インプレゾンビも湧いてて、ビビり散らかしております。
ありがたいことです……
そして前回なんでこんな所で終わるんだ!?ってなった方もいるであろうカズめぐデートの続きです。
どうぞお楽しみください!
視点はダークストーカーさんです!
またもや観劇デートをしているカズマさんとめぐみんを見守っている。
これは決してストーカー行為ではない。
何故かって?
めぐみんからよろしくお願いしますと言われた公認見守り活動なのだから。
公認を得られてからは、イチャイチャしだしても見守りを続けている。
クライアントの意向は絶対だからね。めぐみんから関係が進展しそうになると邪魔が入るからどうなっているのか調べて欲しいと言うもの。
最初はあまりの尊さに昇天しそうになることが多く、途中からアサシンに変わって貰っていたけど、今はチュッチュくらいでは動じないようになってきたよ。
それでも心はぴょんぴょんするし、尊さで倒れそうにはなるんだけど。
今日は観劇中に手を繋ぐと言うデートらしさ満点の行動をカズマさんが取って、めぐみんがドギマギしてる珍しい所を見られて私は大満足。
「まさか最後にポチョムキン男爵があんな結末を辿ることになるとは思わなかったな」
「今作の見所ですからね!カズマも原作履修すればこれまでの原作でしか味わえない面白さも堪能できますよ」
「そうなのか?だったら明日お前の部屋行くから読ませてくれよ」
「もちろん構いませんよ。私も読み返したいと思ってた所です。一緒に読みましょう」
二日連続でカズマさんの方からデートに誘ってる!
これは快挙だよ!
めぐみんの満たされた笑顔が本当に良いし、それに見惚れてるカズマさんも最高にカワイイ!あっ!時間差でカズマさんが照れて顔逸らした!ほら!アレだよアレ!アレが尊いんだよ。
カズマさんは誰ともくっつくべきじゃないとか言って、密かに自分がその位置を狙ってる誰かさんには分からないよね。
ガチ恋勢(推定)を経て見守る側に来てくれても構わないので、せっかくの長い付き合いなのだから一緒に語りたい。
「そっか。また明日よろしくな」
「あっ、カズマカズマ」
めぐみんが何か思いついたらしい。
あの何か企んでる顔からして、カズマさんが顔を真っ赤になるだろうな。
企み顔かつ乙女の顔なめぐみんは要注意。
「なんだよ?」
「本読む時なんですけど。この前爆裂散歩の時に木陰で休憩してた時みたいにして読みませんか?それとそのままカズマに音読して欲しいです」
ああ、推しが尊い。
今めぐみんが提案したのは、子供に読み聞かせするような形でカズマさんに読んでもらおうとしてる。
はぁ、爆裂散歩の後に木陰でイチャイチャしてた二人を思い出すだけでもニヤニヤが収まらない……
「お、おう。任せとけあの時のアレな。うん。そうしよう。屋敷なら誰にも見られないだろうし」
「そ、そうですね。この前は見られちゃいましたもんね」
見られてることに気付いた二人の反応もまた良かった。
因みにここで見られたと言ってるのは、私では無くゆんゆん。
二人の帰りが遅いから心配になって見に来て友人のイチャイチャを目撃して青ざめるゆんゆんと同行してきた冒険者達と、対照的に真っ赤になっているカズマさんとめぐみん。
アレ良かったなあ。
アクアさんにお酒を献上して明日屋根裏に入れて貰おうかな。
流石にライン超えてるかな?
ああでも見たいなあ、お家デートしてる所。
「見られるのは良くないよな。あの後すぐにギルドで話し広まったし、ダストとリーンの噂を笑ってる場合じゃなくなって来てるよな」
「ダークストーカーさんが私達の話は流さないで居てくれてるのは助かりますね」
「そうだな。ダークストーカーさん、ダストの真似はしてたけど。俺らの話は流してないみたいだもんな。でもなんでなんだろう?」
「なんででしょうね」
白々しいことを言っているめぐみんだけど、私だけの記憶に留めたいから広めないで、もし広めたら王都に完治したことを報告するとお姉さん脅されたからなんだけどなあ。
せっかく広めて同好の士を増やそうと思ってたのに、出鼻をくじかれちゃった。
「まあ、考えてもしょうがないか。そろそろ到着だぞ」
「到着ですか?」
「そう。白スーツに頼んで入れるようにしてもらった貴族御用達のレストランだ。前にアクアと来た時は冒険者風情は客じゃないって追い払われたんだが、今回は大丈夫だ」
白スーツって確か、シンフォニア家のクレアさんだよね。
カズマさん、ララティーナちゃんだけじゃなくて、下手に手を出すと国の重鎮所か王女様が動く面倒な存在になってるね。
・・・めぐみん、早くしないとカズマさんが王女様とか貴族と結ばれるのに相応しい地位手に入れちゃうかもしれないから、まだ平民同士の内に早くゴールインしないとダメだよ!
