学戦都市アスタリスク~語り部の魔術師~   作:リコルト

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VSエリオット・フォースター

 

 

 名家の嫡男というステータスは非常に厄介なものだ。まるで、一生解けない呪いのような。

 

 人生に勝ち負けをつけるとすれば、僕の友人達は満場一致で勝ちだと言うだろう。特に僕の場合は世界を支える六つの統合企業財体の内の一つを創設した一族だ。将来に何の心配ない。レールに乗ってしまえば、待っているのは安定した将来の終着駅だ。

 

 

 だが、名家の嫡男というだけで、そのレールには乗ることは出来ない。いや、出来るわけがない。

 

 

 難なく歩けるようになり、言語能力も発達した三歳の僕に待っていたのはそのレールに乗るための試練と呼べるような教育だった。

 

 午前中は経営や経済の座学。午後からは剣術の練習。ちょっとした休憩の最中でもマナーや作法に気をつけなければいけない生活だった。

 

 また、当時の僕ぐらいの年齢の子だと休日は親と遊ぶのが一般的だと思うが、僕は親と社交界に出て並みならぬ貴族や有力者に顔を出すばかりだ。

 

 

 一度は僕は我儘を両親に言った事がある。

 

 

 何故、僕は他の子のように遊んではいけないのかと。何故、ここまで僕に課題を与えるのかと。

 

 

 その時、私の両親は声を揃えて言いました。『お前を一族の恥にしたくないからだ。お前はEPの為に何事も一番でなくてはいけない』と。そう言って二人は僕の我儘を軽く流して、僕を()()にするための教育にさらに力を入れるようになりました。

 

 

 僕は上に立つものとして何事も()()でなくてはいけないんだ。

 

 

………………

 

 

…………………………………

 

 

 普通の人々が学校に入る時期になると、僕も同じように学校に入るが、同時に始まるのが今後の将来の為に誰と付き合うかの品定めであった。

 

 恋愛や結婚の話じゃない。将来自分の利益のために誰と友人関係を結べば良いかという話だ。

 

 それは欧州屈指の貴族の令嬢、EPを代々支える家系の御曹司など色々いる中で、友達選びをするということ。大抵は僕に媚を売るような人達ばかりでうんざりする日々であったが、一人の少女が僕のその疲れた感情を抑えてくれた。

 

 

 名前はノエル・メスメル。

 

 

 EPを支えるメスメル家の一人娘で、名家の嫡男というステータスに対して胡麻すりをするようなイメージがなく、年相応の少女のように普通に接してくれたのが、日常生活において何よりも救いだった。

 

 たまにお兄ちゃんと呼んで慕う困った少女ではあったけど、不思議と嫌な気分はすることは無く、魔女であった彼女が虐められていた時はいつも助けていた。

 

 今さら失礼だとは思うが、彼女に好感が持てたのは彼女が僕よりも劣っていたからだと思う。彼女は一番になろうとしなければならない僕のライバルでは無かった。他の令嬢達や御曹司達は僕に何かで勝ってしまいそうな才能を有していた。

 

 それが彼女達に対して落ち着かなかった理由で、あまり好感が持てない理由であった。彼女達はいつでも僕を越せるライバルだった。

 

 名家以前に貴族というものには他の貴族に対して好き嫌いが存在する。もちろん、フォースター家にもアンチと呼べるような人達は存在している。

 

 そういう奴等は一度何かで僕が負けたぐらいで揚げ足を取るような奴等だ。そういう噂が広まるだけで、僕はもちろん、家族も追い詰められる。僕の家系は人の上に立たなければいけない家系だからだ。

 

 実力不足と判断された場合、僕の代わりがそのレールに乗るだけである。しかし、僕のせいでEPの創設者の家系というものに傷が付き、先人達が積み上げた物を全て壊してしまうのが一番怖かった。

 

