やはり俺「 」の幻想郷は間違っている   作:ハンド

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7話「彼は迷う」

 

・・・

 

 

 

眠れない、少し思ったんだけど

 

こいつら見た目10代だよな

 

そんな奴らと一晩明かすなんて、、、

 

ごめんなさい警察に突き出さないで!!

 

てかここにも警察がいるのかな

 

まぁいいや少し外でよう

 

 

 

・・・

 

 

 

あゝ風が涼しい

 

自慢のアホ毛がなびいている

 

「眠れないのかしら?」

 

八幡「ん?あゝ、眠れないな

   お前もか霊夢さん」

 

霊夢「さんは不要よ、

   今夜の風はいい風ね」

 

八幡「そうだな」

 

やば、話す事がない早く戻ってくれないかな

 

霊夢「本当にいいの?」

 

八幡「ん?なんのことだ」

 

霊夢「昼間言ったこと、忘れるってやつ」

 

八幡「んー、あぁ忘れるってやつか

   そうだな、全部忘れてここに住めればいいな」

 

霊夢「それは願望かしら、貴方の言葉からは

   それは出来ないっていう風に聞こえるんだけど」

 

八幡「そうだ、出来ない、たまに思い出すんだ

   あの教室を、凛と本を読んでいる雪ノ下を

   楽しそうにケータイを触っている由比ケ浜を

   2人で楽しく話して、たまに話を振られて

   それに対して話をする俺

   あの教室は、俺ら3人の教室みたいな物だった

   でも、でも、もう、戻れない、戻っちゃいけない

   もう必要とされていない、居場所がない

   小町にも、あんな態度して、怒らせて

   ダメな兄だ、本当に、もう、ダメなんだよ

   だから、忘れるんだよ、

   あの場所で手に入れられそうだったものを

   自分で、逃した、だから

   もう希望も期待もしない

   運命の神様は前髪しかないらしいしな

   一回逃したら、多分もう掴めないんだ

   だから、だからっ、忘れるんだよ!!」

 

霊夢「もういいわ、もうわかった

   わかったから、これで涙でも拭きなさい」

 

霊夢から渡されたハンカチ

 

思わず頬を触るとぬれていた

 

泣いていたのか

 

八幡「ははっ、弱くなったな俺

   いつのまに弱くなったんだよ俺」

 

霊夢「いいじゃない弱くたって

   人間皆弱いものよ、私もその1人よ」

 

八幡「少しだけこっちを向かないでくれるか」

 

霊夢「ええ、わかったわ」

 

そのあと、少しだけ泣いて

 

疲れたから、部屋に戻って寝た

 

 

 

・・・

 

 

 

霊夢「こんな夜遅くにご苦労さん」

 

紫「バレてたのね、なんでバレるの?」

 

霊夢「まぁ感ね」

 

紫「で、何か言いたいことでもあるの?」

 

霊夢「いや、ないわ、多分聞いている

   だろうと思ってね」

 

紫「ふーん、っまこれから

  八幡さんのこと、よろしくね

  彼危ないかもしれないから」

 

霊夢「ええ、わかったわ、最悪の場合

   退治します」

 

 

 

・・・

 

 

 

朝起きて、昨日の夜のことを思い出し

 

恥ずかしくなったが

 

まだ2人が起きていなかったので

 

起こさないよう帰ろうと思ったが

 

一宿一飯の恩、オムライスを作って

 

こっそり帰って行った




今日出そうか迷ったんですよ
日曜日だし?
学校も会社も休みだし?
つまりえーと、あっナンデモナイデス

内容的に夜だったので夜に投稿
ってことにしておいてください

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