やはり俺「 」の幻想郷は間違っている   作:ハンド

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17話 紅魔・其の後4・図書館

〜八幡サイド〜

 

 

八幡「昼飯食べたのはいいが

   どうすればいいんだ

   夜まで結構時間あるぞ」

 

レミリア「屋敷の中でもみて

     時間でも潰せばいいんじゃないかしら

     普通に生活できるまで

     ここで生活させるから」

 

八幡「それもそうだな」

 

レミリア「咲夜ついていって

     場所教えてあげなさい」

 

咲夜「わかりましたお嬢様」

 

八幡「いや俺一人でいいん」

 

レミリア「逃げないように

     見ててあげなさい」

 

咲夜「了解しました」

 

八幡「あーーー」

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

普通に歩いている

 

一言も喋らないで

 

後ろからトコトコとついてきてる

 

嫌だなぁ怖いなぁ

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

立ち止まって振り返り

 

八幡「あー、っとそのなんだ」

 

咲夜「?」

 

八幡「もしあれだったら

   どこかにいってもいいん」

 

咲夜「そばにいますよ

   お嬢様の命令ですから」

 

八幡「あぁ、そ、うですか」

 

再び歩きだす

 

トコトコと

 

一言も話さず

 

 

 

 

・・・

 

 

 

数分歩いて扉のある端まで来たが

 

八幡「なぁ、この屋敷って

   一体いくつ部屋があるんだ?」

 

咲夜「部屋と言いますと?」

 

八幡「いや、普通に客室とか

   何階まであるとか

   決められたものがあるとか

   そんな感じの部屋」

 

咲夜「あぁ、この屋敷は

   三階建てで、客室はわかりません

   各階に3つトイレが設置されて

   一階に厨房や妖精メイドの部屋があり

   二階に私、美鈴の部屋があります

   そして図書館があります

   後、地下もあります」

 

八幡「客室がいくつあるか分からないって」

 

咲夜「客人が来るような場所ではないので

   後、いざとなればパチュリー様の

   魔法でなんとでもできるでしょう」

 

八幡「へーーー

   ん?そのパチュリーって言うのの部屋は?」

 

咲夜「図書館です」

 

八幡「へーーー、えっ

   図書館に住んでるの?あいつ?」

咲夜「いいえ、図書館、兼、

   パチュリー様のお部屋となっております」

 

八幡「そ、そうなんだ」

 

咲夜「その扉を開ければ図書館です」

 

八幡「繋がってんのね

   ・・・さっきから敬語使ってるよな

   やめてくれないか?話しにくいし

   なんかムズムズする」

 

咲夜「そうおっしゃるなら

   ・・・行かないんですか?

   図書館」

 

八幡「そうだな

   暇つぶしには最高だよな、本

   行くか」

 

そう言って図書館の扉を開けた

 

八幡「うわっひろっ」

 

思わず口に出してしまった

 

八幡「なんだこの広さ」

 

咲夜「この図書館は

   4階まであり、中央のパチュリー様の

   机を丸く囲むようにできていて

   パチュリー様が取り出しやすいよう

   できています」

 

八幡「ここって入っていいんだよなぁ?」

 

咲夜「はい、なぜそんなことを?」

 

八幡「なんか凄すぎて、入りにくい」

 

そんなことを言いながら

 

歩く、歩く、周りを見ながら

 

中央の机の手前までくると

 

パチェ「あら、ここに来たのね」

 

八幡「あぁ、なんかすごいなここ」

 

パチェ「そうでしょ、ここは

    いろんな沢山の本があるわ

    ところで貴方は本が好きかしら?」

 

八幡「まぁ、嫌いではないな

   パチュリーさんみたいに

   こんなに集めてはないが

   俺も結構、本読んでるからな」

 

パチェ「そ、これだけの本を見て

   『沢山読んでる』なんて言ったら

    追い出そうと思ってたわ」

 

八幡「こんなにあったら言えねぇわそりゃ

   てかこんなに入らねぇよ

   どんだけあるんだよ」

 

パチェ「そうね、数えたこともなかったわ

    でもどれがどこにあるか

    ちゃんと記憶しているわ」

 

八幡「すげぇな、そりゃ」

 

パチェ「で、本は読むかしら」

 

八幡「あぁ、読ませてもらうよ」

 

パチェ「そう、じゃ、

    コアーー!コアーーーー!」

 

小悪魔「なんでしょーパチュリー様」

 

パチェ「コア、この人の好きそうな本を

    持ってきてあげなさい」

 

コア「えぇーーな、

パチェ「コア?持って、きて、あげなさい」

 

コア「わっかりました!

   では八幡さん、ご要望は?」

 

八幡「あっ、いや、俺が探すからいい、です

   後、名前を、」

 

コア「あっ、と自己紹介を忘れてました

   私、パチュリー様に召喚された小悪魔

   小悪魔を呼びやすい名前にした名前を

   コアと言います!!」

 

八幡「あっはい、コアさんね

   俺の、

コア「聞いています!、比企谷八幡さん」

 

八幡「あぁ、そう」

 

パチェ「自己紹介はその辺にして

    比企谷さん、本をなんで自分で?

