(落ち着いて…自分を見失なっちゃだめ)
(…トラピーズ・マジシャンが生き残ってる、これは大きい)
(このドロー次第では優位に立てる可能性もある…!)
「ドロー…!」
(う…いや、このドローは良いかも。あのモンスターを呼べる…!)
「スタンバイ、メイン」
「《シンメトリアル=Y(ヴァーティカル)・ライナー》を青のPゾーンに発動」
《シンメトリアル=Y(ヴァーティカル)・ライナー》
【Pスケール:青1/赤1】
このカード名の(2)のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):もう片方の自分のPゾーンに「シンメトリアル」カードが存在する限り、相手フィールドのモンスターの攻撃力・守備力はフィールドの「シンメトリアル」カードの枚数×200ダウンする。
(2):
「同じスケールが並んだね。ということは見せてくれるのかな」
「わたしはスケール1のY(ヴァーティカル)・ライナーとスケール1のL(ランプ)を」
「コネクト…!」
「アーク召喚!」
「《チアフル・ツイン・フェアリー》…!」
《チアフル・ツイン・フェアリー》表側守備
アーク・効果モンスター
星1/光属性/天使族/攻100/守100
スケール1のカード名が異なるカード×2
このカード名の(1)の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):このカードがA召喚に成功した時に発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。次の相手ターン終了時まで、相手が受ける全てのダメージは0になる。
(2):相手モンスターの直接攻撃宣言時、自分LPがそのモンスターの攻撃力の数値以下の場合に墓地のこのカードを除外して発動できる。お互いはデッキから1枚ドローし、ターン終了時まで自分が受ける戦闘ダメージは全て0になる。
「フフフ、ようやくアークモンスターのお出ましだね」
「《チアフル・ツイン・フェアリー》の効果発動。このカードがアーク召喚に成功した時に発動できる」
「自分はデッキから2枚ドローする。次の相手ターン終了時まで、相手が受ける全てのダメージは0になる」
(お願い…)
「2枚ドロー…!」
「…」
(攻められるカードは引けたけど…)
「《アシンメトリアル・N(ニードル)》を赤のPゾーンに発動」
《アシンメトリアル・N(ニードル)》
【Pスケール:青4/赤7】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):もう片方の自分のPゾーンにカードが存在しない場合に、自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。デッキから地属性以外の「アシンメトリアル」モンスター1体を選び、手札に加える。
「N(ニードル)のP効果発動。1ターンに1度、もう片方の自分のPゾーンにカードが存在しない場合に、自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる」
「デッキから地属性以外の「アシンメトリアル」モンスター1体を選び、手札に加える」
「わたしは《チアフル・ツイン・フェアリー》をリリースして、デッキから風属性の《アシンメトリアル・K(カイト)》を手札に加える」
(次の相手ターンが終わるまでダメージ0なら、展開しても同じ…それにもしトラピーズ・マジシャンが破壊されたとしても、墓地の《チアフル・ツイン・フェアリー》の効果で耐えられる)
「バトル、トラピーズ・マジシャンでi(アイドル)・シンガーに攻撃」
「一応攻撃はするんだね。譜理子ちゃんらしいや」
「…メイン2、何もせずターンエンド」
EX1 墓地4 除外5
クラウン LP8000 手札0
◇ ◇ 裏 ◇ ◇
ア 場 イ
◇ ウ ◇ ◇ ◇
ア=《エンタメトリアル=l(リュート)・フリッカー》スケール3
イ=《エンタメトリアル=x(ザイロフォン)・ヒッター》スケール7
場=《エンタメトリアル・シアター》
ウ=《エンタメトリアル=o(オルガン)・ブースター》表側守備
TURN6→7 譜理子→クラウン
あ=《Emトラピーズ・マジシャン》攻撃表示X素材2《Emトリック・クラウン》《Emダメージ・ジャグラー》
赤=《アシンメトリアル・N(ニードル)》赤スケール7
う=《アシンメトリアル・リカバリー》
◇ ◇ あ ◇ ◇
◇ 空 赤
◇ ◇ ◇ う ◇
譜理子 LP1100 手札2
EX4 墓地4 除外2
「ボクのターン、ドロー」
「わお、これ引いちゃうんだ」
「突然だけど譜理子ちゃん、ここでクイズ。エンタメトリアルは全部で何種類存在するでしょう?」
「…」
「あら、無視は良くないよ?それともわかんないのかな?」
「…6種類」
「正解。まあ譜理子ちゃんのことだから前のターンの時点でもうわかってたよね」
「というわけで新しい子たちのお目見えだよ。スタンバイ、メイン」
「ボクが引いたカードはこれさ」
「罠発動、《エンタメトリアル・バック》。手札の「エンタメトリアル」モンスター1体を相手に見せて発動できる」
「そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。その後、デッキからそのモンスターとカード名が異なる「エンタメトリアル」モンスター1体を手札に加える」
《エンタメトリアル・バック》
通常罠
(1):手札の「エンタメトリアル」モンスター1体を相手に見せて発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。その後、デッキからそのモンスターとカード名が異なる「エンタメトリアル」モンスター1体を手札に加える。
「ボクは手札の《エンタメトリアル=w(ホイッスル)・サモナー》を見せて特殊召喚。そしてデッキから《エンタメトリアル=v(ヴァイオリン)・ヒーラー》を手札に加える」
《エンタメトリアル=w(ホイッスル)・サモナー》表側守備
ペンデュラム・通常モンスター
星1/光属性/悪魔族/攻 0/守 0
「さあ、全員集合と行こうか」
「ペンデュラム召喚」
「《エンタメトリアル=i(アイドル)・シンガー》、《エンタメトリアル=v(ヴァイオリン)・ヒーラー》」
《エンタメトリアル=i(アイドル)・シンガー》表側守備
ペンデュラム・効果モンスター
星6/光属性/悪魔族/攻2000/守2000
《エンタメトリアル=v(ヴァイオリン)・ヒーラー》表側守備
ペンデュラム・効果モンスター
星4/光属性/悪魔族/攻 0/守 0
【モンスター効果】
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動する。このカードを守備表示にする。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、元々の攻撃力と元々の守備力が同じ数値の自分の光属性Pモンスターが相手に戦闘ダメージを与える度に、自分はその数値分だけLPを回復する。
「フフフ、どうだい?6人の娘たちが勢揃いした感想は」
「っ…」
「あら、そっぽ向いちゃうんだ。その反応はちょっと寂しいなあ」
「こっち向かせてあげたいところだけど、残念なことにこれだけ並べてもトラピーズ・マジシャンを突破できないんだよね」
「だからボクはこれでターンエンド」
EX0 墓地5 除外5
クラウン LP8000 手札0
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
ア 場 イ
◇ ウ エ オ カ
ア=《エンタメトリアル=l(リュート)・フリッカー》スケール3
イ=《エンタメトリアル=x(ザイロフォン)・ヒッター》スケール7
場=《エンタメトリアル・シアター》
ウ=《エンタメトリアル=o(オルガン)・ブースター》表側守備
エ=《エンタメトリアル=w(ホイッスル)・サモナー》表側守備
オ=《エンタメトリアル=v(ヴァイオリン)・ヒーラー》表側守備
カ=《エンタメトリアル=i(アイドル)・シンガー》表側守備
TURN7→8 クラウン→譜理子
あ=《Emトラピーズ・マジシャン》攻撃表示X素材2《Emトリック・クラウン》《Emダメージ・ジャグラー》
赤=《アシンメトリアル・N(ニードル)》赤スケール7
う=《アシンメトリアル・リカバリー》
◇ ◇ あ ◇ ◇
◇ 空 赤
◇ ◇ ◇ う ◇
譜理子 LP1100 手札2
EX4 墓地4 除外2
「…」
(エンタメトリアルがわたしの力をもとに生まれたものだとしても…わたしのデュエルは変わらない)
(ただクラウンを倒すまで…!)
「ドロー…!」
(攻める…!)
「スタンバイ、メイン」
「《シンメトリアル=V(ヴォイド)・テレポーター》を青のPゾーンに発動」
《シンメトリアル=V(ヴォイド)・テレポーター》
【Pスケール:青3/赤3】
(1):1ターンに1度、このカードを発動したターンの自分メインフェイズに、もう片方の自分のPゾーンに「シンメトリアル」カードが存在する場合に発動できる。自分フィールドの「シンメトリアル」モンスター1体を選択し、選択したモンスターはこのターン自分のLPが相手より少ない場合、相手に直接攻撃できる。
「ペンデュラム召喚…!」
「《アシンメトリアル・K(カイト)》、《アシンメトリアル・L(ランプ)》、《シンメトリアル=Y(ヴァーティカル)・ライナー》」
《アシンメトリアル・K(カイト)》攻撃表示
ペンデュラム・効果モンスター
星5/風属性/雷族/攻2500/守1000
【モンスター効果】
このカード名のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。相手は元々の持ち主が自分となるモンスター1体を選び、ターン終了時までこのカードとコントロールを入れ替える。
《アシンメトリアル・L(ランプ)》攻撃表示
ペンデュラム・効果モンスター
星5/炎属性/炎族/攻2000/守1500
【モンスター効果】
このカード名のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。相手は元々の持ち主が自分となるモンスター1体を選び、ターン終了時までこのカードとコントロールを入れ替える。