あと、カズマさんは早くヘタレてないでプロポーズしてあげて!
今日の魔道具チェックでお互い好きなの嘘偽りないって分かったんだからさ!
元々お互いが好きと分かってるから何も反応してなかったんだろうけど、普通付き合ってない同士で今のクリアしたら、少なくともお付き合い始めるよ!絶対!
「アクアとのグルメ巡りとやらですか。と言うか何故ダクネスではなくあの人に?」
「前に断られた時にダクネスに口利き頼んだら、断られたからな。それにめぐみんとのデートで行くから予約取らせてなんてダクネスに言える訳ないだろ」
「そ、それもそうですね。ありがとう、ございます。その、あまり貸しは作りたくない相手でしょうに」
「いいんだよ。逆にこっちが返させてる所だから。それにアイリスの話でちょっと盛り上がれたからそれはそれで楽しめたから」
クレアさんとカズマさんの不仲説と良好説の両方が王都周辺の情報筋が流れてくるのは、どっちも正しい気がしてたし、今日話聞いてる感じだとアイリス様について語れるけど、それ以外では険悪と言う感じかな。
めぐみんがあまり嫉妬してないからカズマさん争奪戦には関係ないくらいの仲で済んでるんだろうなあ。
「逆ですか?」
「ほら、アレだよアレ。お頭とかな?」
「ああ、アレですか。分かりました。と言うかアレの話は今後ちゃんと私に話すようにと約束しましたよね?」
アレってなんだろう?
お頭はめぐみんのことじゃなかったっけ?
盗賊団に憧れて後援会的なのを作って、作って!?
・・・待って!?
巷で噂の銀髪もしくは仮面盗賊団の片方カズマさん!?
そうなると仮面の方がカズマさんで銀髪の方がクリス辺りになる???
クリスはよく教会に寄付とかしてるの見るから、義賊として、悪徳貴族懲らしめて、市井に還元とかはやりそう。
だとするとめぐみんは知らないうちに本家の人部下にしてたのかあ。
アサシンが得意げにカズマさんのアノ活動知らないでしょってニヤケ顔で言ってたのこれか!
私はカレのこと詳しいみたいなことしてて、オレ嫁勢的なのかもしれないと私が思った瞬間でもあった。
「しゃあねえだろ。お前言ったらついてくって言うだろ?だから事後報告してんだろいつも」
「ですからそれを事前に話すようにと言ってるんですよ!」
「安全なのがあったらなって言ってんだろうが。俺だって見せられるなら結構カッコよく活躍してるから見せたいっての」
うんうん。
やっぱりこれは義賊の活動だね。
めぐみんが仮面盗賊団の仮面の人にメロメロだって聞いた時は、耳を疑ったけど、そうだよね。
好きな人が自分の趣味嗜好に合致した活躍してたら、メロメロになるよ。
やっぱりカズマさんとめぐみんは付き合うべきだね。
これはよくめぐみんの言う世界が選択せし運命ってやつだよ。
「なら見せてくれてもいいじゃないですか!」
「お前を危険な目に遭わせられないからだろうが。好きな女の子を危険に晒せるかよ。この話はここまでだ。予約してるとは言え、口喧嘩しながら行ったら入店拒否されるかもしれないからな」
「わ、分かりました。カズマこれだけは言わせてください。あまり無茶はしないでくださいね?好きな人が無理してるのは見たくないです。嫌だったら言ってください。私からもお願いしてみますから」
待って!
めぐみんの好きな人はまだしも、カズマさんの「好きな女の子を危険に晒せるかよ」って何!?
カズマさんそんなイケメンなセリフ言えるなら、もっとめぐみんに色々と言ってあげるべきだよ!
それに!お互い気遣ってるのが、もう、愛だよ!
カズマさんは色々責任取って、めぐみんと結婚するべきだよ。
それ以外の選択肢があるだろうか?いやない!って言うところだよめぐみん!
「とっと付き合えば良いのに」とリーンちゃんが以前話してたけど、これはアレだよ。「とっとと結婚すればいいのに」の域になっちゃった!