 だから、学校でいるときはいつもノエルと一緒にいることにした。ノエルは僕と一緒の時が一番落ち着くと一度僕に話した事があるが、それは僕も同じ気持ちだった。彼女といる時がそのプレッシャーのような解放されるような時間だったのだ。

 

 

 あの頃までは……

 

 

………………

 

 

………………………………

 

 

 

 ガラードワースへの入学が迫って来た頃、ノエルに劇的な変化が起きた。

 

 それは彼女の星脈世代としての実技的な面が格段と向上していたことだ。体力面も大きく変化していたが、特に変化していたのが、彼女の茨を操る魔女の能力の扱いだった。

 

 かつては茨をうまく扱えず、暴走してしまった事があった彼女の能力は人を簡単に拘束出来たり、人に攻撃出来たりと誰もが羨む実用的な能力となっていた。事実、この能力で僕と同じぐらい実力を持つ生徒を負かしていて、彼女を虐めていた生徒達は唖然とするしかなかった。

 

 

 ノエルの成長は幼なじみだったら、素直に喜ぶべきだろう。ましてや彼女がお兄ちゃんと慕う者であるならば。

 

 

 けれど、僕は素直に喜べなかった。

 

 

 彼女は僕を追い詰める(ライバル)になってしまった。

 

 

 僕と同じぐらいの実力を持つ生徒がノエルに倒されたと証明された僕はすぐに彼女の成長の秘密を探ろうとした。

 

 試しにノエルに聞いてみると、やはり秘密であるのか、顔を赤らめて僕に話さなかった。

 

 顔を赤らめている経緯は分からないが、彼女は何かを隠している。ドイツに数日間に旅行に行っただけで、彼女がこんな劇的に強くなる筈がない。彼女の成長はテクニック的な面もあり、ドーピングではないだろう。

 

 あれこれ独自にノエルの成長について探ろうとしていると、メスメル家が旅先である一人の少年に会った事が発覚した。

 

 

 名前は本宮シオン。

 

 

 特殊文化保護組織『ライブラリー』所属の魔術師で、僕とそんなに離れていない年齢にも関わらず、全ての統合企業財体から警戒される程の実力を持っているとされるライブラリーの切り札的存在。

 

 この件を踏まえて、改めてノエルに訊ねると、僕の予感は的中しており、彼女に魔女としての戦い方を教えたのは彼であった。

 

 彼はノエルに魔女としての戦い方を付きっきりで教え、別れた後も彼がノエルに残していった魔女としての能力や身体能力を底上げするメニューを元にノエルは鍛練していたのだ。

 

 最初に訊ねた時に教えてくれなかったのは、EPの創設者の嫡男である僕にライブラリー所属の彼の話をすることに躊躇ったからだそうだ。事実、全統合企業財体はライブラリーの目の敵にしている。

 

 けれども、本宮シオンについて知った上で、ノエルに訊ねたら、彼女は自慢するようにスラスラと彼についての話を僕にするのだ。

 

 

『わ、私ね、将来はシオン兄さんの横に並べるような人になりたいの。い、今はまだ届かないけど、いつか絶対にシオン兄さんに追い付くから』

 

 

 シオン兄さんか………。

 

 

 なら、ここにいる(お兄ちゃん)は何なんだろうか。

 

 

 シオン兄さんに追い付くと言った彼女に僕はどう写っているのだろうか。すでに僕は彼女に追い越されてしまった存在なのだろうか。彼女にお兄ちゃんと呼ばれる事に初めて嫌悪感を覚えた。

 

 

 それ以降、ガラードワースの特待生試験まで密かに自分を鍛え上げるために、彼女とは以前よりも疎遠な関係を維持し続けていた。もう一度、彼女に慕われるような存在になるために。

 

 だが、ノエルには筆記試験で勝ったものの、実力試験では負けてしまった。この結果は僕を精神的に追い詰める結果であり、さらにそこに泣きっ面に蜂という言葉を連想させる出来事があった。

 

 

