就活は無事終わりましたので、卒論しばけば自由が待っています。
カズ○○が色々入っているのでお楽しみください!
間に合わせ投稿なので、いつも以上に変な所あったり、誤字多かったりするかもですが、ご容赦ください。
-ANALOGJOUHOUSYAKAI-
里の脅威査定を行っていると俺の宿敵が現れた。
しかも面倒なタイミングで。
それは遡ること数分前。
「にしても紅魔の里は平和だねえ」
「アクセルも随分平和だと思う。と言うかシルビア倒したから魔王軍の襲来頻度下がっただけだろ」
「カズマくん達のおかげなのは確かだね」
そんなつもりで言ってなかったけど、おかげとか言われてみると気恥しいな。
ふと思い返してみると実績だけは凄いもんな俺たち。
ちなみに今はお昼休憩で、草原に座って買っておいたおにぎりを食べている所。
「時折攻めてきてるみたいだけど、以前よりは頻度が落ちて、数もまばらみたいだよ」
「ふーん。そういや気になってたんだけど、里に神器がある可能性ってどれくらいなんだ?」
単純に調査するだけって気がしてきたこともあって、質問してみた。
この里に神器があったら、奉られてたり、封印されてたりしててもおかしくないからな。
「一割未満くらいかな」
「・・・俺必要だったのか?」
「だからあたし一人だと目立つから厳しいんだって」
だったらめぐみんを!と言いたい所ではあるけど、めぐみんも何だかんだで紅魔族だから、里の決まりで話せないとかって考えたら候補から外れるのか。
外部の人間かつ、紅魔族に怪しまれない協力者か。
・・・俺しか居ねえのが嫌でも理解できてしまった。
「神器くらい女神パワーとかで探知できねえのかよ」
「それが出来たら苦労しないよ。先輩ならやれそうな気もするけど」
「とは言えアクアから情報漏れたら困るしなあ」
「そうなんだよね。口が堅い人なら頼めたのになあ」
後輩に口が堅ければとか言われる女神って一体・・・
そしてそんな女神を選んでしまった俺も俺だな。
楽しようとか思うんじゃなかった!
「結局俺らで神器探しやら回収を地道にするしかないってことか」
「そうなるね」
「話は聞かせてもらったよ」
「「なっ!?」」
背後から突然声を掛けられた俺たちは咄嗟に武器に手を置いたが、相手を見てその手を下ろした。
相性が悪いとは言え聞かれて困る相手ではなかったからだ。
というか基本的に誰に聞かれてもそんなに焦ることないと言えば、ない状況だけれども。
「誰かと思えばめぐみんを誑かしてるダメ男だったとはね。驚きだよ」
「何だと?俺はあいつに誑かされてる方だ!この駄文作家が!」
「今の言い返すセリフとして合ってるのかな?と言うかどうして急に喧嘩が始まるのさ!?」
どうしても何も、俺の純情を弄んだコヤツを許す訳にはいかない!
「色々あったんだよ。つか何処から聞いてんたんだ?」
「話が聞こえる距離になったのは、神器探しやら回収がって所だね。基本声は聞こえていなかったよ」
「その言い方だとそれより前も近くに居たような口ぶりだな」
「君たちの行動を小説のネタに使おうと思ってね」
そんなことだろうとは思った。
前にめぐみんと二人で歩いてたら尾行されて、ネタ元にさせてもらったよとか言ってたし。
「下手なこと書くとめぐみんが黙ってないぞ?」
「それを君が言えるタチなのかい?私がめぐみんに手紙を書いたらどうなるのか楽しみだよ」
「帰ったら土産と一緒にあったこと全部話すつもりだからな。アイツに手紙書いたってなんの意味もないぞ」
「やましいことはしていないんだね?」
やましい事がある方が嬉しそうな表情してんな。
ほっぺた引っ張ってやろうか?
と思いつつ、俺がいじられないようにネタをぶっ込んでおこう。
「ここではめぐみんの実家に泊めてもらおうと思ってるくらいにはやましいことはない。俺はな。クリスに襲われかけることは何度かあったけどなんとか乗り切った」
「ちょっ!?そんなこと言わなくていいよね!なんでキミはすぐそう言うこと言っちゃうのさ!」
さすがお頭。
思った通りの反応が帰ってきた、
これで俺は無実で、クリスが有罪って方に話持っていけたから大丈夫だろ。
「これはめぐみんに強力なライバルが出来たと言う解釈でいいかい?」
「だいたい合ってる」
「違うから!全然違うから!さっきまで言い争ってたのに、なんで急に波長あってるのさ!」
波長があう?