「お、おう。ありがとう。今の所は別に無理やりって訳でもないから安心してくれよ」
「カズマは人知れず頑張りすぎですよ。そういう所が好きなのですが」
「・・・ほら!着いたぞ!予約してたサトウです」
カズマさんのイケメンムーブからの、めぐみんのカズマさん好き好き度MAXになった時に出る好き好きアピール、そして、それに対して照れちゃうカズマさんの図!
これはもうカズマさんとめぐみんのイチャイチャの型としては基礎として定着しつつあるんだけど、アサシンのやつは認めてくれない。
認めたくないだけだろ裏切り者のオレ嫁勢と言ったらあのバケモノ殴りかかって来たしなあ。
アクアさんにお世話になる回数が本当に増えてるよ。
そろそろ隠れアクシズ教徒じゃなくて、ちゃんと入信した方がいいのではないかとすら思うくらいに……
でもめぐみんの恩師は邪神ウォルバクだからそっちもちょっと隠れ信者をしてたりする。
正式に入信しちゃうと別々の神を信仰するのは良くないよね。
まあ、カズマさんが日本人は無宗教で、色んな宗教の行事やってると言ってたからそれに倣う形で今私は隠れ信者をしてる。
酔ったカズマさんにめぐみんとの進展した出来事聞いてた時に、ウォルバク戦の話が出てきた。めぐみんに爆裂魔法を伝授した人でしょ?爆裂散歩が二人の関係を育んだ過程だから、もう、恋のキューピットと言っても過言では無いよ。
しかもカズマさんここだけの話と言って、「実はちょむすけがウォルバクさんの半身なんだ。多分ウォルバクさんは今もめぐみんを見守ってくれてると思うし、そうであって欲しい」って言ってたんだよ!
ちょむすけってご主人のめぐみんか、カズマさん以外には懐かないんですよ!つまりカズマさんとめぐみんの関係を邪神ウォルバクは応援しているよね!
ちょむすけ先輩と呼ぼうか悩みつつある今日この頃。
それとカズマさんのめぐみん愛をヒシヒシと感じて、尊すぎてお姉さん心がぴょんぴょんしたよ。
尊い二人を目撃して冴え渡ってる今の頭でよーく考えてみると邪神ウォルバクは怠惰と暴虐を司る神。怠惰はカズマさんで、暴虐はめぐみんと言う、最早二人を司る神なのではないかと、カズマさんとゆんゆんから話を聞いて思い始めている。
会ったことないから、回復魔法で毎度お世話になってるアクアさんの方が優先されることになってる。
「お待ちしておりました。ではまずこちらで服をお着替えください。ああ、我々クレア様の指示で来ているメイドですので、店員ではありませんよ。最低限ドレスコードは守るようにとこちらのレストランオーナーから言われておりますので」
「ああ、そう言う。めぐみんまた後でな」
「はい、またあとで」
長く受付待たされてるなと思ったらウェイターさんが、シンフォニア家のメイドさんを呼びに言ってたのか。
なるほど。
さてと、私も入るための装いに着替えに宿に戻らないと。
カズマさんのサプライズは既に把握済み。
近くの宿をこの日の為に予約してドレスを用意してある。
早く着替えて早く戻らなきゃ・・・
いざ着替えて二人を観察と思ったのに、何処にも居ない。
なんで?
なんて野暮なことは言わない。
あの二人VIPルームに通されたんだ!
今月の恩給ここに全部使ったのに、見られないなんて、そんな馬鹿な……
ああ、カズマさんとめぐみんの周りを漂う空気になりたい。
推しの周りを漂う空気とか最高。
でもそんなマジかで推しの尊さ感じたら致死量では?
「お客様、少しお話がございます。別室へどうぞ」
まだ何も注文してないんですけど、私何かしましたか?
「いえいえ、とんでもございません。お客様に取って有益なお話でございます」
分かりました。お願いします。
とウェイターに連れられて別室へ向かうけれども、有益なお話とは?
正直な所、罠だったりしないかヒヤヒヤしている。
私を抹殺しに来た敵対勢力の手の者かもしれないし。
そんな警戒をしているとVIPルームに案内された。
なんで?
「それではお客様、こちらの席でご自由におくつろぎください。ご注文はアクセル随一のバカップル鑑賞でよろしかったでしょうか」
え!?どど、どういうことですか!
「この席はシンフォニア家のクレア様がご用意してくださいました。あっ、私シンフォニア家のメイドでございます」
本当にどういうことですか?どうしてシンフォニア家のクレア様が私なんかに……
「クレア様はこう仰せです。どうかあの二人を早く恋人もしくは夫婦になるように尽力して欲しいと」
え?
