世界ランカーにはチートはいりませんよ。   作:天道 士

4 / 16
一週間に一度は出来れば、投稿していきたいと思っています。


第四話

朝田詩乃side:

 

 私は父親の顔を知らない。私がまだ、二歳にならない頃に、交通事故で他界したと、聞いている。事故の後、母と私は東京をでて、母方の実家に身を寄せ、そこで平穏な日々を送っていた。 

 そうあの日までは_____。

 

 

 

 帽子を深く被り、よだれを垂らしながら、カバンを持って郵便局にはいってきたその男は、私の母を突き飛ばし、カバンから銃を取り出して、こう言った。

 

「このカバンに金をいれろ、警報ボタンを押すなよ。」

 

「お母さん、、!」

 

「早く、金入れろ。あるだけ全部だ。早くしろお!」

 

「はあ、はぁいぃ。」

 

 

 っパーン

 

 

 乾いた音が、響いた。

 

 そして私の足下に、金色の円柱形のナニかが、転がってきた。見ると郵便局員の人が、倒れていた。

 

「警報ボタンを押すなと言っただろぉがあ!おい、お前!こっちに来て金をつめろ。早くしねぇと、もう一人撃つぞ!」

 

 と、男は母に銃を向けながら、もう一人の女性の局員に言った。

 

「撃つぞお!」

 

 その時の私は誰に何を言われたのでもなく、体が先に動いていた。

 ただ、母を守ろうと必死になっていたことだけは憶えている。

 

「はん、、!」

 

 私は銃を持った、男の右手に噛み付いた。

 

「っ、んがあ!」

 

 男が銃を落としたの私は、を素早く拾った。

 男は必死になって、私から銃を奪い返そうとしてきた。

 

「返せえ、かぁえせえ!」

 

 その時私は、必死に抵抗し引き金を引いた。

 

 

 っパーン

 

 

 狙って、撃ったわけではないが、弾は男の腹部にあたった。

 

「っ、んがああああぁ!」

 

 

 っパーン

 

 

 今度は、男の右肩に命中した。

 男はまだ、息があった。

 

 

 っパーン

 

 

 弾は男の頭にあたり、男は動かなくなった。

 ___守った。そう思い母を見ると、母は私を見て怯えていた。

 私は自分を見た。手足には男の血が飛び散って、こびりついていた。そしてようやく、私は自分のしたことを理解した。

 

 

 

 

 

 

 

 

「うあああああアアアァぁぁっ!」

 

 

 私は自分の叫び声で、ベッドから飛び起きた。

 時計を見ると午前三時だった。

 

 あの日以来私は、はこんな夢を毎日のようにみていた。

 母も同様で、あまり気の強い人じゃなかったから…。

 最近はそこまで多くみなくなってきたのに、また____。

 

 

「朝食作らなきゃ。」

 

 

 

 

 

 

 その日の授業の内容は全く頭に入ってこなかった。

 放課後、スーパーに買い物に寄ると、見覚えのある人に声をかけられた。

 

 裏路地に連れてこられて、お金を要求されたが、

 

「そんなに持ってるわけない。」

 

 と、断って帰ろうとしたが止められ、親指を立て人差し指を向けられた瞬間、また発作を引き起こした。

 自分の弱さを悔やんだ。でも、どうすることもできない______。

 

 

 

 

 

 

 

「君たち、そこで何をしている?」

 

 

 

 




ここまで読んでいだきありがとうございます。
夢って怖いですよね。

???の正体は誰がいいでしょうか。

  • 主人公(黒田直樹)
  • 新たな敵(既存)
  • 新たな敵(オリキャラ)
  • シノン(朝田詩乃)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。