やはり俺「 」の幻想郷は間違っている   作:ハンド

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・・・どうぞ!


14話 紅魔・其の後1・「今回のオチ」

目が覚めて

 

起き上がろうと「手」をついた

 

がうまく上がれず

 

左に倒れる

 

八幡「あ、あれ?」

 

「何やってるの?」

 

八幡「え、えっと」

 

その声のする方に顔を向けると

 

紫色の服を着た女の人がいた

 

「まぁ、いいわ

 みんな呼んでくるから待ってて」

 

八幡「は、はぁ」

 

 

 

・・・

 

 

 

「起きたのかしら」

 

そんなことを黒い羽が

 

ついてる女の人が聞いてきた

 

八幡「ま、まぁ」

 

「貴方を咲夜が突然連れてきて

 倒れてびっくりしたわよ」

 

八幡「す、すいません

   あの、えっと」

 

咲夜「お嬢様、名前を名乗ってませんよ」

 

「それもそうだったわ

 私は、この紅魔館の主人にして

 吸血鬼のレミリア・スカーレットよ」

 

「私は、パチュリー・ノーレッジよ」

 

八幡「俺は、」

 

レミリア「いいわ、知ってる

     比企谷八幡」

 

八幡「はぁ」

 

レミリア「さて、早速本題と言うか

     その、それ」

 

レミリアはなくなった

 

左腕を指差して

 

レミリア「その腕の件は

     本当に、ごめんなさいね」

 

そう言って

 

レミリアは頭を下げた

 

咲夜、パチュリーも後に続いて

 

頭を下げた

 

パチュリー「貴方が倒れた後

      貴方の能力が解け

      大量に血が流れてしまい

      治癒力を上げるために

      私は来たのだけど

      再生の魔法を忘れてしまって

      とりあえず傷口は閉じているけど

      前みたいに生活はできないわ」

 

あゝ、だから普通に起き上がろうと

 

した結果腕のない左に倒れたのか

 

八幡「謝らないでください

   こうなってしまったんだから

   仕方ないですよ

   それより、なんで俺はここに?」

 

レミリア「そうね、それは咲夜に

     聞いてちょうだい」

 

咲夜「それを、説明するにも

   今回の事、後日談と言うか

   今回のオチ、

   貴方がここを去る前から

   説明します」

 

八幡「ん?えっ?」

 

少し困惑する俺をよそに

 

咲夜は説明を続ける

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

時は遡り、八幡がフランと

 

対峙している時

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

ー咲夜サイドー

 

 

 

止まった時の中で

 

お嬢様と紅白、確か博麗とか言う

 

のと戦っているのが見えたが

 

そんなことは関係ない

 

咲夜「時は動きだす!」

 

そう言うと止まった時間は動き始めた

 

お嬢様はこちらに気づき

 

レミリア「なんで咲夜が!」

 

と驚いた様子を見せる

 

咲夜「お嬢様、わ、私

   嫌われてないですよね!

   嫌ってなんてないですよね!」

 

と思わず泣きついてしまう

 

レミリア「ど、どうしたの咲夜」

 

咲夜「そこの紅白の仲間の男に

   とらわれてその時に

   聞こえたんです

   いろんな人の声で

   その、、、」

 

レミリア「もういい、わかったわ」

 

その言われた言葉を言おうとしたら

 

お嬢様に遮られた

 

あゝ、間違いなく

 

怒ってらっしゃる

 

レミリア「待たせたわね

     紅白、続き始めましょ

     そして貴方の仲間の男は

     私の想像する以上に残虐に残酷に

     殺してあげるから」

 

霊夢「そ、話は終わったのね

   八幡が何をしたか知らないけど

   八つ当たりとかやめてよね

   返り討ちにしてあげる」

 

 

 

・・・

 

 

 

数十分後

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

レミリア「うーー☆」

 

霊夢「もうこれに懲りたら

   何かしようって思わないことね」

 

お嬢様が負けてしまった

 

咲夜「大丈夫ですか!お嬢様!」

 

そう言って急いで駆け寄った

 

レミリア「大丈夫よ、咲夜」

 

とそう答える

 

霊夢「大丈夫なら早く

   あの霧を止めて

   早く帰りたいんだから」

 

レミリア「止めるけど

     夜も更けてきたし

     泊まっていきなさい

     言っておくけど

     もう何もする気は無いわ」

 

霊夢「帰りたいんだけど

   それと、そこの咲夜だっけ」

 

唐突に名前を呼ばれ

 

反応に困っていると

 

