デート・ア・ライブの世界で一般人…?   作:亀闇

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多機能フォームのありがたみを知りました。


第2話 初めての戦闘www

「やっちまった!」 俺は今地面を転がっていた。

その理由は20分前に遡る

 

 

  〜20分前〜

「ここでいいか。」俺は折紙と別れてから無事だった建物で休んでいた。

「ふぅ、疲れた。」俺は地面に寝転ぶ。

「にしても、原作に関わっちまったなぁ…」俺はため息をつく。

まあ、そんなに関わってないだろうし大丈夫だろ。

「そういや、原作で、折紙が士道のことを好きになったのはなんでなんだろ?」

「気になるな。」 あの折紙が好きになったんだぞ。気になるだろ。

でも、知りようがないしな。繊創霸麟(ジェネシス)で小説でも作るか?

「でも、なんかネタバレになりそうで嫌だな。」真面目に悩む。

「そうだ、せっかく創った天使を使わないのももったいないしな。」俺はそう言い創ったばかりの天使、叡廛智主(エタナエル)を発動する。

「え〜と、士道を好きになった理由は…と。」

【両親が死んだとき、士道と会い、話した事】ざっくりしてるな…。 ん…?

「えっ、両親が死んだとき?!…て事は、さっき?!」 俺はそう叫ぶ。

「つまり…原作で折紙が士道に惚れたのはさっきの時に士道と会ったからで、……それに俺が関わったから、もしかして…」

「原作、変えちゃった?」 俺は、そう呟く。

だか、その問いに答えてくれるものがいるわけがなく、その静けさが更に俺の心を抉る。

俺は、大きい声で叫ぶ。 「やっちまったー!!」

 

 

 

と、ありまして今に至ります。

「な、なんであのとき原作に関わっちゃったんだよ俺!」そう叫ぶ。

イヤ、確かに折紙と話した事を後悔はしてないけどさ。話す前に知っていたかった〜。

「はぁ、でも、もう関わったわけだし、仕方ないか。」

こう思っている時、もっとしっかり考えておいたら良かったと風斗は後で思うのだかそれを知るのはまだ先の話。

「今度からは、しっかり調べてから行動しよう。」 そう思い、話を終わらせる。

「にしてもかなり長くこの建物にいたな。」 そう言いながら立ち上がる。

すぐ近くで空間震があったってのによく無事だったなぁ…

「案外、もう少しで崩れたりしてwww」そう言いながら笑う。

すると……

   [バーン‼]

 

いきなり壁が崩れる。

「エェ?!カベ、カベナンデェ!」 あれか?フラグってやつか?!

そう思いながら焦る俺の前を機械を体に纏った女性が通り過ぎる。

「えっ?……まさか、AST?!」そう俺は、驚く。

「精霊と思わしき者を発見、戦闘を開始します。」そう、機械を纏った女性言う。

『了解、戦闘を開始してください』

「はぁ!!」いきなり機械を纏った女が斬りかかってくる。

「えっ、ちょっと待って。」俺は、そう言いながらレーザーブレードを避ける。

「なんだ?そのその機械、まさか、CR−ユニットか!」すると女は「CR−ユニットを知ってる、やはり精霊ね。」

「ああ、そういうアンタはASTか?」

「へぇASTを知ってるいるの?」女は驚いた様子でいってくる。

「まあね」俺は肩を竦めてそう返す。

「隊長!精霊を発見したと報告を受けました!」そう言いながら5人程のAST隊員が飛んでくる。

「えぇ、彼が精霊よ。」

「はっ?彼?…てっことは男なのですか?!」AST隊員は驚いて叫ぶ。…うん、驚くよね、普通

「そんな事はどうでもいいから、随意領域(テリトリー)、展開!全員で取り囲んで精霊を殺すわよ!」

「了解!」おぉ、さっきまで困惑していたのが嘘みたいだな、統率取れてるねぇ。

「じゃあ、遠慮なく、蒼竇朧剣!」そう俺は、空間を司る天使、蒼竇朧剣(クロクニル)を出す。

「支部局、精霊が天使を使いました。応答お願いします。」女が通信機で何処かに連絡を取る…無駄だけどね。

「あれ?応答お願いします!」

「無駄だよ、俺の天使の一つ、蒼竇朧剣(クロクニル)を使ってこの空間を切り離したから外部との連携は取れないぜ。」

「くっ、総員かかれ!」そう号令をかけAST隊員が飛びかかってくる。

「ふっ、はぁ!」[ギィン、バリーン!]

