やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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関西デート ①

 

 

未織side

 

 

♪〜今日は八幡ちゃんとのデートの日や〜。正月から4日前まで八幡ちゃんとは全く会えとらんかったから、今日を入れた4日間は思いっきり攻めさせてもらうで。狂三ちゃんや夜架ちゃん、他の皆にも負けてられへんしな。

 

 

八幡「よぉ、待ったか?」

 

未織「あら八幡ちゃん、おはよぉ〜♪全然待っとらんから気にせんでええよ。それにしても八幡ちゃんの私服って案外オシャレなんやね。気にしたりしてるん?」

 

八幡「いや別に。お前こそ、いつも着物なんだな。洋服姿は1度も見た事無いな。」

 

未織「ウチは和服が好きやから。それにあのヒラヒラがどうにも好きになれへんのや……せやからウチはいつも和服着込んどるわけ。それにその方が極妻っぽいやろ?」

 

八幡「気が早ぇわ。それよりも早く行こうぜ。」

 

未織「ふふっ、ウチとのデートが楽しみ過ぎるんやね?ほんなら行こかっ♪」

 

 

八幡ちゃんとのデート、ほんま楽しみやわ〜。八幡ちゃんとのデートなんて去年の修学旅行以来や、色々せなあかんね。それはもう色々、ね?

 

 

未織「あっ、そうそう八幡ちゃん。腕に抱き着きながらデートしてもえぇ?」

 

八幡「……何故だ?」

 

未織「だって八幡ちゃんの腕、逞しくて抱き心地良えんやも〜ん♪八幡ちゃんだってウチのおっぱい触りたいやろ〜?許してくれるんやったら合法的におっぱい触れるんやで〜?」

 

八幡「別に胸を触りたいわけではないが、お前には通じないだろうから好きにしろ。」

 

未織「八幡ちゃんはホンマ優しいなぁ〜。じゃあ失礼して………」ダキッ

 

 

あぁ〜久々やわぁ〜八幡ちゃんの腕♪ホンマ抱き心地良えなぁ〜。良え感じにウチのおっぱいにフィットするんよね〜。それに高さもちょうど良えし、この鍛え上げられた腕に今は抱き着いとるけど、逆に抱き締められたら………アカン、そんな事されたらウチ絶対に八幡ちゃんに発情してしまうわ♡

 

 

未織「八幡ちゃん、やっぱ抱き心地良えね♪」

 

八幡「そんなに良いもんか?」

 

未織「無駄な肉とかついてへんもん!どうせ毎日鍛えとるんやろ?」

 

八幡「まぁトレーニングをしてるのは事実だ。金勘定だけの極道にはなりたくねぇからな。腕っ節も強くないとって思ってるだけだ。」

 

未織「男らしいな〜八幡ちゃんは♪」

 

八幡「そいつはどうも。」

 

未織「お世辞やないからね?本心やから。」

 

 

八幡ちゃんってば反応薄いなぁ〜……やっぱ千葉におる皆のアプローチが凄いんやろか?けど負けてられへん、ウチはウチで八幡ちゃんをしっかり射止めんと!

 

 

ーーー北野異人館街ーーー

 

 

八幡「ほう……大分雰囲気が変わったな。」

 

未織「此処は北野異人館街いうんや。兵庫県神戸市はいち早く異国の文化を取り入れた所でもあってな、この神戸に住んどった異国の人はこの住宅街で海を見ながら故郷の事を想いを馳せとったらしいわ。だからこの辺りには街並みの雰囲気もそうやけど、お金持ちの人しか住んでないんよ。せやから本当に此処に来る人は観光かこの辺りに住んでる人だけやね。」

 

八幡「異国の文化ねぇ………ちょうど、今の俺とお前みたいなもんか?」

 

未織「え?……あぁ、せやね。格好からいうとウチが日本人で八幡ちゃんが異国人って感じやね。良家のお嬢様と外国の軍人ってとこやろね。」

 

八幡「良家のお嬢様にしては気品さが足りない気がするのは俺の気のせいか?」

 

未織「失礼やね、八幡ちゃんは。ウチの何処が気品無いって言うんや?」

 

八幡「いきなり人に抱き着いてくるような奴が気品あるとでも?」

 

未織「ええやん感動の再会なんやから!ウチかて八幡ちゃんとお付き合いしてるんやで!?せやのに1人だけ遠距離恋愛みたいになっとるんやで!少しは甘えさせてぇな!」

 

八幡「………分かったよ、じゃあこんな感じか?」

 

未織「え?」

 

 

八幡ちゃんは急にウチの頭を撫でて来た。特に何という事も無い、ただ撫でとるどけなんやけど、気持ち良ぇ………なんか、ずっとやってもらいたい気持ちになる。

 

 

未織「……八幡ちゃん、もっと撫でて?」

 

八幡「おう、分かった。」

 

 

良ぇわぁ〜………ウチ今、八幡ちゃんに甘えとるんよね?けど今周りからどんな風に見られとるんやろ?恥ずかしい感じもあるけど、あんま気にならへん。八幡ちゃんに撫でられてるせいやろか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おうおうおうおう!!何こんな所でイチャついとんねんゴラァ!!見せつけてるんやないぞ!!」

 

「モテない俺等に対しての当て付けのつもりなんか!!?タダじゃ済まさんでワレェ!!」

 

「にしても姉ちゃんの方はかなりの上玉やん!!コイツぶん殴った後、全員でコマそうや!!」

 

八幡「……未織、少しの間待っててくれるか?煩いハエ3匹始末してから観光続けるぞ。」

 

未織「うん、分かった。」

 

『誰がハエじゃゴラァ!!!』

 

八幡「テメェ等以外居ねぇだろうがっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「が、があぁぁ〜……」

 

「つ、強ぇ……」

 

「な、何モンやコイツ、バケモンかいな……」

 

八幡「さて、行くか。オススメはあるのか?」

 

未織「ゆっくり回って行かへん?その方が楽しめそうやろ?」

 

八幡「おう、分かった。」

 

 

流石は八幡ちゃん、やっぱりケンカも強いわぁ〜♪最初会った時からそうやったけど、ホンマ良ぇ男と出会ったもんやわ。

 

 

 

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