やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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甘え ③

 

 

八幡side

 

 

八幡「ご馳走さん。やっぱ久々に食べるこの家の飯は最高だな。店に行って食べる料理とは違って、心があったまるのを感じる。」

 

狂三「痛み入りますわ。八幡さん、そろそろ私と夜架さんにも接吻を頂けません事?他の皆さんはちゃんとしてもらっているのに、私達だけしていないというのは不公平ではありませんの?」

 

夜架「旦那様、私も狂三さんに同意見です。」

 

八幡「分かったよ。じゃあお前等、隣に来い。」

 

夜架「では失礼します、ふふふっ♪」

 

狂三「それでは八幡さん、お願いできますか?」

 

八幡「あぁ、けど1回だけだからな。2回とかはやらないからな?」

 

狂三「ではキスを失敗してしまった場合は?」

 

 

キスの失敗って何?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

狂三「はぁ♡流石は八幡さんです、キスのテクニックがこれ程とは思いませんでしたわ………何回もしてしまいたくなってしまいそうですわ。」

 

夜架「旦那様………っ!す、すみません、気が抜けてしまいました。こんなに良いとは思っていませんでしたので。このキス、今後何回でもしてもらいたいくらいです。」

 

八幡「放心中のところ済まないが、俺は風呂に入ってくる。お前達の事だから分かってはいるが、過激な事はしないでくれよ?」

 

陽乃「え〜過激ってどんな事かなぁ?陽乃ちょっと分かんないかも〜。」

 

有栖「過激な内容が気になりますね、ふふふっ……八幡さん、その内容を教えていただく事は出来ますか?参考にさせてもらいますから。」ニヤニヤ

 

八幡「ほう、そうか分からんか……なら今日は銭湯にでも「冗談冗談!分かってるよ〜やだなぁ八幡君ってば〜!」………最初からそう言え。」

 

有栖「お背中、お流しいたします。なのでそれだけはどうかご容赦をっ……!」

 

カナエ「八幡さん、お願いだから私達を置いて行かないでっ!皆八幡さんと一緒に居たいんだから!」

 

八幡「銭湯行くだけだってのに、何でそんなに止めるかね?普通逆じゃね?普通は混浴したがらない方なんじゃねぇの?」

 

 

いや、まぁコイツ等に普通の解答を求めても無駄なんだろうけどよ。それにこの屋敷の風呂、かなりデカい。にも関わらずこれまでの風呂では、俺から離れて入ろうとはしないのだ。俺がこっちへ行くと皆それについてくるように行動をする。別は命令してないぞ?してなくてこれだからな?逆にこの家で1番不自由なのは、家主の俺なのかもしれない。

 

 

ーーー風呂場ーーー

 

 

八幡「……やっぱ待ち伏せてるよな。」

 

麗「当然よ、皆八幡の帰りを待っていたんだもの。一緒に過ごす時間は長ければ長い程良いわ。」

 

しのぶ「麗さんの言う通りよ八幡、私達だって寂しかったんだから相手して貰わないと困るわ。」

 

八幡「ったく、わがままな嫁さん達だな。じゃあいつもみたいに身体を洗うのも手伝ってくれるのか?」

 

雪乃「勿論よ、八幡君。貴方がやれと言えば、私はそれに従うわ。私は極道ではないけれど、未来の夫に従順に従う妻というのも悪くないでしょう?」

 

有栖「中々面白い発想ですね、雪乃さん。その方が八幡さんも反応が良いのでしょうか?」

 

八幡「さぁ、どうだろうな?そんじゃあ1番被害の少なそうな雪乃、普通に身体を洗ってくれないか?他は風呂にでも浸かってろ。」

 

雪乃「分かったわ。」

 

 

……けどアレだよな、もう手遅れだが皆この雰囲気に慣れてしまっている。裸で俺の目の前に居ようと平然としているのは、もう手遅れだよな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「あぁ〜‥…染みるねぇ。」

 

陽乃「年寄りくさいなぁ八幡君。そんな事言ってると、本当にお爺ちゃんになるよ?」

 

八幡「そいつは勘弁だな……けど風呂くらい良いじゃねぇか、リラックス出来る空間では気の抜けた事を言ってもよ。」

 

カナエ「八幡さん、明日からは組に戻るの?それとも少しの間療養するのかしら?」

 

八幡「あぁ、そういや言ってなかったな。八十神会は明日から3日間、全員休みを取る事にした。1週間働かせっぱなしだったからな、その詫びだ。だから土日月は何をしてもらっても構わねぇよ。と言いつつ俺も休みたいって個人的な意見もあるけどな。」

 

しのぶ「それって要するに結局アンタが1番休みたいんじゃないの?」

 

めぐり「寧ろそういう風にしか聞こえなくなっちゃうよね、今の言葉を聞いちゃうと。けど八君は皆の事も考えての決断なんだよね?」

 

八幡「当然だ。組を束ねる奴が自分勝手だと人は集まらねぇし束らんねぇよ。お前達のような奴が居て、初めて俺は担がれるんだ。人がついて来なけりゃ、組長なんてただの飾りでしかねぇよ。」

 

狂三「ですが、担がれる筈の方は随分とよく動かれますので、私達も置いていかれないようにするのがやっとですわ。」

 

夜架「そうですね。少なくともこの組の総代はお飾りでは無いと、私は感じていますよ。」

 

八幡「そいつは嬉しいね。流石は俺の右腕と護衛だ、日頃から俺と一緒に居るだけの事はある。まぁそれを言うなら、ウチの顧問と相談役、若頭補佐も負けてないけどな。」

 

有栖「ふふふっ、ちゃんと見ていますから。」

 

カナエ「うふふふっ♪八幡さんが他の人とは一味も二味も違うのは私がよぉく知ってるもの〜♪」

 

しのぶ「危なっかしいけど、それが私達の総代だものね。」

 

 

俺には勿体無いくらいだ、この女達はよ。

 

 

 

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