「サトウ殿がクレア様とアイリス様についてお話をされる事があるのですが、その際に何が楽しいのかダークストーカーさんから尾行されているとサトウ殿が仰っていまして、アサシンに確認を取ったところ護衛しつつサトウ殿とめぐみん殿の関係進展を見守っていらっしゃるとか」
そんな事になっていたのですか。あの、これ大丈夫ですよね?見終わったら突然王都に連行とかされないですよね?
「ご安心ください。お二人が療養に至った以上の重度な負傷を負っている所がよく目撃されているため、お二人によるアクセルの治安維持活動と国は評価しています。療養中にも関わらず活動されていることを我々は高く評価しています。それではごゆっくりお楽しみください。代金は当家持ちですので」
実態は私とアサシンの解釈不一致バトルだと言うのは黙っておこう。アサシンのやつテキトーなこと言って誤魔化したんだ。
凄く助かる。
今度なにか奢ろう。
そのおかげで推しのデートを隠し部屋から見られる。
『カズマカズマ!』
『どうした?』
『ふふふ、あ〜ん』
『ちょっ、お前こう言う店では』
『誰も居ないのでいいじゃないですか。ほら、あ〜ん』
あの、これいくら請求されるの?
億単位の請求きても驚かないよ。払えないけど。
ああ、良くない。
本当に良くない。
二人の世界をこんな形で覗き見するの本当に良くないけど、シンフォニア家のご好意を無下にはできない。
『あ、あ〜ん』
『どうですか?』
『自分で食べるより美味しい』
『では私もお願いします』
策士めぐみん。
カズマさん顔真っ赤だよ。
はあはあ、動悸が収まらない。
いつウェイターさんやメイドさんが来てもいいように平常心保たないとなのに!
シンフォニア家の人は私の活動どう捉えてるんだろう。
『お、おう。はい、あ〜ん』
『あ〜ん』
照れてるカズマさん可愛すぎるし、めぐみんもめぐみんでめちゃくちゃ甘えた乙女の顔してて良き……
何この天国空間。
これアレだ!私がライン越えだと思って控えてた屋敷潜入くらいの価値あるって!
と言うかやらなくて良かった。
絶対悶えてるもん。
『・・・なあ、めぐみん』
『なんですか?』
『その、キスしていいか?』
あーんしてためぐみん見て、したくなちゃったのか。
カズマさんも二人きりの時は案外グイグイ行ってるんだ……
新発見でお姉さん死にそう……
『ふふ、いいですよ。私もしたかった所です』
あっ、待って、無理、死ぬ……
誰か助けて!
推しが、推しが尊すぎる!
これは致死量の尊さ……
うわあ、カズマさんは軽くチュッって想定だったんだろうけど、めぐみんはディープなチュッチュし始めてカズマさん困惑してるよ。でももうめぐみんのディープなの受け入れてるなあ!お姉さんもうこれ以上は本当に無理だからちょっと食事に集中する。
これ以上直視したら気を失いかねない。
本当にこれはいくら払ったら得られるサービスなの?
お姉さん一生この国に仕えます。
あと、シンフォニア家に忠誠誓うまである。
「失礼します」
どうぞ。
「こちらサトウ殿とめぐみん殿が注文されたコースになります」
あ、ありがとうございます。所で国は私が二人を見守ってることについてどう考えてるのですか?
「勇者とその一行の護衛です。またサトウ殿のパーティーに護衛を付けるべきではないかという議論の最中、療養中のお二人は自己判断でいち早く護衛されていたと。その中でも貴女は勇者サトウ殿の護衛に特化していると聞き及んでおります。サトウ殿とめぐみん殿が二人になることが多く、結果的にお二人の関係を応援される形に至ったとシンフォニア家は考えております」
そ、そうですね。勇者パーティーは狙われる可能性がありますから。勇者と最強の魔法使いの結婚はこの国にとっても凄い利益ですよ。
カズマさんは能力が強いと言う訳ではないので、勇者と王族との結婚で強い遺伝子をと言う流れにも適さないと思いますから。
「シンフォニア家としても同意見でございます。サトウ殿実力は把握していますが、その才覚は王家としてではなく、冒険者や騎士、王宮魔術師として後世に引き継ぎ発揮して頂きたいと考えております。失礼します」
シンフォニア家もサトウめぐみんの子を望んでいるらしい。
貴族推奨の冒険者カップルって何?
みんなもカズマさんとめぐみんの関係を推すべきだよ。
この尊いカップルに祝福を!
アサシンにも見せたかったなこの尊いチュッチュを。
ダークストーカーさん視点はもうはや私の思ってることそのまま書いてる感凄かったです……
次回更新予定日等は未定です。