    コアに探させた方が早いわよ」

 

八幡「い、いや、そうした方が

   早いんだろうけど

   実際に見て回った方が

   面白そうなの見つけられるかな?っと」

 

パチェ「へぇ、八幡、貴方結構

    本好きみたいね」

 

八幡「まぁ、そこそこ

   ん?なんで名前呼び?しかも呼び捨て」

 

パチェ「なんでって、気に入ったからよ

    文句あるかしら?」

 

八幡「いや、ねぇけど、

   気に入られることしたか?

   なぁ、十六夜さん?」

 

咲夜「えぇ、パチュリー様は

   本が好きなお方なので

   ただ好きなものだけを手に取ると言う

   そんな無粋な人はあまり好きではないのです

   でも、人には好き嫌いがありますが

   その中で自分で見て手に取り

   合うか合わないか見て判断される方は、

   とても好感を持つそんな方なので」

 

パチェ「そうよ、中身を見もしないで

    嫌いとか言うそんな人は好きじゃないわ

    この前なんて妖精メイドが

   『簡単にできる料理本とかありませんかね』

    とか言ってきて

   『ならそこの本棚にあるわ』

    って言うと

   『ちょーー簡単なやつないですかね』

    って見もしないで

    中身を見て難しいとか言うならまだしも

    見ずに聞くだけで、くーーー」

 

八幡「ど、どうどう、

   あっ、さっきので好きそうなものを

   持ってきてくれって言ったら

   どうなってたんだ?」

 

パチェ「ん?それは

    普通に、いくらかコアに

    目の前に持って来させて

    はい、って」

八幡「それで?」

 

パチェ「ん?おしまいだけど?」

 

八幡「うん、で、好感が上がったら?」

 

パチェ「まぁ名前呼びぐらい

    許してあげるわ、それと

    紅茶ぐらい出してあげるわ」

 

八幡「あぁうん、名前呼びはいいわ、うん」

 

パチェ「八幡、パチェって」

 

八幡「言いません」

 

コア「ここはその誘いに

   乗っておくべきです!」

 

咲夜「パチュリー様から許しをもらってるんだから

   言ったらどうなの?」

 

八幡「え、えーー、あ、パチェ、さん?」

 

パチェ「はぁーー、今はそれでいいわ

    それじゃ、コア、案内してあげて」

 

コア「はい!わかりました!

   八幡さん、こちらへ〜

   好きな本のジャンルとかありますかね〜」

 

八幡「あっ、はぁ、えっと、〜〜〜と〜」

 

そんなこんなで本探しを始めたのだが

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

八幡「多すぎる」

 

パチェ「よくこんなに集めたわね

    場所、全部覚えてる?」

 

八幡「だいたいは」

 

コア「はーい、このシリーズは

   これで最後でーす」

 

八幡「ここきて思ったんだが

   ここの本棚、何段積みだよ」

 

パチェ「本棚自体は何個あるか

    分からないけど

    12段ぐらいはあるかしら」

 

八幡「それがびっしり全部

   入ってるんだよなぁ

   こんなの現実にねぇだろ」

 

パチェ「そうかしら見たことないだけで

    あるかもしれないわ」

 

八幡「そうか、もな、ところで

   なにやってんの」

 

パチェ「ん?紅茶作ってるのよ

    さっき言ったでしょ

    紅茶ぐらい出してあげるって」

 

八幡「い、いや、人が作った飲み物を

   飲むのはちょっと、あの〜」

 

コア「パチュリー様の紅茶は

   美味しんですよ!」

 

八幡「あっ、はい」

 

パチェ「はいこれ、紅茶

    砂糖とか、入れるかしら?」

 

八幡「いや、いい

   そういえば、十六夜さん

   居なくなってるけど」

 

パチェ「八幡はここにいるから

    自分の仕事に戻りなさいって

    言ったら

   『了解しました』

    と言って自分仕事に戻って行ったわ

    だからといって帰ろうとしないでね

    レミィに怒られたくないわ」

 

八幡「そうですか(ズズズズ

   あっ、うまい」

 

パチェ「そうでしょ、

    私の紅茶は、咲夜よりは

    美味しくないけど

    美味しいわ

    何より咲夜に紅茶を教えたのは

    この私なんだから」

 

八幡「そうなんすか」

  (美味しいけど、雪ノ下より、

   いや忘れよう、何よりもう)

 

パチェ「どうかしたかしら」

 

八幡「いやなんでもないです

それより気になった事があるんだけど」

 

パチェ「気になった事」

 

八幡「上の階から見て思ったんだけど

   この、パ、パチェさんがいる

   机の真ん中の床に何かありそうな」

 

パチェ「床に、ね」

 

八幡「いや、言いたくない事だったら

   聞きません

   少し気になった事、ですから」

パチェ「まぁ、八幡にも関係ある事

    いいでしょう、

    床の下には地下があるわ

    そこには、レミリアの妹

    フランドール・スカーレットが

    いるわ」




ここからは後書きです
これを書いてる時間はですね
俺ガイルを見終わった後つまり
2時過ぎ30分ぐらい過ぎから書いてですね
5時になりました
・・・
意外と書けるもんですね
後、眠いのか誤字があると思うので
ご指摘があれば言ってください
・・・
一番の難関は日常会話(喋らないから)
これから次の話を書こうと思います
明日出ればいいかな?
一週間、1ヶ月、はん、、、

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