やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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喧嘩と解決

 

 

ーーーーーー

 

 

八幡「いいから下がってろ、女が手を出していいような奴等じゃねぇよ。俺に任せろ。軽くぶん殴れば話くらいは聞くだろ。」

 

 

八幡は右手を握り拳にして左手でそれを包み込み、指の関節の音を鳴らした。その逆の左手の指の関節も鳴らして首も左右に傾ける事によって『バキッ、ボキッ』という鈍い音も鳴らした。

 

そして八幡は不良達に向かって歩き始めた。

 

 

「余裕ぶってんじゃねぇぞゴラァ!!!お前等行けぇ!!殺っちまえ!!!!」

 

 

不良達は雄叫びを上げながら八幡に向かって一斉に走ってきた。中にはパイプ棒やビール瓶、角材等の鈍器を持っている者も居た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「テメェ等、やられる覚悟もあって向かってきてんだよな?だったら容赦しねぇぞ。」

 

 

「オラァッ!!」

 

八幡「………」

 

「ブグオァッ!!?」

 

 

最初に殴りかかって来た1人のパンチを躱して、顔面に向けて右の拳を叩き込んだ。

 

 

続け様に来る不良達も八幡に向かって殴りかかって来る。八幡はそれをパンチ、肘鉄、膝蹴り、上段蹴りや下段蹴り、踵落とし、頭突きをといった喧嘩スタイルで圧倒していた。しかも相手の攻撃を1度も食らわずにだった。

 

 

八幡「………」

 

「このクソガグホォッ!!」

 

「テメェこのうぐっ!?」

 

 

八幡は目の前の敵の腹に向けて蹴りを放つと、相手は少し離れたところで蹲った。蹲った敵の後ろには3人の不良が居た。八幡は走り出して蹲っている男の背中を踏み台にしてジャンプをした。

 

 

『っ!!?』

 

八幡「フッ!」

 

 

バギィ!!

 

 

八幡の右拳が真ん中の敵の顔面に直撃した。直撃した敵は殴られた反動で後ろに吹っ飛ばされ仲間に倒れかかった。

 

 

八幡(これがカナエさんの言っていた【全集中・常中】ってヤツか。確かに疲れない上に身体の動きも早く感じる。呼吸を変えるだけでこれだけ違うのか………また今度稽古つけてもらおう。)

 

 

20人居る内の15人があっという間に倒され、まだ立っている不良達は八幡の圧倒的な強さに恐れを成したのか、向かっていく者は居なかった。それどころか八幡が前に進むと、尻込みしてしまう者や尻餅をつく者が居る程にだった。

 

 

八幡「呆気ねぇな……おい、少しは話を聞く気になったか?そこのドンシリ構えてるボス気取りとその隣にいるホラ吹き弟。」

 

「ひっ!」

 

「っ………」

 

八幡「聞く気がねぇなら話を聞けるようにするまでだぞ?それでもいいか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何が話だゴラァッ!!!」

 

 

バリィィィン!!

 

 

八幡「………あ?」

 

 

八幡の後ろから叫んだ男が八幡の後頭部目掛けてビール瓶を殴りつけた。八幡は倒れるどころか、そのまま後ろを向いてきた。

 

 

「なっ!?」

 

八幡「………俺は今オメェ等のボスと話してんだよ。何邪魔してくれてんだよ、おい。雑魚は引っ込んでろ!!」

 

「ブッ!!グハッ!!ゲブっ!!!」

 

 

八幡は後ろから襲ってきた不良に右拳で頬を殴り、左脚で腹を蹴り飛ばしてから、倒れたところを踵落としでトドメを刺した。

 

 

八幡「手間取らせやがって………で、どうなんだよ?話聞くのか、聞かねぇのかどっちなんだよ?」

 

「………わ、分かった。話を聞く!話を聞くからもうやめてくれ!」

 

八幡「最初からそうしてりゃこんな事にはならなかったんだ。んじゃお前と弟はこっちに来い。おい、お前と後ろのお前等。お前らはそこら辺に寝てる奴等を片付けろ。校門の横にでも移動させとけ。」

 

 

八幡と不良のリーダー的存在とその弟は学校の校門を出てすぐ近くの所で話をしている。

 

その間に残った不良達は八幡の言われた通り、気絶した仲間、動けない仲間を次々と校門前の横へと移動させていた。

 

 

めぐり「す、凄い………」

 

雪乃「あれが、比企谷君の強さ………」

 

狂三「あぁ……素晴らしいですわ。まさかこの1年で2度も八幡さんの雄の顔を見られるなんて/////」

 

 

そして2階校舎と1階校舎を繋ぐ階段階段の窓からも見ている者が居た……

 

 

しのぶ「姉さん、八幡に常中を教えてたの?」

 

カナエ「ん〜?まぁそうなんだけど、八幡さん上達が早いからすぐに覚えちゃって〜。教えた期間がたったの1週間なのよ?もっと一緒にお稽古したかったのに〜残念だなぁって思ったわ。」

 

しのぶ「1週間で覚えたって……」

 

カナヲ「……八幡、凄い。」

 

 

そして八幡達が話し合いをしている頃、その様子はというと……

 

 

八幡「とまぁこんな感じだ。もっと砕いて言えば、弟が説明した事は俺じゃなくて弟がやってたって事だ。俺はその弟の仕事をさせられてただけだ。」

 

「……そういう事か。いや、悪かったな。勘違いしてたとはいえお前等の文化祭をメチャメチャにするところだった。」

 

八幡「それはもういい、分かったならもう帰ってくれねぇか?ソイツの処分はお前に任せるから。」

 

「あぁ、任せておけ。キッチリとカタつけてやる。覚悟しておけよ。」

 

「は、はい……」

 

 

そして不良達はバイクに乗って帰っていった。気絶している奴等には書き置きを残して行ったみたいだ。すげぇ律儀な事するな、アイツ等。

 

まぁいい、ともかくこれで終わりだな。

 

 

八幡「最近は白石組の奴等も攻めてきてなかったから鈍ってないか心配だったが、そんな事は無かったな。腹減ったし、なんか食べるか。」

 

 

 

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