「うそ?!」俺は剣の1振りで全員吹き飛ばし、随意領域(テリトリー)を破壊する。

「脆いな、この程度か?」

「馬鹿な、ありえない…」驚いた様子でそう言ってくるからタネ明かしをしてやる。

「俺のこの天使は空間を司る、随意領域(テリトリー)も空間だろ?」そう言ってやるとAST隊員が顔を青くする。

「そんな、チートじゃ」

「ちなみにまで俺は天使をまだ、4つ持っているぞ。」 あっ気絶したwww

「でっどうする?まだ戦う?」おれは残っていた女性にそう聞く。

「無理だわ……やめておく」そう体を震わせながら言ってくる。

「そう、じゃあそいつら連れて帰って」俺は倒れている連中を指差す。

「えぇ。…覚えておきなさい」そう言って睨んで去っていく。 おぉ、怖い。

俺はAST隊員が見えなくなったのを確認してから、ため息をついた。

「はぁ、めんどくさかった。というかよく此処がわかったな。」バレたって事は俺にも識別名がつけられるのかな?

「識別名かぁ…あんまし厨二くさくないのかいいな。」俺は無理そうな願望を口にする。

「にしてもどうしよう、この服はもう見られたし着れないな。

「そういや、アニメで十香達が使っていた霊装?ってやつ、どうすんだ?」俺は最もな疑問を抱く。

「原作までまだ時間があるし練習するか。」そう言って俺は壁に空いた穴から飛び降りる。

「取り敢えず天宮市から離れるか。」 俺はそう言いながら走り出す。 うわっはやっ!

さっきは必死で気づかなかったけど転生特典で滅茶苦茶速くなってるな。

景色が後ろに流れていく。……新幹線の気持ちがわかったよ。

これ、すげぇ気持ちいいな。 つい、やめられずにかなり走ってしまう。

「ハッハッハ!俺は風だぁ!!」 

 

 

 

〜それからしばらく走って〜

 

このあたりでいいか。俺は何分か止めなかった足を止める。

「結構走った気がするな。」(白目)

にしても、これからの生活どうしよう?精霊になったから食べたりしなくても大丈夫なのかな?

でもとりあえずお金は稼がないといけないよなぁ。

考えていると駅前についた。

「おぉ〜かなり設備が良いな。」俺は感動した(なぜに?)

すると急に、駅のテレビから軽快な音楽が流れる。

『南地区に新しいカラオケ、オープン!』

「これだぁ!」おれはいきなり叫んでしまった……駅前で。

「やべっ」 一部から怪訝な目で見られてしまった。

俺は走り出す。

そして俺は走りながら頭に浮かんだ考えを検討していた。

「うん、いけるな」 その考えとは、俺が歌を歌う人になることだった。

「俺は前世から無駄に歌がうまかったからな。」

そうと決まったら早速取りくまないと。

「パソコンとかは天使で作れるとして、家は……天使でいいか。」

いやぁほんと便利。

とりあえず住居を作りに行こう。

「どこにしよう?」もう原作変えちゃったしいっそ開き直って天宮市に住むか。

「また、走るのか、よっしゃ走ろ!」…完全にスピード狂だな…楽しいから良し!

その前にせっかく来たんだし観光ぐらいしていくか。

 

 

 

  〜少年観光中〜

 

 

 

 

「ウェーイ!」はい、観光終わって絶賛ダッシュ中でーすwww

「ホイッ、到着っと」来たときより格段に速くなってるな。

で、どこに作ろう。

やっぱ、天宮市だし、士道の家の近くでいいか。

そういや、小説では精霊マンションというものを建ててたし先に建てておいてやろ。

「チートだからこそできる事だな」そう言って俺は笑う。…もう開き直ったな。

そう言って俺はマンションを建てる。

「うわっやば、こんなん一瞬で建てれるなんて…やっぱむやみに使わないでおこう。

俺はそう言ってマンションに入る。

「俺の部屋…1階で良いか」そう言って俺は部屋に入る、内装?ないそうです。

「生活用品を作って、とりあえず寝るかぁ。」今日は色々有りすぎた…

そう思いながら俺は作ったばかりのベットに入る。

にしても、原作変えちゃったなぁ。…一般人……

そんなことを考えていると眠気が襲ってきて俺は目を閉じる。

 

 

  〜少年睡眠中〜

 

 

「ん、朝か、」少し早く起きちゃったな。

あれ、ここって士道の家の隣だよな。横に一晩でこんなの建ってたら…やばっ!!

そう思い俺は蒼竇朧剣(クロクニル)を使ってこのマンションを見えなくする。

あ〜バカか俺はどんだけ頭イッてたんだよ昨日!