霊夢「さっき言っていた

   男、八幡のところに

   連れて行ってもらえないかしら」

 

咲夜「、、、時間も経っているし

   先ほどのところにいるかどうか

  「連れていきなさい!」

   はい、、、」

 

 

 

・・・

 

 

 

さっきの所まで戻る途中

 

 

 

・・・

 

 

 

反対方向から

 

白黒がやってきたが

 

どうも様子がおかしい

 

魔理沙「ど、ど、どうしよう

    あっとえっと、は、八幡が!」

 

霊夢「落ち着いて、八幡がどうしたの」

 

魔理沙「フランってやつに、腕を!」

    すると霊夢は魔理沙の手を引いて

 

霊夢「早く案内して!」

 

魔理沙「わかったぜ」

 

 

 

・・・

 

 

 

八幡と別れた場所

 

 

 

 

・・・

 

 

 

フラン「うぅぅぅ、ぅん?」

 

レミリア「フランじゃない!?

     貴方なんでこんなところに」

 

フラン「え、えーへへ」

 

妹様は目をうろうろさせて

 

レミリア「もういいわかったわ

     探しましょう」

 

咲夜「ですがお嬢様、先ほどの戦いで

   体力を、、、」

レミリア「そうね、体力を消耗、

     後1、2時間で日が昇るから

     体力の回復はできない

     かと言って外に出て見つけれるか

     わからないわ、

     でも

     私たちを倒した勇者様一行の1人を

     死なせるつもりはないわ」

 

咲夜「で、ですが」

 

レミリア「黙りなさい!

     主の言葉を聞けないのかしら」

     その言葉に私は黙ってしまった

 

レミリア「さっきの言葉を

     聞いていなかったのかしら」

 

咲夜「さっきの?」

 

レミリア「ええ、戦いの後

     アレ(紅白)に私は

    『泊まっていきなさい』

     と言ったわね、その意味わかるわね?」

 

咲夜「え、ええ、はい」

 

(お嬢様が人を泊める

 それを断られたからと言っても

 『客人』に違いないですもんね)

 

レミリア「それに、まだ泊める気で

     いるんだから」

 

霊夢「あんたねぇ、帰るって」

 

レミリア「ここに来た客人を

     早々に帰しては主人の顔が

     立たないじゃない」

 

紅白もなんだか苦笑いをしている

 

レミリア「フラン!さっきまでいた人は

     どこに行ったの?!」

 

妹様は急に呼ばれびっくりした後

 

小さな声で

 

フラン「わからない」

 

答えた

 

レミリア「わからないじゃどうしようも

     ないじゃない

     吸血鬼が動ける時間も少ないし

     手分けして」

 

霊夢「それは無理ね」

 

レミリア「それはどう言うことかしら」

 

霊夢「さっきあなたが言ったこと

   忘れた?

   私とあなた、魔理沙は、、、もね

   先の戦いで体力を消耗して

   妖怪がいる夜中に出歩くなんて

   自殺行為だわ

   その子だって『今』動けないだろうし」

 

レミリア「だったらどうしたら

    『体力もない』『時間もない』

     あっ、、、」

 

何を思いついたのかお嬢様は

 

私の方を見て

 

レミリア「咲夜!あなたよ!

     あなた、時を止めて、その八幡とやらを

     生きて連れて帰ってきて」

 

フラン「わ、私からもお願い!

    酷いことしちゃったけど

    優しくしてもらった

    私、あの人とお友達になりたい!

    お願い!」

 

妹様のお願いされるなんて

 

そうは無かった

 

なのにたった一度会って

 

ここまでさせるなんて、、、

 

咲夜「わかりました、

   このメイド長、十六夜咲夜

   探してまいります

   だから皆さんはお休みになられてください

   では」

 

そう言うと時を止めて

 

走って門の前まで行き

 

時を動かす

 

咲夜「はぁ、はぁ、め、美鈴」

 

美鈴「おやどうしましたか?咲夜さん」

 

息を整えて

 

咲夜「男の人はどこに行ったの?」

 

美鈴「言えません」

 

咲夜「な、なんで!」

 

美鈴「言うなと言われたからです」

 

咲夜「怪我をしているのに行かせたの!」

 

美鈴「ええ、止めたって無駄でしょうし」

 

私が何か言おうとしたたら遮られた

 

美鈴「言いませんと言いましたが」

 

と言い下を指差した

 

美鈴「相当な怪我をしてましたからね

  『これ』を辿れば追いつけるかも

   しれません」

 

咲夜「あゝ、そう言う」

 

『これ』を見ていけると思ってしまった

 

