説明不足かも。
サバゲーは、基本は銃によって決着をつける。
逆に言えば、それ以外は認められない。
例えばナイフアタック(模造刀やゴムナイフ等)とかホールドアップ(敵の背中に銃口を突き付けて降参させる等)は、トラブル防止の為に禁止にしている所が多い。
どんなに敵が目の前にいようとも、降参を要求してはならない。
斬り捨てゴメンも禁止。
後で「なんだテメェ」とか「直ぐに振り返ったからセーフ」とかなって、喧嘩になるかも知れないからね。
基本は撃つ。 撃って撃たれてがサバゲーだ。
だが例外としてトラップやグレネード有りの事もある。
俺や優希のいるフィールドでは有りだ。
これは自動か有線のリモコン、接触や時間等で起爆する、BB弾をばら撒く装備品である。
だから銃が拳銃のみ、地雷ケースやグレネードを腰に着けている敵を見た時。
もっと警戒すれば良かったと後悔するのであった…………。
「隠れていれば銃による弾は当たらない」
と、死亡フラグを立てるは市街地エリアの、室内(天井は無いが)に籠る俺。
入り口はひとつしかなく、俺は常にそちらへ銃口を向けている。
ウッカリ敵が入って来ようものならフルオートを浴びせちゃう。
やべぇ。 コレ、良い作戦じゃない?
優希は先に倒されてしまって、孤立した俺は こうして籠る事にした。
だって撃たれるの怖いし痛いし。
待ち体勢も緊張が酷いが、何とかなりそうだ。
刹那。
「うん?」
入口から缶ジュースのようなモノが放り込まれてきた。
それが何か分からなかったから、ルール違反な事をしていると思う事2秒ほど。
それは起きた。
プシュウゥッ!
「うわっ!?」
ガスが抜ける音と共に、缶はクルリと回転。
空いている小さな穴から多くのBB弾を撒き散らした!
その何発かは俺にぺしぺし当たる。
へ? コレ……ヒット?
「ヒット」
怪しい時は素直に降参。
これもまた、サバゲーだ。
「それはグレネードだ。 トルネードタイプだな。 時限式と思われる」
して、セーフティエリアへ退却。
そして解説の優希先生。
トルネード? ああ、クルクル回るからか。
「グレネード。 存在は知っていたけど、喰らったのは初めてだ」
「素直にヒットコールした お前は偉いぞ」
「どうも」
「さて。 説明に戻るが……サバゲー用グレネードにも色やダミー含めて多種多様だ。 時限式もあれば衝撃、接触式もある。 使用する際は安全の為に転がして使用する」
「上投げは、当たったら痛そうだもんな」
「ああ。 結構硬い。 だから下投げからの転がしが一般的だ。 衝撃式などは難しいが。 用途としては隼人みたいに、室内に籠る相手や壁向こうに隠れる敵に使用される事が多い。 閉所での使用が効果的だからな」
そこまで言うと、優希は緑色の缶を渡してくる。
あいや。 グレネードだな。
安全ピン付いてるし。
「良かったら使ってみてくれ」
「持ってたのね」
「まあな。 だが今のところ使い所が無くてな。 あっても使う前に死んでしまう。 だから託そう」
「自信ないんだけど」
「私もだ。 だがやってみなくては始まらない」
うーん。 そこまで言うなら。
俺は優希からグレネードを受け取った。
何となくな重さがある。
コレも投げつけられたら痛いだろうな。
慌てても下投げだけは厳守しよう。
「ソレはスプリングで弾をばら撒くもので、安全ピン抜いてレバーに衝撃が加わると起爆する」
「分かったよ」
取り敢えず、次のゲームで使えそうだったら使うか。
俺は頷く。 して、次のゲームに持ち込むのであった。
そして、その時が直ぐに来た!
味方が突入しようとしている建物だ。
中に敵が篭っていて、手を焼いている。
ここでグレネードの出番という訳だ!
「グレネード!」
俺は格好付けて叫びつつ安全ピンを抜いた!
して、華麗に入口の中目掛けてアンダースローで……。
壁に当ててしまい、自分の所に戻ってきた!
「あっ」
刹那。
足下でパーンッ!
「…………味方をも巻き込んでしまった。 ホント、罪悪感パネェ」
「隼人。 皆笑って許してくれたから良いではないか。 チームも勝った。 サバゲーは楽しむものだよ。 ほら、笑え」
「ハハハ……」
フレンドリーファイヤ……撃ってはないが。
罪悪感に悩まされるとは。
コレもまた、サバゲーか。
ストーリーを組まないと……などと考えつつ、更新未定。
サバゲでのバトルで、何を求めますか?
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少人数でタクティカル!