この駄文作家と?
クリスは何が言いたいんだろうか?
「「何言ってるのか分からない」」
「え?あたしなの?あたしがおかしいの?」
「あんまり騒がしいと注目浴びるぞ?そろそろ狩りから帰ってくる人が通る時間だし」
目立たないように俺を連れて来てるのに自分が騒いでたら意味が無い。
と、パニック状態にあるクリスは気付いてないので、指摘しておく。
「よそ者と言うだけで、目立ってるからねえ。騒がしい人は余計に際立つよ」
あるえの言う通り。
クリスにはもう少し気をつけて貰わないといけない。
「・・・カズマくん、結構里のこと詳しいんだね」
「詳しいって言うか常識だろ?」
「里の子供でも知ってることだからね」
「そ、そうなんだ」
数回来ただけで分かる情報なんだけどな?
あるえの言う通り、誰でも知ってる話だ。
「そうだ。神器の場所を私が知っていると言ったら君たちはどうする?」
「・・・要求はなんだ?」
「このまま里回りを見させてもらえれば、二人がめぐみんの家に戻る前に教えるよ」
ネタ元になれってことか……
まあ、お金とかの要求がないから安いもんだけど、俺としてはあまりやりたくない。
だってコイツがネタにしようとしてるの、浮気ネタだろ絶対。
「今教えて欲しいけど分かった。それで教えて貰えるなら続けるしかないね」
「いいのか?まあ、俺は問題ないけど」
「どういうこと?里を回るだけで場所教えて貰えるんだよ?早く帰れるよ?」
「それじゃあ私はまた離れた所から観察させてもらうよ」
「分かった」
「?」
・・・知らぬが仏って言うし、黙っとくか。
こう言うのは取材相手が意識しない方がいい。
ドキュメンタリーの基本。
「カズマくんの知り合いが場所、知ってて助かったね」
「話聞かれた危機管理の方を話した方が良くないか?」
「・・・それはまた今度にしない?」
セキュリティの話を外でするのも問題だもんな。
とか、今クリスが先延ばしにしたであろう理由とは違うことを考えながら、あるえがどの辺にいるのか分かりもしないのに探してみる。
「で、どうする?三時くらいにはめぐみんの家着きたいけど」
「あと二箇所回る予定だったけど、もう食べ物とか買って、そのままめぐみんの家でもいいんじゃないかな?」
言われてみれば、あるえに教えて貰えるなら、里を歩き回る必要はない。
めぐみん家の食料事情をより早く解決した方がいい。
こめっこが腹空かせてるのは何とかしないと。
そんでもってアクアとダクネスが何かやらかしてないか確認しないと!
「そうしよう。でもって早くアクセルに帰ろう」
「・・・そんなに心配?」
「心配しかない」
クリスだってアイツらが何やらかすか知らない訳じゃないだろうに。
当事者と第三者じゃ全然考え方変わるのはあるけど、もうちょっと理解して欲しい。
クリスにはドMモードのダクネスが三人になったって考えて欲しい。
「・・・あっ、お店見えてきたよ」
「久しぶりだなここ来るの。あっ、ねりまきちゃん久しぶり!」
「お兄さん久しぶり!隣にいるのが噂のお兄さんのこと狙ってる盗賊の人?」
俺が浮気してる筋での広まりは無さそうだな。
俺としては問題なし。
クリスとしては大問題。
この状況放っておいても楽しいけど、めぐみんが何するかホントに検討つかないからちゃんと修正しとくか。
正しい情報広めるならねりまきに頼むのが一番だろうし。
「ほらな?広まってるだろ?」
「・・・カズマくん、本当にフォロー頼むよ?あたしこのままだとめぐみんに何されるか分からないんだけど」
「大丈夫大丈夫。さっきも言ったけど、俺も分からないから」
「それ全然大丈夫じゃないから!こんなことならめぐみんの同行認めれば良かったよ!」
今更言っても遅い。
俺は前日の昼まで全力でめぐみんを誘うように提案してた。
だって話聞いた限り、危なそうな潜入は一つだけって話だったし、これなら行けると思ってたのにダメだって言ったのクリスだしな。
もし、転生関係の話が露見したら云々とかで言いくるめられたけど、今回の旅はめぐみんいた方が良かったと思う。
クリスが自身の潔白を証明するって言う点においては。
俺としては役得な事が沢山あったので大満足。
