第20話「立海大の反省会」
とある日のレギュラーミーティング…。
この日はレギュラー全員で柳が編集したあの練習試合のビデオを見ていた。
試合は立海が完全勝利だったはずだが試合に出たレギュラー達は苦虫を噛み潰したような表情でビデオを見ている。
そしてビデオを見終わると幸村は一人一人に少々手厳しく試合の講評を述べていく。
幸「ブン太はボレーテクニックは申し分ないけどもっと持久力をつけるべきだね。相手も持久戦に弱かったから勝てたが…もし相手が持久戦に強かったら負けていたよ。今後は走り込み練習を増やすからそのつもりでね。あと少し減量しなよ。これ以上体重増えたら試合用お菓子全部没収だからね」
ブ「そりゃねーよ幸村君・゚・(。>Д<。)・゚・」
幸「嫌だったら少し自制しなよ。次に柳生とジャッカル。お互いいつもと違うパートナーとのダブルスだったからか苦戦していたね。ゲームを持久戦に持ち込むという作戦は良かったけど点を取られすぎだ」
柳生「申し訳ありません」
ジャ「す、すまねー」
幸「柳生はもう少しスピードを強化する必要があるね。ダッシュトレーニングを重点的に。ジャッカルはまだまだパワー不足だから基礎の筋トレを五倍に増やすから」
柳生「分かりました」
ジャ「ご…五倍… 幸「文句ある(黒笑)」ア、アリマセン」
幸「ならいいんだ。次に柳は… 柳「お前は遊びすぎだという確率100%だ。すまない精市、コピープレイヤーは珍しくてな」分かってるならいいんだ。柳は自己分析が早くて助かるよ。ただ試合を見てて思ったがパワーがまだ足りない。パワーリストの重りを増やしてくれ」
柳「了解だ」
幸「最後に小向だけど…」と幸村が柚瑠の方に目を向けると…。
「Zzz…Zzz…」
柚瑠は壁にもたれかかって気持ち良さそうにスゥスゥと寝息をたてていた。
レギュラー達は思わず苦笑いを浮かべる……もちろん、この男を除いて。
真「小向ぃぃぃぃ!!!!!!!!貴様ぁ!!!ミーティング中に寝るとはt 幸「うるさい、イップス」キェェェェェ!!!!!!!」
上の文の状況を説明しよう怒声をあげて柚瑠に近づいた真田に幸村が背後から真田の五感を奪い、真田は発狂して倒れたのだ。
そんな真田を踏んづけて幸村は「真田、お前馬鹿?この間日吉君に無理矢理起こすなって言われたでしょ?また小向にボコられたいの?お前Mなの?」と言い放つ。
柳以外(((((ま…魔王だ……)))))
柳以外はドン引きである。
柳「精市、その辺にしておけ」と柳は幸村を軽く諫める。
その時だ!!!!キィっといきなり扉の方から音がした。
レ全「「「「「!!!!」」」」」
その音に驚きメンバーが一斉にドアの方を見るが視線の先には誰もいない。
だがすぐに足元から「にゃぁ〜」と鳴き声が聞こえた。
メンバーが足元に目を向けると黒い影がメンバーの足元を縫うように歩いていた。
切「あれ?あの猫って確か…」
それは柚瑠が助けたあの黒猫である。
黒猫は柚瑠の近くまでいくとそこから柚瑠の膝に飛び乗り、体を丸めて眠りについた。
そんな様子に驚くレギュラー達だが同時にどこか微笑ましげな笑みを浮かべている。
柳生「小向さん…随分懐かれているんですね。彼女の猫なんでしょうか?」
柳「いや、首輪をしてないところを見ると野良猫だろう。まぁ、野良猫にしては警戒心がないが…」
切「…」
丸「どうした赤也?急に黙って」
切「いや、寝顔見てると小向先輩ってやっぱり女子なんだなーって思っただけッスよ」
仁「なんじゃ赤也、惚れたか(笑)」
切「な!!!!ち、違うッスよ!!!!!」と切原は否定するが仁王は「本当かのぉ」とニヤニヤしながらからかい、そこに「オレも混ぜろぃ!!」と丸井も参戦し少し騒がしくなる部室…。
柳生「君達、静かにしたまえ。小向さんが起きてしまいます」と注意する柳生…。
(いや、柳生さん…今一応ミーティング中なんでしょ?起きた方がいいんじゃないの?by作者)
そんな様子を見て柳は「ミーティングどころではなくなってしまったな…どうする精市?」と苦笑しながら幸村に問う。
幸「うーん…とりあえず小向はもう少し寝かせてあげようか(微笑)」と黒猫を撫でながら幸村は言った。
そして柚瑠は部活が終わる直前に起き、何やらニヤニヤしていたレギュラー達を見てドン引いたのはまた別の話。
to be continued
祝・二十話!!!!