やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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借り物競争

 

 

八幡side

 

 

八幡「次は借り物競争だな………しかし、高校生の体育祭にもなって借り物競走ってやるんだな。」

 

狂三「そうですわね。小学校ならやっていても不思議ではありませんが、高校生の借り物競走は少し意外性がありますわね。さて、八幡さんはどんなお題を引くのか、とても楽しみですわ。」

 

八幡「楽しみにするな。俺だってやりたかねぇよ。何故か赤組の奴等が俺にするべきだって聞かなかったんだよ。何だよ赤組男子のあの結束力はよ、んな所で出してんじゃねぇよ。」

 

 

本当に予測出来ねぇよ。何を借りて来りゃ良いのか全くもって想像つかねぇ。

 

 

八幡sideout

 

観客側side

 

 

しのぶ「次は借り物競争ね。八幡が移動してたから多分競技に参加すると思うけど……どんな借り物をするのか気になるわね。」

 

カナエ「そうね。簡単な物から難しい物まで色々あると思うけど、八幡さんには簡単なものを当てて欲しいわね。例えば黒髪ロングのお姉さんとか♪」

 

 

しのぶ(姉さん、それ思い切り自分の事じゃない。そんなに選ばれたいの?)

 

 

麗「胡蝶さんの言う通りね。もし当たるとするなら簡単なものに越した事は無いわね。これも例えだけど、自分の家族を1人なら探しやすいものね。」

 

 

狂四郎(コイツ等、勝負でもしてるのか?さっきから何でお題を自分絡みにしてんだよ。)

 

 

カナヲ「………妹も……ある、のかな?」

 

し・狂「貴女もなのっ!?(お前もか!?)」

 

 

カ・麗「ふふふふっ♪」バチバチッ!

 

 

狂四郎「なんか、此処にまともなのは俺とお前だけなんだなって思っちまうな。」

 

しのぶ「そうですね。姉は何故か白麗会会長と張り合ってますし、カナヲも意味不明な事を言って………私達だけなのでしょうか、本当に。」

 

狂四郎「……まぁ取り敢えず、応援しようぜ。」

 

しのぶ「はい……あら?時崎組長、あそこに居るのは時崎組長の御息女では?」

 

狂四郎「ん?何処だ?」

 

しのぶ「借り物競争の列に八幡さんと並んでいる黒髪の方です。違いましたか?」

 

狂四郎「………あれは間違いなく狂三ッ!!狂三も参加してんのか!!?狂三ィィィィィ、頑張れよぉ!!俺ァ応援してっからなぁ!!もし出来たら、お父さんを引いてくれえぇぇぇぇぇ!!!」

 

しのぶ「………前言撤回します、まともなのは私だけのようですね。」

 

 

観客側sideout

 

八幡side

 

 

狂三「うぅ……恥ずかしいからやめて欲しいですわ。何故あんなに大声で私の名前を言ってしまうんですの?穴があったら入りたい気分ですわ。」

 

八幡「あぁ~……うん、俺の徒競走の時よりもデカい声で言ってるな。あれは俺も勘弁だわ。」

 

 

まだカナエさんとかの応援だったから良かったが、今度は男で大声だから周りも少し引いてる……狂四郎さん、本気出し過ぎだ。

 

 

ーーー10分後ーーー

 

 

漸く借り物競争がスタートされた。次は狂三の番だが、一体どんなお題を出すのか………狂三の前とか変なお題とかあったしな。それが当たらなければ良いんだが。

 

 

教師『よぉ〜い……』

 

 

 

 

 

 

 

パァンッ!

 

 

女子のメンバーが一斉にスタートしてバラバラに置いてあるくじを取った。狂三はくじを見つめると、すぐに走り出した。どうやら簡単なお題………え?何でこっち来るの?え?あっ、俺の後ろに用があるのか!………いや、俺だね、確実に俺に向かってきてるよあの子!

 

 

狂三「八幡さん、一緒にゴールテープを切ってくださいまし♪」

 

八幡「……俺、選s「さぁ、早く早くっ♪」え、ちょっ、おい!引っ張んな!」

 

 

狂三は俺を引っ張ってゴール前に居る教師にくじを見せた。そしてOKを貰えたので、そのまま1位でゴールした。

 

 

狂三「ありがとうございました、八幡さん。おかげで1位を取れましたわ。」

 

八幡「それはいいが、お題は何だったんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

狂三「お題は『自分が1番素敵だと思える人』でしたわ。私には八幡さん以外おりませんので。」

 

 

………恥ずかしい事をサラリと言うなっ!

 

とはいえ、俺も戻らねぇとな。つか次俺だし!

 

 

ーーー5分後ーーー

 

 

教師『よぉ〜い……』

 

 

 

 

 

 

 

パァンッ!

 

 

八幡(簡単なお題である事を祈る!頼むぞ俺のくじ運!めっちゃ簡単なのを頼むっ!)

 

 

ガシッ!ピラッ!

 

 

八幡「…………………………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『自分の姉的な存在』

 

 

八幡「何でよりにもよってこのお題なんだよ!!!しかも何だよこの微妙な内容はっ!!?」

 

 

いや居るよ!?居るけどさ、何でよりにもよって今1番引いてはいけないくじを引いちまうんだよ俺は!!俺のくじ運は最底辺かよ!!

 

 

八幡「あぁ〜くそっ!!」

 

 

俺は一目散に麗姉さんが居る観客側に向かった。

 

アレッ!?麗姉さん居ねぇ!!?

 

 

八幡「しのぶ、麗姉さんはっ!!?」

 

しのぶ「あの人なら電話が入ったから少し抜けるって。すぐ戻ってくると思うけど………」

 

 

このタイミングで!!?嘘だろっ!?

 

姉的な存在……姉的な存在……っ!!居るじゃん、もう1人目の前に!!

 

 

八幡「カナエさん、一緒に来てくれ!」

 

カナエ「え?わ、私?」

 

八幡「時間がねぇ!行くぞカナエ!」

 

カナエ「は、はい!/////」

 

 

俺は教師にお題を見せた。だが疑われているようなので、説明したらOKをもらえた。危ねぇ、ギリギリ1位だった。もう少し遅かったら後ろの奴にやられてた。

 

 

八幡「ふぅ……あっ、すみませんカナエさん。」

 

カナエ「い、いいえ気にしてないわ。それよりもお題は何だったの?」

 

八幡「『自分の姉的な存在』です。本当は麗姉さんを連れて行こうと思ったんですが居なかったので、カナエさんにしました。姉だったら待ってましたが、姉的な存在なので、何とかなりました。」

 

 

カナエ(これは……麗さんに感謝しないといけないわね♪うふふふっ♪)

 

 

八幡「とりあえずありがとうございました。おかげで1位獲れました。」

 

カナエ「えぇ、良かったわね。この後の体育祭も頑張ってね、応援するから♪」

 

 

 





ーーーおまけーーー


麗「………」

カナエ「ただいま戻りました〜♪」

麗「お帰りなさい胡蝶さん。私の代わりに私の八幡さんに付き合ってくれてありがとう。」

カナエ「いえいえ、お気になさらずに♪私の八幡さんのお願いでしたら、聞くのが当然ですもの♪」

麗「………」ゴゴゴゴ……

カナエ「うふふふっ♪」ポワポワ∼

カナヲ「………選ばれなかった。」ズゥ-ン…

狂四郎「オメェ等怖ぇよ、マジで怖ぇよ。普通体育祭でそんなオーラ出すかよ……」

しのぶ「時崎組長、人の事言えませんからね?」

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