「とまあ、その噂は事実じゃないから、情報修正の方頼む。めぐみん宅に食料大量に持っていく食料をメニュー代で買うから」
「めぐゆんに戻るきっかけができたと思ってたけど、違うんだね」
「俺もめぐみんも一途だからな!」
「魔道具で確かめたい所だね」
そんなことされたら秒でなりそう。
めぐみんは、まあ、一途だけども、俺はまだめぐみんの気持ちに答えられてないし・・・
「嘘発見用の魔道具なら今持ってるからお兄さん嘘言ってないよ?」
「「・・・え?」」
「お兄さん気付いてて、喋らせてたんじゃなかったんだね。というかどうして自分で驚いてるの?えっと、これだよこれ、今嘘ついたらバレバレなんだよ。例えば、お兄さんはめぐみんと仲が悪い」
チーン
「ほらね?」
「これって紅魔族が作ってたのか。ちょっと試していいか?」
俺知らぬ間にめぐみん一筋の男になってたのか、
壊れてないか確認しないとな。
「どうぞどうぞ」
「この旅でクリスに何回か襲われたが、俺は何とか耐えた!」
「ちょっ!?」
「ほう。これは面白いことになってきたね」
突如、横からあるえが湧いてきた。
居酒屋だから堂々と近くにいたのな。
ねりまきとあるえがクリスに対して女の敵だみたいな冷たい視線を浴びせる。
「違うからね。全部事故だから!」
とまあ、魔道具が反応しないことで、クリスの無罪が証明されたわけだが、この魔道具は使い方したいで色々楽しめるよな。
「だろうなあとは思ってたよ。とりあえず、お兄さん達の情報はちゃんと修正しとくから安心して」
「助かった・・・」
クリスはホットしたのか、イスに座ってコーヒーを飲んでる。
「そうだ。こめっこが好きな料理分かるか?」
「基本的になんでも美味しそうに食べてるイメージがあるから分からないなあ」
「そうか。じゃあ、適当に三日分の食料頼む」
こうして俺は食料を調達すると共に、謝った情報が定着しないように買収も行うのであった。
食料調達した俺達はめぐみんの家へと向かう。
その途中、あるえがまた姿を現した。
「いい取材になったよ。お宝についてはこの地図の通り探せば見つかるはずだよ」
「そうか。えっと、場所は、なあ、めぐみんの家の近くじゃねえか?」
「ああ、探すなら明日の早朝の方がいいとアドバイスしておくよ」
「なんでこんな所に?」
「その昔、封印した神器が存在すると言う言い伝えがあってね」
「もういい、その系統の話は聞き飽きた。どっかから持ってきたんだろ?」
「そうかい?なら私はもう帰るよ」
「今日は助かったよ。ありがとう」
「すみませーん。おっ、こめっこ久しぶりだな。食べ物いっぱい持ってきたぞ」
「・・・」
「どうした?」
「お母さ〜ん!兄ちゃんが浮気相手連れて帰ってきた〜!」
「ちょっと待とうかこめっこ!」
ひょいざぶろーさんは材料探しに行っていて明後日まで不在らしく、ゆいゆいさんに連れられて居間におるのだが、凄く重い空気が漂っている。
ゆいゆいさんが冷たい目をしてる。
こめっこはと言うと眠っている。
一応言っておくと、眠らされたのではなく、単純にはしゃぎすきたからだ。
「で、カズマさんは何しに来たんですか?」
「食料とお金を渡そうと思ったのと、泊めてもらおうかと」
まだ渡していなかった、めぐみんには秘密の仕送り金を渡すと冷たい視線は収まった。
次はクリスへと向けられてる。
「所でそちらの方は?」
「今回一緒にクエストすることになった盗賊のクリスです」
「えっと、その、よろしくお願いします」
ゆいゆいさんの目に怯えてか声が上擦ってる。
分かる。
ひょいざぶろーさんに詰められた時よりも断然こっちの方が怖い。
「娘はこのこと知っているのですか?」
「帰ってから説明するつもりです。行く前に言ったら着いてきそうだったので、危険の伴うクエストには参加させたくなくてですね」
「どんなクエストだったのですか?」
「守秘義務で話せません」
神器回収したり、貴族の屋敷に侵入してましたとか言える訳もなく、最もらしいこと言って交わすしかない。
「娘にもですか?」
「めぐみんには話せます。関係者ではあるので」
「そうですか。ではちゃんと娘に話してあげてくださいね。カズマさんこれからも娘をよろしくお願いします」
あれ?
思ったよりすんなり信じてくれたな?
