やはり俺「 」の幻想郷は間違っている   作:ハンド

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22話・1通の手紙・その2

 

 

〜◯◯サイド〜

 

僕の友達が死んじゃった

 

とても悲しかった

 

彼はなんでも出来る

 

テニスだって凄い綺麗なフォームだし

 

頭だっていいし

 

たまに『かわいい』なんてからかったり

 

するけど

 

すごく楽しかった

 

でもそれと同時に

 

とても悲しかった事がある

 

キャンプの事

 

彼がやった事はすごい事だし

 

後から見れば成功してるけど

 

やっている事はとても危ない事だった

 

文化祭の終わった後

 

彼の悪口はものすごい勢いで広まった

 

その事を知った僕はとても

 

悲しくなった

 

頑張ったのに

 

だから僕は彼の友達として

 

一緒にいようと思った

 

でも死んでしまった

 

それから、

 

いろんなことのやる気が

 

なくなってしまった

 

こんな風になっちゃったら

 

彼に笑われてしまう

 

だけど

 

もう少しだけ泣かせてね八幡

 

そんなある日

 

僕の下駄箱に手紙が入っていた

 

なんだろうと思って中身を見たら

 

 

 

 

   彼の事を知りたければ

 

  放課後に、彼の努力した

 

     場所に来い

 

                」

 

 

たったこれだけの手紙だった

 

彼とは誰だろう

 

努力した場所とは?

 

でも、なんとなくわかった気がする

 

努力した彼の事を

 

いつもやる気のない格好だけど

 

やる時はやる

 

そんなかっこいい八幡の事

 

だから

 

努力した場所もすぐにわかった

 

だから僕は教室を出る

 

 

 

〜戸塚サイドアウト〜

 

 

 

 

 

 

〜◯◯◯サイド〜

 

ついこの間我が盟友が

 

冥府の場所に行ってしまった

 

あやつとは

 

どれだけの戦場をかけ

 

どれだけ敵をなぎ倒してきただろう

 

そんな強きあやつとならば

 

これからもずっと友といてくれるだろ

 

そんな事を考えていたが

 

突然、あやつは死んでしまった

 

どうすればいいのだ

 

体育の時間誰とぺアを組めばいい?

 

誰に小説の原稿を見せればいい?

 

そんな事を考えても

 

何も思いつかなかった

 

なんであやつが死ななければならないのだ!

 

我の数少ない友達なのに!

 

そんな事を考えて数日間

 

人とあまり喋ってないのは元からだが

 

小説の原稿も進んでなく

 

お気に入りの小説も全く

 

話が入ってこないのだ

 

まったくこんな事をしていたら

 

八幡に飽きられてしまうぞ

 

そんなある日

 

下駄箱の中に1通の手紙が入っていた

 

ラブレターか!と思ったが

 

そんなはずはないとすぐ思った

 

何かのいじめか?と

 

恐る恐る手紙を読むと

 

 

 

    彼の事を知りたければ

 

  放課後に、彼の能力が発揮された

 

      場所に来い

 

                  」

 

 

こんな手紙だった

 

なんだ我と同胞の手紙だったようだ

 

はて?彼と誰だ?

 

能力とはなんの能力だ?

 

我が知り合いの中で

 

能力を持っている彼とは

 

どのような人物だろうか

 

その能力で人々を助けたのだろうか

 

ならばあやつしかいないだろ

 

なぁ、親友八幡よ

 

ならばその能力を使った場所なぞ

 

あの場所しかない

 

だから我はトイレから出る

 

 

〜材木座サイドアウト〜

 

 

 

 

 

 

〜◯◯サイド〜

 

私の知り合いが死んだ

 

あまり仲良くなった覚えはないし

 

そこまでの付き合いもない

 

けど、あいつは依頼だからといって

 

関わってきたのだ

 

そうしてあいつは、これから先の事を

 

教えてくれた

 

助けてくれた

 

だからだろうか、死んだ事を知ってから

 

少し気が抜けてしまったのだろう

 

最近何かとミスが多い

 

妹に「さーちゃんだいじょうぶ?」

 

弟に「ねぇちゃん何かあったら言ってよ」

 

と心配されてしまってる

 

ダメだよね、比企谷

 

長女なんだからしっかりしないと

 

いけないんだけど

 

けど

 

なんだかんだであいつに与えられた

 

影響は少なからずあったらしい

 

そんな事を考えて数日

 

ある日

 

1通の手紙が下駄箱の中に入っていた

 

何も考えず手に取り

 

封を開ける

 

 

 

  彼の事を知りたければ

 

   放課後に、彼のいた

 

     場所に来い

 

             」

 

 

よくわからない紙が入っていた

 

彼は誰?いた場所?

 

よくわからない

 

でもこの手紙はとても重要な気がする

 

いた場所、と言う事は過去形

 

前までいた彼

 

そう考えるとわかった気がした

 

あいつだろうなって

 

私と関わったことのある

 

前までいた彼は

 

比企谷だと

 

ならば私は屋上を後にする

 

 

 

〜川崎サイドアウト〜




はい、ハンドです
ここからは蛇足です
前回、雪ノ下陽乃の陽乃を
春乃にしてしまいました
キャラの名前を間違えたのは
失態です、すぐ直しました
教えてくれた方ありがとうございます
・・・
終わってしまいましたね
俺ガイルが終わってしまいましたね
私、夜中のアニメを見たのが
このやはり俺の青春ラブコメはまちがっている
なんですよ
しかも、その頃ちょうど
リア充爆発しろとか
まぁ、最初の八幡みたいなこと考えてたんで
どっぷりハマっちゃって
それから小説も見出して
どんどん好きになっちゃって
二期やるってなった時
めちゃくちゃ喜んでましたよ
それで二期みる前に
一期をまた見返して
二期を見て
原作が終わったって聞いて
ものすごく嫌でした
めちゃくちゃ好きなのに終わるなんて
って思って
今だって続いて欲しいとか思ってるんですが
やっぱり作者が作りたいように
作る作品がいいと思うんですよ
こんな奴ですが(ハンド)
だからこんなところで言っても意味ないんですが
渡航さんお疲れ様でした
こんなにも素晴らしい作品をありがとうございました
こんな、長々とすいません
ただ、私がどれだけこの
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている
を好きなのかって言う事を
語りたかっただけなんで
ここまで見てくれた方ありがとうございます
以上となります

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