ーあれから1年。
あの[最後の審判]からはや一年がたった。深月はあの集落に残り、僕は、目的もなくさ迷っていた。
仁さんはあの日死に、その後どうなったのかは分からない。大方、野座間製薬か、4C辺りが処理したのだろう。
したのだろうと、思っていた。今、目の前の事実と直面するまでは。
episode 1 ~continuation of the END~
「よお、久しぶりだな」
目の前の男は、笑みを浮かべながらそういった。
よくみなれた、その姿。
あのトラロック事件から今年で6年たつが、いまだにあのとき出来た爛れの後が一部に残っていた。
「仁さん...」なぜこの男が生きている?確実にあの日、僕は止めをさすたはずだ。なぜそれなのに?
「なっかなかゆっくり死ねねぇなぁ?」
男、いや、鷹山仁はそう自嘲気味に言う。半ば口癖のように口にしていた言葉を、また違った形で聞くとは思っても見なかった。
「どうやって、戻ってきたんですか?それにどうやってここが」
「説明してほしいか?ならおしえてやるよ」
仁はおもむろにベルトに手をかける。
「アマゾン」
alpphhhhhhhSIGMA
瞬間、爆発音がおこる。
「アマゾン!」
OMEGA
お互いに、変身する。
「こういうことだよ、俺はSigma-typeとして生き返った」
そう、赤色の裂けたような口が告げる。以前のamazonALPHAと見た目は同じだが、明らかに何かが違った。
「仁さん、どうしても戦いは避けられないんですね」
「当たり前だろ?アマゾンは全員殺す。俺も含めてな」
そう言いながら姿勢を低くした後、走りながら、アームカッターで斬りかかってくる。
ギリギリのところで交わすが、明らかに速度が早かった。
続いてalfaがグリップに手をかける。続いて、自分も握りしめる。
VIOLENT BREAK
一度に、攻撃を、放ち会う。
そして二人が交差し、血が飛び交う様は、まるであの日の再現のようにも思えた。
ただ、ひとつ違っていたのはalfaがほとんどダメージを受けていないことと、自分が、より多くダメージを受けていることだ。
「誰なんです、いったい誰があなたをよみがえらせたんですか」
「さあな、気を失ってる時の記憶を、知る分けねぇだろ?だがスゴいもんだな、痛みも、感情もないってのは」そう言いながらも、笑みを浮かべて見せる男に恐怖心さえ覚える。
「いいか、必ず俺はお前を狩る」
変身を解いてから、ま、それまで幸せに生きろよ と付け加えながら、どこかへ消える
NEXT KILL Over life Over dead