と言うか最後の方はもう完全に娘を送り出す母の言葉だけども、聞かなかったことにしよう。
「分かってもらえてよかったです」
「ささ、カズマさん、お風呂入ってきてください。料理は作っておきますから」
「ありがとうございます」
風呂か最近ゆっくり出来てなかったし、これで疲れとれそうだな。
「こめっこ!カズマさんとお風呂入ってきなさい!」
「兄ちゃんとお風呂入る!」
親戚の家で従兄弟とか風呂入る時思い出すなあ。
いつもとは違う風呂で特別な時間っていうかなんて言うか。
「今度姉ちゃんに自慢する」
「こめっこ、それは止めような。アイツが二重の意味でショック受けるから」
この前、一緒にお風呂入ろうとめぐみんがこめっこに言った時、断られてショック受けてたし、俺と入ろうとして、アクアに見つかって失敗してたし。
とまあ、自分が一緒に入ろうとしてた二人が、知らぬ間に混浴してたらダブルショックだよなって話。
浮気を疑われた状態なのに、助手君はそそくさとお風呂に向かってしまった。
めぐみんのお母さん完全に私のこと敵認定してるのに、二人きりにして自分はめぐみんの妹とお風呂向かうってどうなのかと思うよ。
ああ、早くこの場から立ち去りたい。
「・・・クリスさん。カズマさんのことはどうか諦めて貰えませんか」
「はい?」
あまり怒った様子はなく、お願いベースだけど、やっぱり圧が凄い。
ついでに紅魔の里の調査しようとか考えずに、後日めぐみんと来れば良かったと思っても、時既におそしか・・・
「カズマさんが素敵な殿方だと言うのは分かります。ですがカズマさんはうちの娘が」
「あの、何か勘違いを」
やっぱり私がカズマくんのこと狙ってるって言う噂が広まってるのか。
そりゃあ、ちょっと質問しただけで解放するわけだよ。
自分が問題ないから疑われてないと判断して去っていったのは間違いだけど。
「お願いです。あの子のことを理解して寄り添ってくれるのはカズマさんだけなんです。どうか」
「・・・えっと、安心してください。あたしはカズマくんとめぐみんの関係を応援してますから」
チーン
どうしてこの里には普通に嘘つくと鳴る魔道具があるのさ!
と言うか何処が嘘なのか自分でも分からないんだけど!
「気持ちは分かります。カズマさんには想いを伝えてないのですよね?それでも仕事を装って、カズマさんを独り占めしたくて、娘に話さないように説得して今回のクエストを組み立てたのですよね?」
「いや、あの・・・」
私だってダクネスに話して置こうかとか色々考えてたし、カズマくんを独り占めなんて気はさらさらないのに……
結果として、盗みに入るからダクネスには言えない、めぐみんをついてこさせるわけにはいかないってなっただけなのに……
・・・ダクネス?
あっ!
ダクネスのこと応援してるからか!
これはなんと言う巧妙なトラップ!
「略奪愛はいずれ後悔しますよ?今ならまだ引き返せます」
「違います!ちょっと話させてください」
よし!
とりあえず略奪愛が目的じゃないことは証明できた。
ゆいゆいさんがちょっと驚いてるから、予想してなかった見たい。
「どうぞ」
「私はカズマくんのことを好きじゃないですよ」
チーン
あたしのバカ!
ちゃんと枕詞つけないからこんなことに!
ああ、ゆいゆいさんがやっぱりって言う表情してるよ。
略奪じゃなくて、単純にカズマくんに惚れてるライバルみたいになっちゃってるよ!
「無自覚だったのですか。ごめんなさい。こんな形で知らせてしまって」
「いやいやいや、あの、異性としてはぜんぜ」
「もう大丈夫ですよ。これ以上は苦しいだけですから」
ここは言ったもん勝ちの勝負!
早く異性としてはなんとも思ってないと言わないと!
せめてカズマくんかこめっこちゃんが戻ってくるまでに!
「ちょっと言うだけですから!それで全部誤解とけますから!」
「これはもう片付けますね」
言って、ゆいゆいさんは魔道具が鳴らないように抑えて取った。そして、それを片付ける為に立ち去ろうとする。
もちろん、それを黙って見てる訳ではなく、全力で取り戻し誤解をとくためにあたしは動いた。
しかし、ここで記憶は途絶えている。
「『スリープ』さて、夕飯作らないと。全く、素直じゃない子ね」
こめっこが風呂遊びに満足したので、上がって来たのだが、部屋には誰もいなかった。
こめっこはまだ着替えてるにしても二人がいないのはどうしてだろう?と考えていると背後から声がした。
「湯加減どうでしたか?クリスさんは疲れて眠そうだったので私の部屋で寝てもらってます」
「里中歩いてたんでしょうがないですね」
絶対この人魔法でに眠らせたよな?
