狂三side
八幡さんと私は報告書を書き終えて平塚先生に提出してから帰路に着きましたわ。帰り道も当然八幡さんに抱き着きながら帰っていますわ。
狂三「うふふふ、やはり八幡さんの温もりは最高ですわ♪身体の芯から温まるのを感じますわ。あぁ……この熱さが永遠に続けば最高なのですが。」ギュウウウ∼!!
八幡「なぁ、頼むからそんなにくっつかないでくれよ。俺だって恥ずかしいわけじゃないんだ。」
狂三「良いではありませんの。今日の文化祭で私に1度も構ってくれなかった罰ですわ。今日のこれからは八幡さんの傍にずぅ〜と居ますから、悪しからず♪」
八幡「おい、嘘だろ?今日これからずっと?俺疲れてるんだけど?」
狂三「でしたら私が食事を食べさせてあげますし、お風呂だって全身くまなく洗いますわ。そしてお休みの際にはよく眠れるように添い寝もして差し上げますし、八幡さんが不完全燃焼で物足りなければ、夜伽の相手をして差し上げるのも吝かではありませんわ。寧ろ、私から進んでやりたいと思っておりますもの♡」
八幡「自分の身体は大切にしなさい。俺なんかにお前は勿体「なくありませんわ。八幡さんは私にとって全てですわ。私は八幡さんの為なら何でも出来ますわ。私の目を見て、綺麗だと言ってくれた貴方だからこそ、私は貴方に惚れたんですのよ?いくら八幡さんでも、ご自身の事を過剰に評価するのはいただけませんわ。」………」
八幡(ヤバい、ヤバいよ。ウチの若頭の愛が半端ない……俺、ここまで思われてたの?)
ーーー家ーーー
八幡「ただいま〜。」
狂三「お邪魔いたしますわ。」
「お疲れ様です、若、客人っ!!」
このお出迎えは比企谷組らしいやり方ですわね。何て言うのでしょう、家に帰ってきたような錯覚に陥りますわね。
小町「あっ、お帰りお兄ちゃん!狂三さんもいらっしゃいです。もうただいまでも良いんですよ?」
八幡「ちょっと、何言ってんのお前?」
狂三「まぁまぁ、ありがとうございます小町さん。ですがその挨拶は八幡さんを手に入れてからにすると決めておりますので。」
小町「分っかりました!小町はいつでも大歓迎ですからねっ!」
元気で良い子ですわね、小町さんは。確か小町さんは極道の世界には入っていませんが、八千代様に護身術を習っているそうです。ですから同年代くらいの喧嘩だったら負けなしだとか………そんなに頻繁に喧嘩は起こりませんが。
八千代「あら八幡、おかえりなさい。狂三ちゃんもいらっしゃい。」
八幡「おう、ただいま。」
狂三「お邪魔しておりますわ、八千代様。」
八千代「2人共、後もう少しでご飯出来てるしお風呂も出来てるけど、先に入る?」
八幡「俺は先に飯食べる。」
狂三「では私も夕食を先にいただきますわ。」
八千代「分かったわ。あっ、そうそう。狂三ちゃんは今日はどうするの?此処に来たって事は泊まるんでしょ?普通の泊まり?それとも八幡コース?」
八幡(八幡コースって何?)
狂三「それは勿論、八幡コースですわ♪」
八千代「そう。じゃあ八幡の部屋着から好きなの選んで寝間着にすると良いわ。」
八幡「おい、何人の部屋着を勝手に使わせようとしてるんだよ。」
八千代「あら、良いじゃない別に。この前だって狂三ちゃんと有栖ちゃんに貸してたでしょ?」
八幡「あれは違う。貸してたんじゃない、勝手に貸し出されてたんだ。どっかのポンコツ本部長のせいでな。んで、結局どうすんの?」
狂三「部屋着を貸していただきますわ♪」
八幡「はぁ………まぁ分かってたけどな。」
こういう時の八幡さんは物分かりが良くて、とても助かりますわ。
狂三「では八幡さん、使っても大丈夫な部屋着をお伺いしたいのでお部屋に参りましょう?」
八幡「お前ノリノリだな……まぁいいけど。」
狂三「えぇ、それはもうっ♪」
ーーー八幡の部屋ーーー
八幡「とりあえず使って良いのはこっからこの段までのタンスの中なら大丈夫だ。他はスーツとか大事な時に着る服装だから普段は着ない事が多い服だから気にしなくてもいい。」
狂三「八幡さん、それは何かを隠しているというサインですか?」
八幡「はぁ?」
狂三「八幡さんも思春期の男性ですから。いかがわしい本をこのタンスの中に隠しているかもしれませんから。」
八幡「そんなモンねぇよ。何だったら開けて確認してみるか?ねぇけどよ。」
狂三「………いえ、八幡さんがここまで強気で言うという事は無いのでしょう。私は八幡さんを信じていますから、無いと判断します。では………こちらをお借りしても?」
八幡「あぁ、構わない。」
狂三「ありがとうございます。では早速……」
八幡「お、おいっ!!?何で此処で着替える!?」
狂三「?八幡さんは私の着替えシーンをご所望ではなくて?」
八幡「そんな事一言も言ってねぇよ!着替えるならせめて俺が出てからにしろ!」
狂三「八幡さん。本物の男になるには、女の抱き方も覚えた方がよろしくてよ?」
八幡「余計なお世話だっ!!」
今のは失言でしたが、いつかは必ず……待っていてくださいね?八幡さん♪いえ………
狂三「