双子の心と秋の空   作:蒼奈涼音

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第六話「自己紹介?んなもん知るか!!!!!!」

 

 

 

第6話

 

「自己紹介?んなもん知るか!!!!!!」

 

 

 

腹黒魔王幸村の策略により…オレは無理矢理テニス部に入部させられる事になった…のだが…。

 

「なぁ、腹黒」とテニスコートに戻る途中…オレは腹黒幸村に話しかけた。

 

幸「誰が腹黒だって」と真っ黒な笑みを浮かべてこちらを見ている幸村をガン無視してオレは「そもそもオレって男テニに入れるわけ?」と今さらながらに質問した。

 

思い出したのだが、よく考えて見ればオレは女だ。

 

(考えなくても分かんだろ!?自分の性別忘れんな!!by作者)

 

そんな質問に対し幸村は「入れるよ。たとえ女でも」と予想外の答えをした。

 

「…!!気付いてたのか!!(初めて自分から言わずに気付いてもらえた…ちょっと見直したぞ魔王!!)」とオレは若干感動を覚えたが…

 

幸「え?当たってたんだ。確かに男にしては華奢だったし、体重も軽かったし…もしかしたらとは思ったけど…本当に女だったんだね」と幸村は本気で驚いていた。

 

前言撤回、ただの勘かよ…ってか………HA?

 

「お前今何つった?」

 

幸「え?男にしては華奢だし…「その後!!」あぁ、体重も軽かった」と幸村が言うとオレは奴のネクタイを掴む。

 

クソッ!!何で無駄に身長デケーんだよ(怒)(←身長差6㎝(笑))

 

「おい…テメェ…何でオレの体重を…」と全力で幸村を睨みつける。

 

普通の奴はこれだけ睨んだら大方逃げ出すのだが……どうやら魔王幸村には効かないらしい…。

 

幸村は苦笑して「だって君を保健室に運んだのオレだし」と言った。

 

不覚…こんな奴に運ばれるなんて…屈辱以外の何者でもない!!こんなオレより女っぽい奴に!!こんな女顔に!!

 

幸「聞こえてるよ(黒怒)」

 

「え?マジで?」

 

どうやら口から出ていたらしい…まぁ、どーでもいいけどな!!

 

 

そして数分後…テニスコートにて…。

 

 

「っつーわけで…今日から無理矢理入部させられる2年の小向柚瑠でーす…嫌いなものは無駄に背が高い帽子の男とすぐに鉄拳制裁してくる暴力風紀委員と立海一老けてる二年男子です。よろしくお願いしまーす」と適当に自己紹介をするオレ。

 

正直かったるいし非常に面倒臭い。

 

ん?嫌いなものしか答えてねぇじゃねーかって?嫌いなものが分かれば十分だろ?他に何がいる?

 

部員全員((((全部真田に当てはまるじゃねーか(--;)どんだけ嫌いなんだよ!!!!!))))

 

幸「じゃあ、とりあえずレギュラーだけ自己紹介して。他の部員は後から各自で自己紹介するように」と言うと平部員は「はいっ」と元気に返事した。

 

幸「真田はわかるからいいよね?じゃあまずはオレから…ちゃんと自己紹介してなかったからね。テニス部部長の幸村精市だ。よろしく」と幸村が自己紹介をする。

 

はいはい、分かりましたよ魔王さん。

 

柳「柳蓮二だ。部内では会計を務めている。先程はいい試合だった…お前のデータ、取らせてもらうぞ」

 

アンタ本当に試合見てたの?その目で?ってかデータってなんだ?

 

ジャ「ジャッカル桑原だ。さっきの試合凄かったな!!久しぶりにあんな試合見たぜ!!!これからよろしくな」

 

ジャッカル?ハーフか?中身と名前が合ってない気がするんですけど…ってか煮卵みたいだな。

 

丸「丸井ブン太だ、シクヨロ♪」

 

丸いブタな。

 

仁「さっきは残念じゃったのぉ。まぁこれからよろしくの」

 

銀髪(怒)テメェだな糸目と幸村に色々言いやがったのは!!!ふざけんな(`Δ´)

 

柳生「柳生比呂士です。共に励み、より良い部活にしましょう」

 

おっ、一番マトモなこと言ってる。

 

幸「…ねぇ…小向」

 

「ん?」

 

幸「全部まる聞こえだけど(黒怒笑)」

 

「え?マジで?」と周りを見ると赤髪の丸井は「ブタじゃねーよ」と叫びジャッカルは「煮卵…か…」と悲しげに笑っていた。

 

 

その時だ!!

 

 

切「幸村部長!!オレまだ自己紹介してないッス!!」と立派なワカメが生えてきた(笑)あ、間違った人間だ。

 

切「アンタ…潰すよ…」

 

どうやらまた声が出ていたようだ。

 

「あ、悪ぃ悪ぃ。で、お前は?」とオレが聞くとワk…いや、男子は「1年の切原赤也ッス」と口を尖らせながら答えた。

 

「なるほど、切原ワカ也な」と言うと切原は目を充血させて襲いかかって来る!!

 

 

だが…3秒後…オレは切原の首を腕で思いっきり締め上げた。

 

 

切「ギブギブッ!!小向先輩ギブッス!!ギブ!!」

 

「切原君、先輩にあんな態度とっちゃいけないな~…

 

 

 

 

…ごめんなさいは?」

 

 

 

 

 

切「な!!先に言ったの先輩じゃないッスか!!グエッ」

 

「ねぇ…ごめんなさいは?」とオレは満面の笑みを浮かべる。

 

観念した切原は素直に「す…すみませんした…」と言った。

 

「よし、いい子だ」と切原の頭を撫で「次からこういう事がないようにしろよ?ちなみにオレ、柔道三段。空手師範代だから」と軽く脅しをかけてみた。

 

平部員達が顔を一斉に青くしていたのは恐らく気のせいだろう。

 

こうして…平和とは程遠い…個性が豊かすぎるテニス部メンバーとの部活生活が始まったのだった…。

 

 

to be continued




立海の魔王が二人に増えてしまいましたね(笑)

柚瑠君も気が付けば黒属の仲間入りです。

立海の第二の魔王ですね( ̄▽ ̄)
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