 それは本宮シオンの入学。

 

 

 ノエルをここまで鍛え上げた元凶がここに入学してきたのだ。

 

 しかも、入学してきて早々に序列一位のアーネスト会長と引き分け、さらにノエルと共に序列六位と七位の地位を獲得した。入学してきて序列十二位を取った僕でも凄いと言われるのに、これではあまりにも自分が惨めで仕方がなかった。

 

 

 別に二人が悪いというわけではない。実際、二人が序列を獲得したのは二人の実力を持ってこそだから。僕より二人が優れていただけだから。

 

 

 けれど、僕は簡単にそれを納得出来なかった。

 

 

 ここで、簡単にそれを受け入れたら、今までの自分の努力を否定してしまうから。一番になろうとする気持ちが失せ、自分そのものを否定してしまいそうになるから。このままでは、自分が壊れそうだった。

 

 だから、僕は無理を承知に決闘を申し出た。ノエルをあそこまで鍛え上げて、彼女が慕うようになった彼はどれぐらい強いのか、彼に追い付ける実力を僕が持っているのかを知るために。

 

 

 二人には僕はきっと最低な奴だと思われているだろう。二人の実力に嫉妬して、何も認めない愚か者だと。けれど、それでも良い。こうするしか、自分を肯定する事が出来ないぐらいまで追い詰められしまったから。

 

 だからこそ、それを代償に僕に証明して欲しい。

 

 僕には何が足りないのかを。二人にはまだ追い付いていけるような希望があるのかを。ノエルにまだお兄ちゃんと慕い呼ばれる資格があるのかを。

 

 

……………………

 

 

……………………………………

 

 

……………………………………………………

 

 

 

「はぁぁあ!!」

 

 

「くぅっ!!こんな物……」

 

 

 シオンの左手に持つ片手銃から放たれる光弾が絶え間なくエリオットに襲いかかる。エリオットはそれをクレイモア型の煌式武装で振り払う。

 

 しかし、シオンの星辰力の量は一般の星脈世代の数倍の量はある。エリオットが星辰力で作られた光弾を防御するのにも限界があった。

 

 

紅き娘を襲う狼の追跡弾(レッドウルフ・バレット)!」

 

 

 片手銃から放たれた炎を纏った紅い弾が狼の形を模して生き物のような軌道でエリオットを襲う。

 

 

「がはっ!!?」

 

 

 エリオットはこれもクレイモアで対応しようとするが、生き物のように動く弾はこれを回避し、彼の隙を突くように横腹にヒットする。当たった箇所には服が焦げたような黒い跡が広がっていた。

 

 

「ぐっ……まだだ!!」

 

 

 しかし、エリオットはその攻撃を受けたにも関わらず、怯むことなくシオンの元へと間合いを詰めていく。シオンも間合いに入れないように光弾を連射するが、エリオットの小さい体躯と素早いスピードを利用した回避により、致命的な一撃は与えられず、シオンはエリオットを近付けさせてしまう。

 

 

「はぁっ!!」

 

 

「くっ!!」

 

 

 エリオットはクレイモアをシオンに向けて一撃を喰らわそうする。しかし、その攻撃はシオンの右手に持つ片手剣により難なく防がれてしまった。

 

 

「本宮シオン……流石です」

 

 

「それはエリオット君もだよ。君の年齢で、ここまで剣術を極めた人はそう多くない。けどね……」

 

 

 シオンは片手剣を大きく振るい、エリオットを間合いから吹き飛ばす。

 

 

「君の剣には何も感じられない」

 

 

「何だって…?」

 

 

「アーネストさんと戦った時、彼の剣には重厚感を感じられる重みが詰まっていた。それは序列一位のプライドと責任感を感じられる素晴らしい剣だった。けれど、君には何も感じられないん。確かにその身体を生かすなら、素早さに特化する軽い剣も個性としてありだろう。だが、君の剣はあまりにも軽すぎる。正確に言えば、君の剣はあまりにも中途半端なんだよ」

