やはり俺「 」の幻想郷は間違っている   作:ハンド

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15話 紅魔、其の後2・不安

〜霊夢サイド〜

 

霊夢「八幡が起きたって聞いて

   急いで来たけど、寝てんじゃないの」

 

レミリア「一足遅れね、さっきまで

     話をしてたんだけど、ついさっき

     寝てしまったわ」

 

パチェ「使いを出したんだけれど

    どこに行ったのかしら」

 

霊夢「うちに来て魔理沙の家に行ったわ

   もうそろそろくるんじゃないかしら」

 

バーン、と扉が開いて

 

魔理沙「ハチが起きたって!」

 

霊夢、レミリア、パチェ

「あんた開幕からうるっさいのよ!」

 

と、手元にあるものを投げる

 

魔理沙「なんでだぜ〜」

 

と扉を閉じてどこかに行ってしまった

 

こあ「パチュリー様ーただい

 

パチェ「こあもうるっさいのよ!」

 

こあ「ブアツイホンガ、イタイ!」

 

分厚い本でこあは気絶してしまった

 

霊夢「はぁ、ヤレヤレだわ

   魔理沙を探しに行くついでに

   外でも歩いてくるわ」

 

 

 

・・・

 

 

 

霊夢「魔理沙を探しに行くとは言ったものの

   どこに行ったのかしら

   ねぇ、、、

 

 

 

 

 

   紫」

 

紫「あらあら、バレてしまいましたわ

  どうして、」

 

霊夢「勘よそれより、何しにきたのよ」

 

紫「なんとなくよ」

 

霊夢「ダウト、八幡を見にきたんでしょ」

 

紫「・・・」

 

霊夢「紫あんたが、八幡を気にしてる理由が

   なんとなくわかったわ

   この間は悪さをするかもしれないと

   思ったから、ああ言ったけれど

   違ったわね、

   うん、確証はないけど

   ホントのところは

   わかっているかもしれないと

   言ったところかしら

   理由は・・・

 

 

 

   八幡は自分を守ろうとしてない

   自分より相手を助けようとする

   なぜなら相手の方が価値があるから

   無意識のうちに自分を下に見て

   どんな行動でも省みず

   相手を助けようとする

   初めてあった時、過去を聞いた

   話の流れからすると奉仕部の依頼は

   ほとんど彼が解決、いや解消している

   褒められないやり方で

   それを聞いて私はすごいと思ったわ

   少し嘘じゃないかと疑ったけど

   今回の件でその線が消えたわ

   自分が死にそうな時に

   敵を引きつけ魔理沙を助けようとした

   普通の人間なら何がなんでも

  「助かろうとする」・・・かもしれないわ

   多分彼は何も迷わずに自分を捨てる

   と言う答えに行き当たったんだと

   私は思うわ

   でも

   それが危ういと、

   紫は危惧してるんじゃないの?」

 

そう聞くと、紫は驚いた顔をしていた

 

霊夢「やっぱり、何かあるのね

   話してって言っても言うあんたじゃないのは

   わかってるわ

   ただ、ただの自殺願望者なら

   あんたが見ているわけがない

   見捨てて、どこかの妖怪にでも

   食わせてるだろうし

   どう?合ってるかしら

   それぐらいは、教えてもらえないかしら?」

 

紫「・・・半分かしら

  いや、んー3分の2ね

  一つ目はそれで合ってるわ

  八幡は、進んで自己犠牲を行なっている

  それがこの先、八幡にとって

  どんなことになるかと言うこと

  もう一つは、ただ単純に心配なだけ

  そう、自己犠牲を行なって

  ボロボロになってしまうのは

  私だって心が痛いわ

  そして、最後の一つ

 

  ・・・

 

  八幡の未来、そう、遠くない未来

  彼が、、、いえこの先の心配は

  心配しなくてもいいし、

  起こりうるか、起こらないか

  「ここ」じゃ分からないもの」

 

霊夢「分からない?」

 

紫「そう分からないわ、これから先のこと

  かもしれないわ、ないかもしれない」

 

霊夢「分からないのに、

   八幡を見張っているの?」

 

紫「ええ、そう

  これから先のことを、八幡のことを

 「危惧」しているわ」

 

霊夢「そう、話す気はないと

 

   ・・・

 

   わかったわ、

   でも、いつかそのことを話してもらうから」

 

紫「その時をこないことを願うわ」

 

霊夢「あと、聞きたいことが、あるんだけど

   いいかしら?紫」

 

 

・・・

 

 

 

霊夢「紫!ゆかりーー!」

 

 

 

・・・

 

 

霊夢「に、にげられたぁーーー!!

   なんで紅魔館の奴らが来たか聞きたかったんだけどー」

 

〜霊夢サイドアウト〜




はい、次の日でしたね
書くと早いが書き始めるまでが長い
エンジンがつくのが遅いが
スピードは、早いってな!
はっはっはー

次はいつになるか(書いてない)ガタガタガタ

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