『これ』は血だ、点々と続く

 

吸血鬼に従えるメイドが

 

血を辿って人を探すとか

 

運命めいている気がする

 

いや皮肉か

 

血を辿って人を探し

 

人を助ける

 

咲夜「ありがとう」

 

美鈴「いえいえー」

 

咲夜「でも、門番の役目果たしてないから

   お仕置きね」

 

美鈴「え」

 

時を止め、ナイフを一本、美鈴に投げ

 

そのまま、血を辿る

 

 

 

・・・

 

 

 

そして

 

ー咲夜サイドアウトー

 

そして現在

 

咲夜「そしてあなたはここにいる」

 

所々言わずに説明した

 

八幡「なるほどな、最後のいる?」

 

咲夜「いるわ、シリアス展開なんて

   ずっと続けたら面白くないもの」

 

八幡「メタイゾソコ、どれくらい、俺は寝てたんだ?」

 

レミリア「一週間よ、一週間

     どれだけ寝てるんだって

     吸血鬼でもそんな寝ないわ」

 

八幡「一週間か、で、どうするんだ?

   俺を助けたってなんも得にならないぞ」

 

レミリア「ええ、そうね何も得ないわね

     でも、そう言うの損得勘定じゃ

     ないじゃない」

 

八幡「とりあえず、助けてくれて

   まぁ、その、あ、ありがとう、ございます?」

 

レミリア「なんで疑問形?

     お礼を言うのはこっちだわ」

 

八幡「は?」

 

レミリア「おいおい、わかるわよ」

 

八幡「はぁ」

 

レミリア「そういえば!あんた、

     しっかりとしたご飯食べてる?」

 

八幡「あゝ、食べ「嘘ね」」

 

レミリア「嘘ね」

 

八幡「なんで二回言った」

 

レミリア「だってあなたの血

     美味しくなかったもの」

 

レミリア以外のその場にいた

 

全員がびっくりした

 

「「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」」」

 

八幡「え、何!吸われたの俺、

   血、吸われたのか!!」

 

咲夜「お嬢様、何してるんですか!!」

 

パチェ「そうよ!レミィ、何してるのよ!」

 

八幡「てか、おいなんで、あんた達まで

   驚いてんだよ」

 

咲夜「あっ、いや、だって」

 

パチェ「霊夢が危害を加えたら

   『○すわ』って」

 

八幡「何言ってんだ!あいつ!!」

 

レミリア「いいじゃない、一舐めぐらい

     それに、噛んでないわ」

 

八幡「どうやって血出したんだよ」

 

レミリア「簡単よ、怪我をすればいいわ

     この間の件で怪我をしたでしょ?

     そこから舐めれば、噛まなくても

     血が出るわ」

 

八幡「そう言うことか」

 

レミリア「そ・れ・で!貴方

     しっかりとした食事生活を

     してないでしょ

     だ・か・ら、貴方には

     当分はここに居てもらうわ」

 

八幡「え、は、俺、帰りt」

 

レミリア「だめよ、

     それに貴方のためでもあるわ」

 

八幡「はぁ?俺は一人でい、」

 

レミリア「そんな、体で前までの

     生活が続けられるとでも?

     さっきだって無いことを忘れ

     起き上がれなかったじゃない」

 

八幡「それじゃ、迷惑じゃ、」

 

レミリア「そもそも迷惑かけたのは

     こっちだし、そのせいで

     あなたがこうなったのだから

     責任取るのは当たり前のことじゃない」

 

八幡「そ、そうか?

   ふぁあー、少し眠くなってきたな」

 

レミリア「そうなの?、もう少しで

     昼だからそれまで寝てていいわ」  




〜ここから茶番〜
ハンド「遅くなってすいませんでしたァァ!」
八幡「とりあえず、理由を聞こうか
おれが数ヶ月寝てる理由になったのを」
ハンド「あ、いや、あのですね
俺ガイル三期やるって聞いて
図書館で見たけど買ってなかったんで
急いで1巻から最終巻まで買って
見てたんです
それから
参考にと分厚い小説を何十冊か買って
見てたんです!!」
霊夢「ふーん、それで、それだけじゃ、ないでしょ?」
ハンド「・・・
ちょっと、神室町に行ったり、
ガラルちほーに行ってポケットしたり
最近は、無人島に行ってきました。」
八幡「ふーん、とりあえず、死んどくか」
ハンド「は?はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」
・・・
どこかで誰かが叫ぶ声が聞こえたとか聞こえないとか
遅れてすいません
・・・
次はいつ出せますかね?

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