世界ランカーにはチートはいりませんよ。   作:天道 士

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 台風で被災された方々へ、お悔やみ申し上げます。
 自分の家は直接的な被害はなく、無事でしたが、近くの川が氾濫して、車でそこを通った方がお亡くなりなったと、聞いております。学生の身である自分でも、募金やボランティア活動などできることをしておりますが、自分の力のなさを感じるばかりです。
 前書きになっておらず、すいません。


第九話

 

 

主人公side:

 

 

 

ババンー______。

 

 

 

 

 

 

 

 彼女に撃たれ、そのままログアウトして、家を出た。

 

 正直さっきの試合は、初手の段階で死んだと思った。が、運良く生き延び、あまつさえ、パーティをも壊滅させることができたのは、もはや奇跡と言ってもいいだろう。いくら元世界ランカーでも、流石にあの人数相手で、囲まれ完全に不意を突かれた状態で、生き延びたのはとても実力だけでは、証明できるものではない。

 仮にもし、あの時と同じ状況になって、俺は果たして、生き延びることができるだろうか。いや、生き延びられたとしても、同じようにパーティ壊滅させることは、おそらく俺にはできないだろう。

 だから、問い詰められた時、つい俺は、いつもの口調で喋ってしまった。まさかそれで、正体がバレるとは思いもよらなかったが。

 

 そんなことを考えながら、歩いているとカフェに着いていた。

 店内を見渡すが、流石にまだ彼女は来てはいなかった。眠くならないように、ブラックコーヒーを頼んで待っていると、彼女が来るのが見えた。

 

 

 

 

「さっきぶりだね____。」

 

 彼女は短く、

 

「はい。」

 

 と、だけ応えた。

 

 そこからは会話が途切れてしまい、俺からは何も話せずにいた。

 でも、その沈黙を破ったのは意外にも彼女の方だった。

 

 

「あのっ、先程はチーター呼ばわりして、すいません。」

 

 俺は驚いた。さっきまでのゲーム内での口調ではなく、初めて出会った時の口調だったからではなく、俺のことを、チーターでないと認めてくれたことに対してだ。あれだけ、チーター呼ばわりしたいたから、てっきり俺がハンドガンで胴体二発あてられて死んでも、信じないと思っていたからだ。

 きっと今の俺の顔はさぞバカみたいな顔をしているのだろう。

 

「あ、ああ。信じてもらえたなら何よりだよ。にしても、へカートⅡの使い手がこんなにも近くにいただなんて、驚いたよ。朝田さんって、強いんだね。」

 

 

「ええ、まあ。でも私、そんなに強くないですよ……。」

 

 と、彼女は少し俯きながら言った。

 

「そうかな。僕はもっと自信を持った方がいいと思うよ。朝田さんさっきまでは、ずっと勝気な態度で話せていたじゃない。」

 

「それは_____。」

 

 彼女が何か言う前に俺はこう続ける。

 

 

「別に、わざわざ僕に敬語なんて使わなくてもいいよ。プレイし終わったら、一緒に戦った仲間だろ。仲間に敬語なんていらないよ。」

 

 彼女はようやく顔を上げた。

 

 

「はあー。じゃあ、貴方の言う通りにさせてもらうわ。直樹。あと、他人行儀で敬語を使っているのは、貴方も同じよ。」

 

 そう言った彼女の顔に俺は見惚れていたのかもしれない。

 そんな自分に思わず笑ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 人殺しがなにを考えているのだと______。




 ここまで読んでいただきありがとうございます。

???の正体は誰がいいでしょうか。

  • 主人公(黒田直樹)
  • 新たな敵(既存)
  • 新たな敵(オリキャラ)
  • シノン(朝田詩乃)
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