やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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未織の秘密

 

 

八幡side

 

 

「なぁ、あの人やろ?柔道場のロボット使うてたの。めっちゃ強いらしいやん。」

 

「そそっ、アイツや!何でも最高レベルで互角に戦ってたらしいで!」

 

「ホンマか!?人間辞めとるやん!」

 

「けどよぉ見ると男前やね〜。」

 

「ちょ、アンタバカ!?さっき誰か言うてたやろ、あの人は会長の彼氏さんって!手ェ出したらヤバいって。会長も強いの知ってるやろ?」

 

「っ!?そ、そうやった!」

 

 

………何故か知らんが、俺の事がこの学校中に噂として広まっている。何故だ?さっきあの場に居たのは俺と未織と………確か機械研究部って部活の連中だったよな?未織はずっと俺と行動してたから可能性は無いか………あの中の誰かが情報を流したって考えるのがセオリーだな。

 

 

未織「なんか悪いなぁ八幡ちゃん、居心地悪いやろ?ウチの学生がホンマ悪い事したわ。」

 

八幡「いい、注目されんのは慣れてる。良い意味でも悪い意味でもな。まぁ今回は好奇心とか興味とかの類だからそこまで嫌ってわけではない。てかあのロボット、そんなに強いんだな。」

 

未織「そらそうや!機械研究部が作った自信作!なんて言う程やからな、ウチもすぐ壊れる代物やと思うてたけど、案外丈夫でな〜。ウチが今懐に隠しとるゴム弾入りの拳銃で撃っても跡すら残らんかったわ。一体何したんやろな?」

 

八幡「まぁそんな事はいいが、やっぱ自分の事を噂とかで広められるのはあまり良い気はしないな。慣れてるとはいえ、続くと鬱陶しくもなる。」

 

 

総武では間違いなく後ろ指とか刺されるだろうな。そんで無意味に突っかかってきそうな奴も。

 

 

未織「ん〜……八幡ちゃんには良えモン見せてもらったし、ウチの秘密を1つ教えたるわ。」

 

八幡「?秘密って?」

 

未織「八幡ちゃんも気にならんかった?極道に入っとらんウチがどうやって童満会と赤座鬼組の代紋や事務所の拠点を割り出したのかを。」

 

八幡「っ!………そういやそうだった。」

 

未織「忘れてたんっ!?」

 

八幡「いや、その時はカナエやしのぶが拐われて病院も皆殺しにされたって聞いたから、助ける以外に頭が働かなかった。」

 

未織「ふぅ〜ん、まぁそういう事なら仕方ないな。お昼食べたら行こか、その秘密教えたるから♪」

 

 

ーーー生徒会室ーーー

 

 

未織「さっ、入って入って。」

 

八幡「………未織、此処生徒会室だよな?何かがあるようには見えない普通の生徒会室にしか見えないんだが?」

 

未織「普通はな。ほら、こっちや。」

 

 

八幡ちゃん驚くやろなぁ〜。ウチがこないな機械を扱うてるって知った時は。

 

 

八幡「………何だこりゃ?」

 

未織「これがウチの秘密の1つ、この中でなら調べ物をしても一切邪魔が入らんし、調べ物は調べたい放題。人も物も何でもや。ウチがあん時調べとったのも、コレの力を借りてたからなんよ。」

 

八幡「すげぇな……」

 

未織「試しに少し調べてみよか、八幡ちゃんの名前を入れてっと……出たなぁ。こんな風にプロフィールみたいに個人情報やらを晒し出す事が出来るんよ。流石にスリーサイズとかは無理やけど。けどこれは調べるだけで、覗いたりする事は出来ん。あくまで調べ物専門や。」

 

八幡「成る程、関連する情報を提示するだけでそれが出て来るのか。これはすげぇな……インターネットの完全上位互換じゃねぇか。」

 

未織「せやね。人の犯罪歴も調べる事も出来るから、そういった意味では制限の無いインターネットのようなもんやね。八幡ちゃん、制限無いからいうてえっちぃ事調べたらあかんよ?」

 

八幡「女が居るってのにそんな事する必要あるか?関西での用事が済んで千葉に帰ったら、間違いなく俺が搾られる。」

 

未織「……ハードなんやね。」

 

八幡「アイツ等、俺が関わってくると何でも全力投球になるんだよ。嬉しい事だが、もう少しセーブしてくれないかとは思ってる。」

 

 

下ネタちゃうけど、何やろか………このなんとも言えんような話題は。ウチも少し困っちゃうわ。

 

 

未織「……もし、ウチが八幡ちゃんとしたいって言うたら、八幡ちゃんはどうする?」

 

八幡「……お前が俺の女になる覚悟があるのなら、俺はお前を抱いてやるよ。」

 

未織「そ、そっか……///」

 

八幡「何照れてんだよ、お前から聞き出してきた事だろ?このくらい予想してたんじゃねぇのか?」

 

未織「こない男らしい答えが来るとは思わんかったんや!八幡ちゃんって意外と独占欲強いん?」

 

八幡「そうかもな。正直に言うと、もうアイツ等を手放すつもりは無い。けど強制もさせない。奴等から離れて行ったとしても、俺は止める気は無い。それは俺の力不足でもあるからな。奴等が俺を必要としている限り、俺は最大限奴等と一緒に居るつもりだ。」

 

未織「わぉ………」

 

 

予想の斜め上の答えバッカリやな。せやけどそんくらい八幡ちゃんは夜架ちゃん達を大切に思うてるって事の証拠なんよね。

 

 

未織「………さっ、学校も見終わった事やし、そろそろお暇しよか。あとの時間は適当にその辺ブラブラせぇへん?」

 

八幡「別に構わないが、お前はそれでいいのか?」

 

未織「新婚さんごっこするんも、ええやろ?」

 

 

 

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