口が裂けても聞けないけども。
こめっこが戻ってきたら面倒だから話が変な方向に行かないように気をつけるか。
「カズマさん、これ、カズマさんと娘の名前以外は全て書いてある書類です」
言った矢先に物凄い火力の物が投入された。
この人どんだけ俺とめぐみんを結婚させたいんだろうか?
「えっと、これは?」
「婚姻届です。後は当人同士の名前埋めるだけですから」
分かってはいるけど、脳が理解を拒んでたけど、分からされた・・・
「・・・俺とめぐみんまだ付き合ってすらいないですよ?ってもう一人保証人ぶっころりーなんですね」
「ええ、めぐみんの幼馴染で、カズマさんとも仲がいいようなのでお願いしました。そうだカズマさん。このポーションを飲むとステータスが伸びるのですが、如何ですか?副作用で結婚するまで娘のことしか考えられなくなりますけど問題ないですよね?」
前半は確かにって思いながら聞いてたけど、後半全く訳の分からないこと言ってたな。
副作用で結婚するまで、めぐみんのことしか考えられないってなんだよ。
惚れ薬が副作用のポーションって意味がわからん。
絶対製作者ひょいざぶろーさんだろこれ。
「問題大ありですって!普通にめぐみんへはプロポーズしますから!」
「録音しましたからね?あと、さっきのポーションの話は嘘ですよ、うふふ」
「あっ……」
「あまりにも結婚の報告遅いとこの音声娘に送りますからね?」
「・・・はい」
嫁ぐ先の家族に結婚するように脅されるってどういう状況なんだろうか?
と言うか俺も俺で、めぐみんにプロポーズしますとか何口走ってんだろうか。
完全に嵌められた・・・
一旦落ち着こう。
相手は年がら年中、爆裂爆裂言ってる爆裂狂で、毎日毎日俺におんぶ頼みにきて、一緒に散歩してる相手だぞ?
そんなやつと結婚したら、毎日爆裂散歩に付き合わなきゃ行けなくってあれ?
いつもと変わらなくねえか?
何なら夫婦で毎日共同作業してていいと思う。
いやいや、他にもあるぞ。
街の子供と喧嘩した時はどうなる?
嫁が大変ご迷惑をお掛けしましたって菓子折りを・・・
あれ?
仲間の所が嫁なだけで、今と何も変わらなくねえか?
おかしい。
他に何かあるはず・・・
そうだ!アイツに無駄に意識させられて、こっちだけ盛り上がって放置させるような魔性の女だ!
そんな奴と結婚したら、また俺だけ・・・
あれ?
結婚してるんだから理性抑える必要ないじゃん。
そのままイチャイチャするだけだな。
うん。
お互い駆け引きとかせずそのままするだけだな。
めぐみんが乗り気じゃない時さえ避ければ問題なし。
・・・あれ?
否定材料が見つからない。
おかしい。
何かあるはずなのに。
「カズマさん。夕飯出来ましたよ。ごゆっくりどうぞ。こめっこも早くご飯食べなさい」
「「いただきます」」
なんだろう。
さっきの話があったからか、凄く義実家にいる感覚になってきた。
ゆいゆいさんはクリスと食べたのだろう後の片付けでいなくなった。
親戚の子と二人きり。
いい子だから苦じゃないけどな。
「兄ちゃん。このステーキ凄く美味しい!ありがとう!」
「それは良かった。いっぱい食べな」
「うん!」
でも、まあ、こめっこ見てると癒されるな。
さっきまでの圧がなかったかのようにほのぼのする。
「あっ、兄ちゃんって、いつからこめっこの本当の兄ちゃんになるの?」
「ゴホッゴホッ、えっと、誰から聞いたんだ?」
「いつ頃お兄ちゃんができるのかよく聞かれる」
田舎の娯楽は少ないから、外の情報に群がるってやつか。
前言撤回、こめっことの会話でも安心は出来ないな。
何故ならここが、紅魔の里だから。
「兄ちゃんが本当の兄ちゃんになったら、毎日美味しいご飯食べられる?」
「嬉しいこと言ってくれるな。でもまあ、それは俺がこっちに住むってなったらそうなるかな」
「姉ちゃんとけっこん?する?」
「そういう話は大きくなってからな」
こう言うのは家族内で教育した方が良い奴だよな。
変なこと言わないうちに話終わるか。
「どれくらい?」
「めぐみんくらいの身長かな」
「わかった」
案外物分りがいいんだよな。
めぐみんにも見習ってもらいたい。
次回からは週一投稿に戻す決意であります。
投稿は木曜日の予定です。
次回の投稿シリーズは未定です。
幼馴染ちゃん出る可能性は大です。