やはり俺「 」の幻想郷は間違っている   作:ハンド

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6話「彼女たちは彼を聞く」

八幡「嫌だよめんどくさいし」

 

「なら、魔理沙乗せてってあげて」

 

「嫌なんだぜ、この身が危ないって」

 

「きのこ鍋しないわよ」

 

「oh〜」

 

八幡「俺の意見は?飲み物どうしよう」

 

 

 

・・・

 

 

 

それからなぜか俺ん家に行って荷物を置いて

 

博麗神社というところに向かった

 

マジで巫女さんだったのね

 

 

 

 

・・・

 

 

「ようこそ、博麗神社へ、お賽銭するなら

 五百円からお願いね〜」

 

八幡「無理やり連れて来たのはお前なのに

   お賽銭要求すんなよ!」

 

「あまりお金のない神社なんだぜ」

 

「うるさいわよそこ!

 こほん、そういえば、自己紹介をしてないわね

 私は、この博麗神社に住む博麗霊夢」

 

「私の名前は霧雨魔理沙なんだぜ

 森の中に住む魔法使いなんだぜ」

 

八幡「俺の名前は比企谷八幡、

   てか博麗さんなんで閻魔さんのこと

   知ってたんだ?

   死んだことでもあるのか?」

 

霊夢「霊夢でいいわよ

   映姫とは、色々あるのよ」

 

魔理沙「私のことも魔理沙でいいぜ」

 

八幡「ほーん、じゃ俺帰るから」

 

霊夢「待ちなさい!まだ話してないわよ」

 

八幡「んだよ、帰ってゴロゴロするって

   用事があるんだけど」

 

霊夢「それを用事とは呼ばないわ

   貴方、悲しい過去を持っているようで?」

 

八幡「!?、何故それをってこの流れ的に

   閻魔さんか、でどこまで知ってるんだ?」

 

霊夢「何も知らないわ、ただ

  『悲しい過去を持っている、その内容は

   私が話せるようなものではないから八幡から

   聞いてほしい、それと、、、』

   貴方を1人にさせないでと頼まれたのよ」

 

八幡「いや、俺1人の方がいいんだけど

   気が楽だし」

 

霊夢「とりあえず、話しなさい

   悲しい過去とやらを、今話すだけなら無料よ」

 

八幡「えっなに、話すだけでお金取るの?」

 

霊夢「いいから話しなさい!さもないと

   退治するわよ」

 

八幡「わ、わかったわかったから落ち着け」

 

魔理沙「私セリフ少ない」

 

八幡「・・・」

 

 

 

・・・

 

 

 

とりあえずなにを話せばいいのか

 

わからなかったので

 

奉仕部入部のところから話し始めた

 

由比ヶ浜結衣のクッキーの依頼

 

戸塚彩加のテニス部の依頼

 

材木座の小説の依頼

 

チェーンメールによる依頼

 

川崎姉弟の依頼

 

夏休みのキャンプであった

 

鶴見留美のいじめの依頼

 

文化祭の相模南の依頼

 

そして

 

修学旅行の戸部の依頼

 

海老名の思い

 

葉山の頼み

 

三浦の願い

 

霊夢はなにも言わずに聞いている

 

魔理沙は時々興味深く聞いていた

 

 

 

・・・

 

 

 

八幡「っていう事があって今って今に至る

   ってわけだ話すことも話したし

   俺はもう帰るなお腹すいたし」

 

魔理沙「待つんだぜひっく

    きょ、今日はこのまま泊まって

    いかないかなんだぜひっく」

 

八幡「なんで泣いてるんだよ!」

 

霊夢「そうね、それがいいわ」

 

八幡「おいおい、なんでそこ賛成しちゃうの?

   俺帰るって言ったよね」

 

霊夢「帰るにしても貴方もう太陽が沈むってのに

   帰るっていうの?

   妖怪が活発になるっていうのに」

 

八幡「っ!もうこんな時間か魔理沙さん?

   箒で送ってくれませんかね?」

 

魔理沙「さんはいらないのぜひっく

    後、送ってやらないのぜひっく」

 

霊夢「それよりさっきの話

   脚色してないでしょうね?」

八幡「あぁ?してねえって全部事実だ

   なんだよ急に」

 

霊夢「いえ、映姫に聞いた時に想像した奴よりも

   なんとも言えない、悲しいさがあったから」

 

八幡「俺はもうあの時のことは忘れるんだよ

   だからこれで終わり次に誰に聞かれても

   もうなにも喋らない」

 

霊夢「そう貴方がそうするならそれでいいわ

   今日の晩ご飯はなににしましょうか

   急に人が増えたから今月は節約しないと」

 

魔理沙「今度山菜を持ってくるから今月は

    乗り切れるんだぜ!」

 

霊夢「いやよ魔理沙が持ってくるものなんて

   いっつもきのこじゃない、山菜なんて

   持って来たことないじゃない」

 

魔理沙「そ、そうだっけ?あはは

    き、きのこも美味しいと思うんだぜ」

 

八幡「料理なら少し手伝うぞ

   最近オムライスだけだから少し

   困ってたんだ」

 

そんなこんなで夜がふけた




感想とか聞かれると嫌われるよって
知ってるよでも
気になるんです

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