝶カナエとの1日

 

 

八幡side

 

 

何だか久しぶりに何も無い休日を過ごす気がする。ここ最近はずっと忙しい日々が続いていたから、ずっと事務所にこもってデスクワークだったり、見回りをずっとやってたから、休みの日に羽を伸ばせるのは最高だな。いや、学生はこれが当たり前なんだろうけどさ。けど、何故だ?何故に………

 

 

八幡「何故にこうなった?」

 

カナエ「良いじゃな〜い♪今日は私もお休みの日なんだから、八幡さんと一緒に遊びたいのよ〜♪」

 

八幡「カナエさんって遊ぶんですか?それに俺、休日の過ごし方といっても、読書とか街歩きくらいしかしませんよ?」

 

カナエ「そうなの?じゃあ私と一緒にお出掛けしましょう?八幡さんに色々聞きたい事もあるから。」

 

八幡「答えられる範囲ですよね、それ?」

 

カナエ「そのつもりよ。さぁ、時は有限よ!八幡さんとのデートは早ければ早い程有意義なんだから、すぐに行きましょう〜♪」

 

八幡「わ、分かりました。」

 

 

ーーー数分後ーーー

 

 

商店街がある所まで一緒に来たが、カナエさんはやっぱり俺に抱き着いてくる。抵抗があるわけではないが、カナエさんのこういうオープンな所は少し直した方が良いとは思っている。他を見た事無いから分からんけどな。そして毎回思う事………やっぱりすげぇ良い匂いだ。

 

 

「ようっ、比企谷の坊主!今日はべっぴんさん連れてデートかい!?頑張れよっ!」

 

「あら、八幡ちゃんも隅に置けないねぇ〜!こんな綺麗な人とお出掛けなんてね〜!」

 

「かぁー!俺も1度でいいからお姉ちゃんみたいな人とデートしてみたいもんだぜ!」

 

 

………親父のシノギ関係や俺がよく買い物をする時に利用しているから、自然と話しかけられるんだが、そんなんじゃないから。

 

 

カナエ「あらあら〜、八幡さんは此処の方々にとても慕われているのね。良い事だわ。」

 

八幡「俺の力はまだ微々たる物ですよ。殆どが親父の、比企谷組あっての信頼です。俺ももっと今の組をデカくしないと行けませんからね。親父に貰ったシマを親父よりも良くしていきながら。」

 

カナエ「うふふ、八幡さんは本当に立派ね〜。私は三次団体を作る気は無いけど、もし作るとしたらやっぱりしのぶに任せる事になるんでしょうね〜。」

 

八幡「アイツも俺と同じで時期組長候補ですからね。今から学んでおいても損はありませんよ。」

 

 

俺も2年前は親父が居ない間、親父に半ば無理矢理に組を任せられたし。まぁそのおかげもあってなんと無くだが、運営の仕方は身に付いたしな。まぁ2年もやっていれば当然か。

 

 

カナエ「そうよね〜。実際しのぶにやって貰っているのはシノギと部下の子達の面倒とか、簡単な書類整理とかそれくらいだから、もっと色々やらせた方がいいのかしら?」

 

八幡「そこはカナエさんの判断ですね。まぁカナエさんもまだまだ現役で続けられるでしょうし、もしかしたらしのぶが三次団体を作って直系に上がるかもしれませんからね。そこは分かりませんよ。」

 

カナエ「大丈夫!しのぶには組を作らせないから!もし作るって言ってきたら、私が組長を引退してしのぶにあげる〜って言うから!」

 

八幡「ヤッバ………」

 

 

ーーー大型店舗(ららぽ)ーーー

 

 

カナエ「八幡さん、選んでくれません?」

 

八幡「いや無理です不可能です勘弁してください中にも入れません。」

 

カナエ「いいじゃな〜い♪私、八幡さんの好みを知りたいわ〜。」

 

八幡「知ってどうするんですかっ!?」

 

 

俺とカナエさんは大型ショッピングモールに来て、買い物をしようとしているのだが、1店舗目から男の俺には無縁な所に来てしまったのだ。いや、カナエさんに連れられたんだけどさ。だって男の俺がランジェリーショップに来てどうすんの?

 

 

カナエ「うふふふっ♪八幡さん、好みを教えてくれないかしら?その色を基準に試着するから。」

 

八幡「い、いや……そんな事言われても………」

 

カナエ「良いのよ〜。イメージカラーでも今の服装の色でも、何でも良いから♪」

 

 

八方塞がりだ………

 

 

八幡「じ、じゃあ……ラベンダーと薄い緑で。」

 

カナエ「分かったわ。じゃあ試着してくるから、少しの間待っててちょうだいね。それにしても八幡さんは中々肉食なんですね。」

 

八幡「な、なんでてす?」

 

カナエ「だって色を2色選ぶんだもの〜。私の下着姿を2回も見たいって事なんでしょ〜?」

 

八幡「っ!?い、いや!別にそんなつもりは全く「良いのよ良いのよ〜照れなくても〜♪うふふふ♪」………いらぬ誤解をさせてしまった。」

 

 

………今のは正直、下着に囲まれている店にいるよりも恥ずかしい一言だった。

 

 

ーーー数分後ーーー

 

 

カナエ『八幡さ〜ん、居るかしら〜?』

 

八幡「……はい。」

 

カナエ『あら?目の前に居るのね?』

 

八幡「動いたら変態扱いされそうなので。ていうよりも店に出ようにもカナエさんの声が聞こえなくなるから、此処に居るしかないじゃないですか。」

 

 

カナエ(なら好都合、かしら?)

 

 

カナエ『じゃあ八幡さん、中に入って〜♪』

 

八幡「え?ちょっ!?」

 

 

俺はカナエさんに手を引っ張られて試着室の中に入ってしまった。そこには少しだけ薄い紫の下着を付けているカナエさんが居た。

 

 

八幡「………」

 

カナエ「………///」

 

八幡「………」

 

カナエ「八幡さん、流石に感想を言ってくれないかしら?このままはやっぱり恥ずかしいわ///」

 

八幡「っ!?す、すみません!!え、えっと………凄く綺麗、です。」

 

カナエ「そう?嬉しいわ、ありがとう。もう1着あるから、そっちも八幡さんに見てもらってから決めるわね。」

 

八幡「は、はい………」

 

 

俺、人生でこんなに恥ずかしい思いしたのは初めてかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カナエ「綺麗……うふふ♪八幡さんったらあんなに顔を赤くして……可愛かったわ〜♪でも、やっぱり下着姿は恥ずかしいわね///」

 

 

 





八幡頼む。お小遣いあげるからそこ代わってくれ。
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