朝田詩乃side:
私は父親の顔を知らない。私がまだ、二歳にならない頃に、交通事故で他界したと、聞いている。事故の後、母と私は東京をでて、母方の実家に身を寄せ、そこで平穏な日々を送っていた。
そうあの日までは_____。
帽子を深く被り、よだれを垂らしながら、カバンを持って郵便局にはいってきたその男は、私の母を突き飛ばし、カバンから銃を取り出して、こう言った。
「このカバンに金をいれろ、警報ボタンを押すなよ。」
「お母さん、、!」
「早く、金入れろ。あるだけ全部だ。早くしろお!」
「はあ、はぁいぃ。」
っパーン
乾いた音が、響いた。
そして私の足下に、金色の円柱形のナニかが、転がってきた。見ると郵便局員の人が、倒れていた。
「警報ボタンを押すなと言っただろぉがあ!おい、お前!こっちに来て金をつめろ。早くしねぇと、もう一人撃つぞ!」
と、男は母に銃を向けながら、もう一人の女性の局員に言った。
「撃つぞお!」
その時の私は誰に何を言われたのでもなく、体が先に動いていた。
ただ、母を守ろうと必死になっていたことだけは憶えている。
「はん、、!」
私は銃を持った、男の右手に噛み付いた。
「っ、んがあ!」
男が銃を落としたの私は、を素早く拾った。
男は必死になって、私から銃を奪い返そうとしてきた。
「返せえ、かぁえせえ!」
その時私は、必死に抵抗し引き金を引いた。
っパーン
狙って、撃ったわけではないが、弾は男の腹部にあたった。
「っ、んがああああぁ!」
っパーン
今度は、男の右肩に命中した。
男はまだ、息があった。
っパーン
弾は男の頭にあたり、男は動かなくなった。
___守った。そう思い母を見ると、母は私を見て怯えていた。
私は自分を見た。手足には男の血が飛び散って、こびりついていた。そしてようやく、私は自分のしたことを理解した。
「うあああああアアアァぁぁっ!」
私は自分の叫び声で、ベッドから飛び起きた。
時計を見ると午前三時だった。
あの日以来私は、はこんな夢を毎日のようにみていた。
母も同様で、あまり気の強い人じゃなかったから…。
最近はそこまで多くみなくなってきたのに、また____。
「朝食作らなきゃ。」
その日の授業の内容は全く頭に入ってこなかった。
放課後、スーパーに買い物に寄ると、見覚えのある人に声をかけられた。
裏路地に連れてこられて、お金を要求されたが、
「そんなに持ってるわけない。」
と、断って帰ろうとしたが止められ、親指を立て人差し指を向けられた瞬間、また発作を引き起こした。
自分の弱さを悔やんだ。でも、どうすることもできない______。
「君たち、そこで何をしている?」
ここまで読んでいだきありがとうございます。
夢って怖いですよね。
???の正体は誰がいいでしょうか。
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主人公(黒田直樹)
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新たな敵(既存)
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新たな敵(オリキャラ)
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シノン(朝田詩乃)
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他