 

 

「中途…半端だって?」

 

 

「君の心の悩みが剣にまで影響しているんだ。アーネストさんみたいに序列のプライドを持った戦い方をするか、君の個性に重きを置くか、それは君次第だ。けれど、今の君の戦い方は止めた方が良い。そんな剣術じゃ星武祭では予選でしか通用しないよ」

 

 

「くっ……それは自分がよく分かっているよ!!」

 

 

 そう言ってエリオットはシオンの元に突進するが、エリオットの心中ではシオンの的確なアドバイスにとても驚いていた。

 

 

(ここまで見透かされていたなんて……。ノエルが成長し、彼を慕う理由も十分に分かる。EPの人間ではあるが、彼にもっと早く会えば、僕も今とは違っていただろうな……)

 

 

「はぁぁあぁぁあ!!!」

 

 

 エリオットは渾身の一撃を素早いフェイントを合わせてシオンの頭上から斬りつけようとする。エリオットの素早い一撃はこの決闘内では最も速い一撃であっただろう。油断してたら、普通の人は一発でおしまいである。

 

 

 しかし、相手は本宮シオン。

 

 

 その攻撃は……………

 

 

「だから、言ったでしょ。君の攻撃はあまりにも軽すぎるんだって」

 

 

 僅か指二本で止められてしまった。正確に言えば、彼の剣の刃を指二本で白刃取りのように挟んで止めている。常人ならば、彼のような行動は危険すぎて、誰もが真似をしないだろう。しかし、シオンは怪我一つなく剣を止めて見せたのだ。

 

 

「なっ!?そんなっ!?」

 

 

 流石に自分でも渾身だと思っていた一撃を簡単に止められ、驚くエリオット。また、ギャラリーでも見ていたノエルやアーネストもこの状況に驚きを隠せなかった。

 

 

「モードチェンジ。双剣(ダブルソード)

 

 

 シオンの言葉により片手剣と片手銃に分かれた煌式武装は同じ形を持つ双剣へと変化する。それと同時に双剣に星辰力が集まっていく。

 

 

「しまっ…!?」

 

 

 エリオットはその場から素早い動きでシオンの間合いから離れようとするが、すでに手遅れだった。

 

 

赤と白の姉妹の薔薇吹雪(ダブルローズ・テンペスト)!!!」

 

 

 赤と白にそれぞれ輝く刃が薔薇の花びらを舞い散らかすような竜巻としてエリオットにかまいたちのような連撃が襲いかかる。

 

 

「ぐあぁあぁあっ!!!?」

 

 

 ギャラリーから見れば、薔薇が舞い散る幻想的な風景だが、この技を受けている人からすれば、とんでもない激痛が走る攻撃であった。

 

 

 竜巻が止み、幻想的な風景も幕を下ろすと、その場に残っていたのは制服がスダボロで、生肌には無数の斬り傷が窺えるエリオット君と刃がすでにボロボロの彼の煌式武装であった。

 

 

「はぁ……はぁ……はぁ……」

 

 

「これで終わりだ」

 

 

 シオンは煌式武装を片手銃タイプに変え、ボロボロの煌式武装を持って立つ彼に銃口を向ける。また、彼の手に林檎の柄が描かれた栞を握られると、片手銃は毒々しい紫色の光を放っていた。

 

 

甘き毒林檎と眠りを君に(アップル・フォーユー)

 

 

 シオンがトリガーに手をかけた瞬間……

 

 

「……僕の負けです。シオンさん」

 

 

 エリオットは煌式武装を鞘へとしまい、両手を上げて敗北を宣言する。

 

 

「……ちなみに聞くけど、そう宣言する理由は何だい?煌式武装はまだ戦える状態だけど?」

 

 

