やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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組手

 

 

未織side

 

 

学校を案内する言うても、案内出来る場所は限られてるから何したらえぇか分からんわぁ。いっその事生徒会室でも案内しようかなぁ………けどあの部屋には秘密もあるんよねぇ〜。去年のアレの事もあるけど、案内し甲斐があって面白くする事が出来るとしたら、そこだけやからなぁ〜。

 

こんなに悩むんやったら学校選ぶんじゃなかったわ、失敗やなぁ。

 

 

八幡「おい、何1人で唸ってるんだ?」

 

未織「次は何処を案内しようか悩んどるんよ。意外と場所無いんやなぁって改めて思うとるんよ。」

 

八幡「それなのにこの学校をデートとして選んだのかよ。ある意味大物だな、お前。」

 

未織「そんな事言わんといて!ウチも真剣に考えたんやで!?」

 

八幡「………まぁその結果が学校だけどな。」

 

 

八幡ちゃんったら好き放題言って………っ!そういえばウチって八幡ちゃんの実力ってよう知らんかったなぁ。この機会や、見ておいても損は無い!よっしゃ!!

 

 

未織「なぁなぁ八幡ちゃん!」

 

八幡「なんか急に元気になりやがったな、んで今度はどうした?」

 

未織「あんな、ウチ今思ったんよ。八幡ちゃんの実力、知らんなぁ〜って。だ・か・ら……今すぐ柔道場行かへん?」

 

八幡「何させるつもりだ?」

 

未織「何って………組手。」

 

 

ーーー柔道場ーーー

 

 

未織「ウチの高校には機械研究部っていうのがあるんやけど、その部が作ったこのロボットがメッチャ強いんや。人間のように見えて人間離れした動きするんよ。せやから八幡ちゃん、このロボットと組手してぇ〜?」

 

 

※部もロボットも作者の思いつきです。

 

 

八幡「お前なぁ………デートに来たのにその相手にロボットと戦わせるってどんな神経してんだ?まぁどのくらい相手出来るのか、ちょっと気になるからやるけどよ。」

 

未織「八幡ちゃんならそう言うてくれると思うだわ♪じゃあ最初は最弱から行くで〜。」

 

八幡「気楽に言いやがって………」

 

 

それから八幡ちゃんはロボットと相手しとるんやけど、ハッキリ言って凄い!ウチの学校に通ってる生徒でも最高の記録はレベル4までや。それなのに八幡ちゃんはレベル7まで来とる、八幡ちゃんってホンマ何モンなんや?絶対ただの高校生ちゃうやろ。極道なのは知っとるけど。

 

 

八幡「ッラァ!!!」

 

 

バゴォッ!!!

 

 

あっ、また吹っ飛ばしてもうた!どんだけ強いんや八幡ちゃん!?もう抱いて〜♪

 

 

八幡「……未織、ロボットのレベルってまだ上げられるのか?」

 

未織「え?あ、うん、まだあるけど?10まであるんやけど………ま、まさか?」

 

八幡「あぁ、弱過ぎる。10にしてくれ。」

 

未織「ちょっ、八幡ちゃん本気!?怪我しても知らんでっ!?」

 

八幡「いいじゃねぇか。ロボットだろうが本気で戦えるんだ、やらせてくれ。」

 

未織「……はぁ、どうなっても知らんからね?」

 

 

ーーー10分後ーーー

 

 

「いやぁ〜ロボットどうなって……ってあれぇ!!?なんか知らない人が戦ってるぅ!!?あっ、生徒会長、何やってるんですか!?」

 

未織「いやぁ〜ウチ今学校デートしとるんやけど、ウチの彼氏とロボット戦わせたら、想像以上に白熱しとるんよ。レベル見てみ。」

 

「………じ、10!?最高レベルじゃないですか!!?それをあの人は………互角に?」

 

 

長い事見させてもろうてるけど、八幡ちゃんの実力はハッキリ言って高校生の域を超えとる。それどころか工藤はんと戦わせてもええ勝負になるくらいやと思う。あの【北陸の青豹】を倒しただけの事はあるって事やな。

 

 

八幡「ウルァ!!!」

 

ロボット「………」

 

八幡「チッ、これもダメか………」

 

 

八幡(どうする?あのロボットマジでガードが固い。崩そうと動くにもこっちの動きが先読みされてるようで、空振りになっちまう。人間離れした動きってのは、どうやら本当のようだな。)

 

 

八幡「………はぁ、ダメだな。止めだ、俺の負けだ。俺にはコイツを倒す技量がまだねぇ。」

 

未織「そ、そう?じゃあ戦闘中止するで。」

 

 

ふぅ〜……凄いわぁ八幡ちゃん、まさか最高レベルと互角に戦えるなんて思わなかったわ。機械研究部の部員達も驚いとるし。

 

 

八幡「はぁ……まだ実力不足って事か。」

 

未織「いやいや、八幡ちゃんはよう戦っとったよ。寧ろ強過ぎるくらいやとウチは思う。」

 

八幡「仲間を守る為に身に付けた力だからな、強ければ強い程良い。」

 

未織「そん中にウチは?」

 

八幡「入ってるに決まってんだろ、お前だけ仲間外れとかそんな理不尽な事はしねぇよ。はぁ〜腹減った。未織、なんか食べれる所に行こうぜ。この学校って学食あるのか?」

 

未織「購買ならあるで。」

 

八幡「ならそこに行くか、何でもいいから食べたい。しっかし良い仕事してるぜ、コイツを作った連中はよ。俺専用にも作ってもらいたいもんだ。」

 

 

あぁ、その人って一応目の前におるんやけどなぁ……それに八幡ちゃん、アンタサラッと凄い事言っとるで?

 

 

八幡「未織、早く行こうぜ。」

 

未織「あっ、ちょっと待って〜!」

 

 

もうっ、せっかちやねぇ〜!

 

 

「………ほ、褒めてもらえた!強過ぎるって批判の嵐だったのに、初めて褒めてもらえた!!コレを作ったのは間違いじゃなかった!!!」

 

 

 

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