《シンメトリアル=Y(ヴァーティカル)・ライナー》表側守備
ペンデュラム・効果モンスター
星6/光属性/幻竜族/攻 0/守 0
【モンスター効果】
このカード名の(2)のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、元々の攻撃力と元々の守備力が同じ数値の自分の光属性Pモンスターの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
(2):
「結構大きいのを並べたね。で、アシンメトリアルのモンスター効果は発動するのかい?」
「どっちもしない…K(カイト)を対象にトラピーズ・マジシャンの効果発動。取り除くX素材はトリック・クラウン」
「ボクもトリック・クラウンの効果は発動しないよ。譜理子ちゃんのターンだし」
「V(ヴォイド)・テレポーターのP効果発動。1ターンに1度、このカードを発動したターンの自分メインフェイズに、もう片方の自分のPゾーンに「シンメトリアル」カードが存在する場合に発動できる」
「自分フィールドの「シンメトリアル」モンスター1体を選択し、選択したモンスターはこのターン自分のLPが相手より少ない場合、相手に直接攻撃できる。わたしはK(カイト)を選択」
「わお、攻撃力2500の直接攻撃だ、それも2回。これは結構痛いかもね」
(まだ…2500で、終わらせない)
「Y(ヴァーティカル)・ライナーのモンスター効果発動。1ターンに1度、両方の自分のPゾーンにカードが存在する場合に発動できる」
「自分のPゾーンのカード1枚を破壊し、デッキから「シンメトリアル=X(ホリゾンタル)・ライナー」1体を自分のPゾーンに置く。破壊するのはV(ヴォイド)・テレポーター」
《シンメトリアル=X(ホリゾンタル)・ライナー》
【Pスケール:青1/赤1】
このカード名の(2)のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):もう片方の自分のPゾーンに「シンメトリアル」カードが存在する限り、自分フィールドのモンスターの攻撃力・守備力はフィールドの「シンメトリアル」カードの枚数×200アップする。
(2):
「X(ホリゾンタル)・ライナーのP効果により、もう片方の自分のPゾーンに「シンメトリアル」カードが存在する限り、自分フィールドのモンスターの攻守はフィールドの「シンメトリアル」カードの枚数×200アップする」
《アシンメトリアル・K(カイト)》攻撃力2500→3700 守備力1000→2200
《アシンメトリアル・L(ランプ)》攻撃力2000→3200 守備力1500→2700
《Emトラピーズ・マジシャン》攻撃力2500→3700 守備力2000→3200
《シンメトリアル=Y(ヴァーティカル)・ライナー》攻撃力0→1200 守備力0→1200
「…ほう」
(さらに200上げることもできるけど…8000にはギリギリ届かない)
(返しのターンのことも考えると、ここは…)
「バトル、K(カイト)でダイレクトアタック」
クラウンLP8000-3700=4300
「もう1度K(カイト)でダイレクトアタック」
クラウンLP4300-3700=600
「L(ランプ)でw(ホイッスル)・サモナーに攻撃」
「トラピーズ・マジシャンでi(アイドル)・シンガーに攻撃」
「バトルフェイズ終了時、トラピーズ・マジシャンの効果でK(カイト)は破壊される」
《アシンメトリアル・L(ランプ)》攻撃力3200→3000 守備力2700→2500
《Emトラピーズ・マジシャン》攻撃力3700→3500 守備力3200→3000
《シンメトリアル=Y(ヴァーティカル)・ライナー》攻撃力1200→1000 守備力1200→1000
「メイン2、何もせずターンエンド」
(行ける…あともう少し…!)
EX2 墓地6 除外5
クラウン LP600 手札0
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
ア 場 イ
◇ ウ ◇ オ ◇
ア=《エンタメトリアル=l(リュート)・フリッカー》スケール3
イ=《エンタメトリアル=x(ザイロフォン)・ヒッター》スケール7
場=《エンタメトリアル・シアター》
ウ=《エンタメトリアル=o(オルガン)・ブースター》表側守備
オ=《エンタメトリアル=v(ヴァイオリン)・ヒーラー》表側守備
TURN8→9 譜理子→クラウン
あ=《アシンメトリアル・L(ランプ)》攻撃表示
い=《Emトラピーズ・マジシャン》攻撃表示X素材1《Emダメージ・ジャグラー》
う=《シンメトリアル=Y(ヴァーティカル)・ライナー》表側守備
青=《シンメトリアル=X(ホリゾンタル)・ライナー》青スケール1
赤=《アシンメトリアル・N(ニードル)》赤スケール7
か=《アシンメトリアル・リカバリー》
◇ あ い う ◇
青 空 赤
◇ ◇ ◇ か ◇
譜理子 LP1100 手札1
EX4 墓地4 除外2