そう自分で思っていると、窓から士道が家から出てくるのが見える。ちっさ!

「セーフ〜」ギリギリバレなかったな。

昨日の作戦を実行するか。俺はパソコンを作る。

ネットは五河家から拝借して、(悪い子も真似しないでね?)パソコンを起動する。

ちなみにやり方は知らないし、叡廛智主(エタナエル)でカンニングしますwww。

「ふーん、歌をネットで歌う人を歌い手というのか……」なんか昔聞いたことある気がするな。

「とりあえず始めてみよう。」名前がいるのか…ん〜ん【風祭】でいいか。

「うっわ、自分で考えておきながら安直だな…」 そう俺は苦笑する。

とりあえず笑顔サイトに動画?を投稿するか。

 

 

  〜少年投稿中〜

 

 

 

「ふぅ、終わったぁ〜、案外、楽しかったな。」時計を見るともう9時になっていた。

そう思いながら俺はパソコンを閉じる。

「だけども、どうやって稼ごう?人気になったたらいいのか?」

しっかり天使でカンニングしますかwww。

「ふーん、理解した。人気になったらいいのか。」まぁ、そんな簡単じゃないだろうけど……。

よし、とりあえずこの話は、一旦終わらせて今は今後の生活について考えるか。

「士道の家の横に家を建てちゃったしな(勢いで)」…ほんと、後悔してます。

そうだ!天使を上手いこと使って建造してると思わせて、普通に近所として会いに行ったらバレないんじゃね!

よし、早くやってみよう。

とりあえず布を作って被せるか。

俺は部屋から出て、蒼竇朧剣(クロクニル)を使って姿を見えなくする。

「よっしゃあ、飛ぶぜ!(やり方知らんけど)」俺は体に霊力を回して飛ぶ。

「うぉ、すげぇ!」俺は感激する。

「よいしょ」俺は繊創霸麟(ジェネシス)で作った布をマンションにかぶせる

「おー、見事に隠れたな、これで堂々と会いに行ける。(五河家に)」…展開早いな

にしても、はじめは会いたくないと思ってたのになぁ。

とりあえず、一旦休むか。

そう言いながら俺は部屋に戻る。

「ふぅ……寝るかぁ。」

そう言いながら俺はベットにダイブする。(ダッシュで)

一瞬で布団の一部になった俺は明日会いに行くことを考える。

楽しみだなぁ…俺はそう思いながら瞼を閉じる。

 

 

 

 

 

  〜sideAST〜

精霊から逃げ帰ってきて私は上司にさっきの件を報告していた。

「つまり、新種の精霊、しかも男だと言うことか……ありえん!」

「しかし、私は実際に会いました。」そう私は報告する。

今思えば不思議な精霊だった。精霊のくせに人間を逃がすし、尚かつ、霊装すら使わなかった。

「まあいい、でその精霊について分かったことは?」混乱が解けたのか、そう聞いてくる。

「はっ、確認できたのはその精霊が空間を操る天使を持っている事、そして……」

「なんだね?」

「少ない確率ではありますが、その精霊は天使を5つほど持っている可能性が……」

「馬鹿な!ありえない!それが本当だとしたら天使は精霊に1つという常識が崩れる!」

「しかし、そう聞きました。」

「誰からだ!」怒った様子でそう言われる。

「精霊からです。」淡々と告げると上司の顔が赤くなる。

「精霊からだと!ふざけるな!ならハッタリに決まっているだろう!」

「しかし、その件を除いても彼は脅威です」

「ああ、霊装なしで1個小隊が敗走か……」怒りが冷めたのか冷静な顔で言ってくる…。

しばらく考えた様子で黙っていると

「ご苦労だったね、日下部隊員ゆっくり休んでくれたまえ」

「はっ、失礼します。」そう言い私は部屋を出る。…あの上司、表情コロコロ変わってたわね。

「訓練に行きましょうか、」今回で私は無力さを知った…彼が相手じゃなかったら全員死んでいただろう。

「そう思い私は歩き出した。

 

 

 

 

 

その3日後……ある精霊の識別名、データが全国の精霊対策データベースに登録された。

 

識別名 《トワイライト》

 

天使 空間を操る天使(まだ、天使を保持してる可能性あり)

 

空間震規模 不明(一度も空間震を起こしていないと思われるた為)

 

危険度 SS(霊装なしで1個小隊を壊滅さしたため)

 

総合危険度 SSS

 

このデータを風斗が知るのはまだ先の話。

 




オリ主の職業は美九と絡ませやすいため歌い手にさせてもらいました。
気にいらなければすいません

ではまた次の回で会いましょう。

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