世界ランカーにはチートはいりませんよ。   作:天道 士

14 / 16
 なんだかんだ言っておきながら結局1日投稿してますが、そろそろ考査前なので、急に更新が止まる可能性があるので、ご承知おき下さい。


第十四話

 

 

 

 

新川side

 

「朝田さん___。」

 

 彼の眼には、カフェで彼女と仲が良さそうに話している一人の男が映っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

主人公side

 

 

 

 朝目を覚ましたら、隣に詩乃が寝ていた。

 そっと、起こさないようにベッドから出ると着替えて、朝食の準備を始めた。冷蔵庫から解凍しておいた鮭を出しグリルで焼き、その間に昨日作っておいた味噌汁を温めめ、サラダのための野菜を切り始める。

 ちょうどその頃ベッドの方から音がした。どうやら詩乃が起きたらしい。

 その間にも俺は手を止めず、今度はお弁当の用意をしていた。

 

「おはよ〜……。」

 

 メガネをかけず、可愛いらしく寝癖をつけて、大きなあくびをしながらこっちへ来た詩乃は、まだ寝ぼけているみたいだった。

 

「おはよう、詩乃。」

 

 詩乃は見る見る内に顔を赤くして、洗面所へ向かって走って行った。

 俺が朝食を作り終えテーブルにお皿を並べ、盛り付けていると、寝癖を直してメガネをかけた詩乃が、洗面所から戻ってきた。

 

「おはよう、詩乃。朝ご飯できてるよ。」

 

「っえ!?あ、私の、ために作ってくれたの?」

 

「そうだけど____。いらない?そ、そうだよね、つい最近知り合ったばかりの人に朝食を作ってもらうのって、流石に気持ち悪いよね。」

 

「ち、違うの。そうじゃなくて、そうじゃないの。実家では別だけど、私一人暮らしだから自分で自炊してて、誰かに作ってもらうとか、そういうの今までなかったからさ。なんって言うか、その、ありがたいって言うか。その___嬉しかったんだ、私。家族以外にこうして誰かに家で作ってもらうの初めてたったから。」

 

 詩乃は朝あった時のように顔を赤くしてそう言った。

 

「だから、今度は私が直樹に作ってあげるね。」

 

「そんな大したものでもないけど、喜んで貰えたなら、作った側としても嬉しいかな。

 ささ、早く食べないとご飯冷めちゃうから食べよ。」

 

 俺が「いただきます。」と言うと詩乃もそれに続いて「いただきます。」と言って、食べ始めた。

 

 

 

 

「ご馳走様でした。」

 

「お粗末様でした。」

 

「あー美味しかった。」

 

 詩乃は残さずに全部食べてくれたようだ。

 

「それはよかった。」

 

「本当に美味しかったわ。朝からこんな食事自分ではなかなかできないもの、なんなら毎日食べたいくらい。」

 

「それなら毎日作ろうか?」

 

「え?」

 

「俺、いつも一人じゃ多く作り過ぎちゃうし、詩乃さえ良ければ毎日朝ご飯作ってあげられるよ。」

 

「それホント?なら作ってもらおうかなぁ。でもそれだけじゃ悪いし私も直樹のお弁当を作ってあげる。」

 

 詩乃はどこか満足そうにしていた。

 

「それなら俺もお願いしようかな。っあ、でも今日のお弁当、俺が詩乃の分まで作っちゃったけど____。」

 

「お弁当も作ってくれたの!?」

 

 詩乃は目を丸くして言った。

 

「じゃあ、今夜の晩ご飯は私が作ってあげる。」

 

「俺が勝手に作っただけだから、気にしなくてもいいのに。別に明日からでも___。」

 

「私が気にするわ。男に料理作らせる女とか、私が料理出来ないみたいに思われるもの。」

 

「っふふ。」

 

 詩乃があまりにも一生懸命だったので、思わず笑ってしまった。

 

「何がおかしいのよ。今度GGOで会ったら貴方を殺すのはこの私だから。」

 

「じゃあ、次のbobで決着をつけよう。昨日はチーターを証明するために、わざと負けたし。」

 

「ふん。直樹が別にわざと負けなくても、あの場で私が勝っていたわ。」

 

「どうだか。俺は昨日を除けば、この世界で負けたことなて一度もないが。」

 

「今までは運がよかっただけよ。今度のbobで貴方に味あわせて上げるわ。敗北を告げる弾丸の味を______。」

 

 




 ここまで読んで下さりありがとうございます。
 感想など貰えると励みになります。

???の正体は誰がいいでしょうか。

  • 主人公(黒田直樹)
  • 新たな敵(既存)
  • 新たな敵(オリキャラ)
  • シノン(朝田詩乃)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。