やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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女子3人組の監査

 

 

ーーーーーー

 

 

午後の授業が終了して、それぞれの生徒が行動に移る。それは国際教養科のJ組も例外では無い。帰り支度をする生徒も居れば、部活動の準備をする者も居る。居残りして勉強する者もいるだろう。その中にいるJ組の帰宅部3人組は同じくJ組に所属している学校1番の美少女、雪ノ下雪乃の放課後活動を監査(もっと言えばストーキング)する為に、彼女の行動を監視していた。

 

 

雪乃「………」

 

女子1「ふむぅ………今のところ変わった様子は無い、か。帰る準備をしただけ……」

 

女子2「けどまだ帰るって決まったわけじゃないから、監視を続けないとね!」

 

 

ーーー2-Fーーー

 

 

女子3「あれ?此処って2-F組だよね?何で此処に?誰かと待ち合わせ?」

 

女子1「あっ、もしかしてさ!葉山君とじゃない!?2人って並んだら絶対絵になるもん!」

 

女子2「あっ、その可能性ある!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪乃(………何故かしら?今とてつもなく不愉快な事を想像されている気がするわ。吐き気や虫酸が走るから止めて欲しいわね。)ゴゴゴゴ…

 

 

女子1「じゃあ暫くは此処で監視っ!」

 

女子2〜3「ラジャー♪」

 

 

ーーー数分後ーーー

 

 

葉山「あはは、それはない……っ!ゆきの………下さん。どうかしたのかい?」

 

優美子「隼人〜、早く行こ〜!」

 

葉山「あっ、うん。ちょっと待ってくれるかい?」

 

 

女子1「あっ、動きがありました!」

 

女子2「さてさてどうなる!?」

 

 

葉山「誰か待っているのかい?」

 

雪乃「えぇ、その通りよ。」

 

葉山「俺が呼びに行こうか?」

 

雪乃「お気遣いは結構よ。彼が来るまで此処で待っているから。」

 

葉山「そ、そうか……じゃあまた。」

 

雪乃「………」

 

 

女子3「えぇっ!?葉山君じゃなかった!!えっ!?じゃあ誰を待ってるの!?」

 

女子1「でもさ、他にF組で目立つ人って居たっけ?私葉山君くらいしか知らないよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからまた数分後………

 

 

八幡「ん?雪乃?待ってたのか?」

 

雪乃「えぇ、一緒に行こうと思って。こんにちは、比企谷君。お昼休み以来ね。」

 

八幡「先行って待っててもよかったんだぞ?いつもそうしてるだろ?」

 

雪乃「貴方が来るって分かっていたからこうしたのよ。だから……一緒に行きましょう。」

 

八幡「まさかお前からそんなお誘いが来るなんてな……じゃあ行くか。」

 

雪乃「えぇ。」

 

 

女子1〜3「………」

 

女子1〜3「居たああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

 

女子2「え!?嘘でしょ!!?待ち合わせの相手があの比企谷君っ!?」

 

女子3「比企谷君ってあのヤクザって噂の人でしょ?学校に来たヤクザの人を思いっきり殴り飛ばしたっていう………」

 

女子1「でも何で雪ノ下さんと一緒に……はっ!もしかして雪ノ下さん、比企谷君に弱みを握られているんじゃない!?」

 

女子3「いやいや、だったら昼休みのあんな顔はしないでしょうに。」

 

女子1「あっ、そっか!」

 

女子2「とにかく今は後を着けるよ!」

 

 

ーーー特別棟・部室ーーー

 

 

ガラガラパタンッ!

 

 

女子1「チッ!扉を閉められたか!」

 

女子2「まぁまぁ、そろ〜っと静かに開ければ気付かれないって!」

 

女子3「じゃあ行くね!」

 

 

〜〜〜〜…………

 

 

女子3「せ、成功だよぉ〜!やったよ私〜!」

 

女子1〜2「やったね〜♪」

 

女子1「よし、ここからが本番!!雪ノ下さんの様子を観察しなければ!」

 

女子2〜3「ラジャー!」

 

 

ーーーーーー

 

八幡side

 

 

八幡「………」カタカタ

 

雪乃「………」ペラッ

 

 

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※念の為、補足します。席はこんな感じです。

 

 

○○○八○雪

廊○○○机机机机机机○○○窓

 

 

○は空です。

 

 

以上、補足です。

 

______________________________________________

 

 

雪乃「………あっ、そうだわ。比企谷君。」

 

八幡「ん?」

 

雪乃「もしよかったら摘んでちょうだい、此処に置いておくから。」

 

八幡「あぁ~済まない。俺、あんまり物とかを油とかで汚したくない主義でよ。タイピングやってる時は食べないようにしてるんだ。」

 

雪乃「そうなの………じ、じゃあ、その……比企谷君が……よ、よければの話、なのだけど……」

 

八幡「?」

 

雪乃「わ、私が……貴方に食べさせるというのは、どうかしら?」

 

 

………こう言ってくるという事は、俺に食べてもらいたい、若しくは味見役って事か?まぁでも、こんな風に必死にお願いされたんじゃあ、断るのは男が廃っちまうな。

 

 

八幡「分かった。じゃあそれで頼む。」

 

雪乃「っ!えぇ、任せて頂ちょうだい。」パアァ!

 

 

おいおい、一体どんだけ食わせたかったんだ?

 

 

それから俺は組で得た上納金の計算をしつつ、上に納める金額の計算とウチで使う金額の計算を紅茶を飲みつつ、茶菓子を雪乃に食べさせてもらいながら仕事を続けた。

 

 

八幡sideout

 

ーーーーーー

 

 

女子1〜3「………」

 

女子1「え?何あれ?夫婦?」

 

女子2「ちょっと奥さん?あれ何なんですか?私達一体何見せつけられてるんですか〜?教室に入って何かし始めたと思ったら、お菓子食べさせるってどういう事ですか〜!?しかもアレ絶対手作りですよ!狙ってるよ!アレ絶対狙ってるね!」

 

女子3「アンタ興奮し過ぎて壊れてるよ。」

 

 

そして女子3人組が調査した結果………

 

 

『雪ノ下さんは可愛い、そして超乙女。』である。

 

 

 

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