やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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8月8日

 

 

八幡side

 

 

夏休みも中盤に差し掛かったところで、遂にこの日が来た。そう………8月8日、俺の誕生日だ。今年で18になる。つまり結婚が出来る年になったってわけだ。そして今は比企谷家の大広間に居る。それも婚約者を全員集めてだ。因みに婚約者の名前は………

 

 

胡蝶カナエ

胡蝶しのぶ

坂柳有栖

司馬未織

城廻めぐり

時崎狂三

羽々斬夜架

比企谷麗

雪ノ下陽乃

雪ノ下雪乃

 

 

以上の10名だ。10人の婚約者の前には神酒の入った盃が置かれていて、全員が礼服を着ている。そして俺達の奥側には婚約者の親が座っている。つまりこの場は、正式な結婚を認める場でもある。

 

 

修作「時間じゃな………これより比企谷八幡と婚約者10名による結婚式を行う。式の流れは新郎である比企谷八幡が10名の元へと向かい、神酒の入った盃を半分程飲む。そして婚約者はこの結婚に異議が無ければ残り入っている神酒を飲み干してもらう。その時点で夫婦の契りを交わした事になる。尚、後見人は儂を含めた保護者の皆様じゃ。早速式を、っと言いたいところではあるが、保護者の皆様に聞いておこう。この婚礼を行う事に異議のある者は居るだろうか?居られるのならば手を挙げて欲しい。」

 

 

………爺ちゃんがそう聞くも、保護者の人達は手を挙げる人は誰1人として居なかった。俺を認めてくれたのか、娘に一任しているかのどちらかだな。

 

 

修作「では婚礼の儀を始める。尚、式典の最中は私語は厳禁である。婚約者の皆は沈黙と行動で答えを出してもらう。比企谷八幡、左の者から1人ずつ順番に盃を少量飲みなさい。」

 

八幡「はい。」

 

 

俺は爺ちゃんの言われた通り、1人1人の前に置かれている神酒の入った盃を少し飲んではまた次のを飲みを10回繰り返した。そして終わった後には自分の席へと戻った。

 

 

修作「では、答えを聞こう。ではまず1人目から………胡蝶カナエ。」

 

カナエ「………」クイッ

 

 

カナエは迷う仕草すら出さずに盃を自身の口に向かって傾けた。つまり、残りの神酒を飲み干したという事になる。

 

 

修作「次、胡蝶しのぶ。」

 

しのぶ「………」クイッ

 

修作「次、坂柳有栖。」

 

有栖「………」クイッ

 

修作「次、司馬未織。」

 

未織「………」クイッ

 

修作「次、城廻めぐり。」

 

めぐり「………///」クイッ

 

 

この時点で半分の5人は俺との結婚を認めてくれているって事になる。後見人である親御さん達も何も言わないという事は、今のところは異議が無いのだと考えられる。

 

それに皆迷いが無いというか、名前を言われた後に神酒を飲むスピードがかなり速い。

 

 

修作「次、時崎狂三。」

 

狂三「………」クイッ

 

修作「次、羽々斬夜架。」

 

夜架「………」クイッ

 

修作「次、比企谷麗。」

 

麗「………」クイッ

 

修作「次、雪ノ下陽乃。」

 

陽乃「………」クイッ

 

修作「最後、雪ノ下雪乃。」

 

雪乃「………」クイッ

 

 

10人中10人が俺の飲んだ後の神酒を飲み干し、俺との結婚を認めた。

 

 

修作「比企谷八幡に問う。汝はこの10名の妻を命を懸けて守り通すと誓えるか?」

 

八幡「……誓います。」

 

修作「……では10人の新婦に問う。汝等は比企谷八幡に生涯寄り添い、支える事を誓えるか?」

 

10人『……誓います。』

 

 

………

 

 

修作「であれば、此処に宣言する。新郎、比企谷八幡と、新婦、胡蝶カナエ、胡蝶しのぶ、坂柳有栖、司馬未織、城廻めぐり、時崎狂三、羽々斬夜架、比企谷麗、雪ノ下陽乃、雪ノ下雪乃の結婚を認めるものとする。今日この時を持って、お前達は夫婦である。共に助け合うのだぞ。これにて、婚礼の儀を終える。結婚、おめでとう。」

 

 

八幡sideout

 

ーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

乾杯〜!!!

 

 

狂四郎「いやぁ〜今日はめでたいぜ!ウチの娘と兄弟が結婚なんだからよっ!良い気分だぜ!」

 

城廻父「はははっ、そうですね!いやぁまさか極道の子と結婚するとは思ってもいませんでしたが、後悔は全くありませんよ〜!」

 

灯夜「比企谷八幡ならば、娘を安心して預けられるし、任せられる。」

 

城廻父「それにあぁいう人は見つけようとしても見つからないものですしね。私達はラッキーと言えるでしょうね〜。」

 

狂四郎「ウチの娘は良い相手に目をつけたモンだぜ、八幡も見る目があるぜ。ウチや城廻さん、司馬さんの娘さんの娘さんも誑し込んでたなんてなぁ〜。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霧崎「今日はとても良い日になりましたね。私達の娘達が結婚出来たのですから。」

 

秋乃「そうですね。最初は早くしないと奪われる、などと思っていましたが、まさかこんな結末になるとは思いませんでした。それでも良い結果には変わりませんが。」

 

八千代「えぇ、本当にそうね。2人も八幡の事、偶にはよろしくお願いするわね。迷惑をかけるかもしれないから。私も義娘をよろしくするから。」

 

秋乃「ふふふっ、そういう事でしたら、任されましょう。それに他ならぬ比企谷さんの為ですものね。お断りする理由なんてありませんし。」

 

霧崎「そうですね。ここはお互いに、という形にしましょう。私も義息子が出来て嬉しいですし。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宗右衛門「修作さん、何だか早いものですなぁ……孫娘がもう嫁に行くとは。」

 

修作「儂も18になった途端に結婚とは思わなんだ。しかも嫁が複数人とは恐れ入った。」

 

宗右衛門「比企谷……いや、八幡総代はこれから忙しくなりそうだ。」

 

修作「全くじゃな。」

 

2人「はっはっはっはっ!」

 

 

 

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