「自分の剣を壊すまで扱うなんて剣士の風上にも置けない愚か者のする行為です。引き際はこれでも弁えています。それに貴方と戦って自分の実力を知り、同時に貴方の実力も知ることが出来ました。貴方は強い。ノエルが慕うのも納得の実力でした」

 

 

「そうか……その決断に迷いは無いね?」

 

 

「はい。この決闘で自分が知りたかった事が全て分かりましたから」

 

 

「なら………」

 

 

 

 シオンはトリガーを引いた。

 

 

 

 エリオットがいる()()の方向に。

 

 

 

「君は合格だ」

 

 

……………………

 

 

 

…………………………………

 

 

 

…………………………………………………

 

 

 

「合格……?何が?」

 

 いきなりの事にエリオット君は困惑していた。

 

「だから、君には資格があるって事だよ。ノエルと同じように僕に教えられる資格と序列一位の証である白濾の魔剣(レイ・グラムス)を持つ資格だ」

 

 

 実は僕はアーネストさんにある頼みをこっそりとお願いされていたのだ。

 

 それは将来アーネストさんが卒業したら、生徒会長になるであろうエリオット君がガラードワースの生徒会長の証として継承される白濾の魔剣の資格者になる人物であるかを見極める事だ。

 

 恐らく、アーネストさんも心配していたのだろう。今の精神状態の彼が白濾の魔剣を扱えるかどうかを。ただ、この決闘で彼がそれを扱える資格者の片鱗が見えた気がした。

 

 白濾の魔剣を扱うには騎士のような正義と秩序を守る高潔な精神が必要である。もし、あの時勝ち目が無いのに、ボロボロの煌式武装を振るってきたら、その時点で彼は白濾の魔剣に見捨てられていただろう。まさしく剣士の風上にも置けない愚か者だ。

 

 それに加えて、僕も彼を試していた。僕が彼に強くなる方法を教えるかを。結果は合格。将来性も高いし、高校生ぐらいになれば、アーネストさんに負けないぐらいの剣士に育つだろう。

 

 えっ?序列が奪われるかもしれないって?

 

 別に構わないよ。ライブラリー所属だから序列にはあまり固執してないし、もし彼が強くなったら、序列六位はあげる予定だったから。

 

「シオンさん……でも、僕は貴方に強く当たっていたから、貴方から教わる資格は…無いです」

 

「そんなのは別に関係ない。序列を争う実力主義のアスタリスクでなら、他人の実力に嫉妬するなんて日常茶飯事だよ」

 

 今更恨んでいたから何も教えないなんてそんな事する筈がない。ノエルにも言ったけど、ライブラリー所属だから何なのっていう話だ。

 

「では、僕に貴方の技術と戦い方を教えてください。シオン先輩」

 

「うん、よろしく。エリオット君」

 

 

…………………

 

 

……………………………

 

 

……………………………………………

 

 

 後日、たまに腕試しでノエルと行う模擬試合にエリオット君が参加することになった。

 

 エリオット君は僕がつけた斬り傷の治療を終えてからの参加となったが、彼の剣には以前のような悩みは見えず、ノエルにも少しずつであるが、勝てるような実力を身に付けていた。

 

 彼は鳳凰星武祭に出場しようと考えているらしいが、彼のペアによっては優勝も目ではないだろう。

 

 

 





ーノエルの童話講座ー

 ど、どうも。ノエル・メスメルです。

 今日、シオン兄さんはたくさんの童話の能力を使いました。そこで、差し支えが無ければ、少しですがシオン兄さんの能力の元となった童話を簡単に紹介しようと思います。

赤と白の姉妹の薔薇吹雪(ダブルローズ・テンペスト)

出典:しらゆきべにばら

 『しらゆきべにばら』はシンデレラや赤ずきんより知名度は低いですが、知る人は知っている有名なグリム童話の一つです。

 私もグリム童話の中ではいばら姫の次にこの話が大好きです。興味を持って欲しいためネタバレは避けていますが、シンデレラストーリーって良いですよね。

 
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