SCP-023 黒い抜け殻
著者 Pig_catapult
http://www.scp-wiki.net/scp-023
http://ja.scp-wiki.net/scp-023
SCP-096 "シャイガイ"
著者 Dr Dan
http://www.scp-wiki.net/scp-096
http://ja.scp-wiki.net/scp-096
SCP-173 彫刻 - オリジナル
著者 Moto42
http://www.scp-wiki.net/scp-173
http://ja.scp-wiki.net/scp-173
SCP、という単語に聞き覚えがあるだろうか。
あるならそのまま先に進んでもらえればいいし、無いなら下の説明を読んでくれればいい。
SCPというのは、
では、いったい何を確保し、収容して、保護するのか。簡単に言うなら、異常な物体だ。
生物、非生物を問わず、とにかく何かしらの異常性のあるもの。
例えば、どうやっても死なない巨大な爬虫類とか。
あまりにも巨大すぎて、手の施しようがない節足動物とか。
無限に異常な生命体を生み出す、真っ赤なプールとか。
そう言ったものを確保、収容、保護の理念のもと、収集している「財団」という組織がある。
そこでは、異常存在達は「SCPオブジェクト」もしくは「SCiP」と呼ばれ、毎日それぞれの生活を送っている(一部の例外除く)。
これは、そんな彼らが転生して、某眼鏡の死神の世界で人間として気楽に生きているという、ありえるかもしれない平行世界の物語…
××××
「修司、明後日何の日かわかってる?」
真っ赤な義眼をつけた、黒い髪に褐色の肌の少女が、同じ部屋にいる白い肌と髪の青年に言う。
上から下まで黒ずくめの少女に対し、青年は白ずくめだ。唯一、ちらりと覗く瞳だけが灰色をしている。
「え、何だっけ」
「稲美が転入する日」
「ああ、そうだった」
「忘れないでよー!!」
ぷんすかと怒る、黒い少女の近くの席に座った幼い少女。
「帝丹小学校、だよね。いろいろうわさは聞くけど、大丈夫かな…」
「当たり前だよ!僕をなんだと思ってるの!?」
「Keter一歩手前のEuclid」
「潜在Keter」
「確かにそうだけど違うそうじゃないー!というか、夏海!!君には言われたくないんだけど!!君だって潜在Keterでしょ!?」
「君よりはるかに良心的でしょ、SCP-173」
「体内に灰を詰め込むのもどうかと思うんだけど、SCP-023」
「こら、2人ともやめなさい。誰かに聞かれたら…」
「シャイなところ、全然変わってないよね。SCP-096」
「言ってる傍から…!!」
「大丈夫だって、こんなところ通る人いないし」
「ぱっと見廃墟だもんねー」
××××
降谷サイド
「…本当になんなんだ、こいつらは…」
デスクの上、すなわち目の前に置かれているのは、最近になって存在が発覚した、ある組織の書類。
分かっていることと言えば、構成員たちが互いを番号で呼び合っていることと、全員が何かしらの特殊技能を持っているということだけ。誰がトップで、何を目的とし、どのような活動をしているのか…さっぱりわかっていない。必ず何かがあるはずなのに、いくら調べても何も出て来ない。
仮称、SCP。おそらく何かしらの略称と思われるが、意味は不明。彼らの番号の頭に必ずついている単語だ。
SCiPたちは、どう言うわけか孤児院などに人間の赤ん坊などの姿で出現する。親はいないが、関係のあるオブジェクトには血のつながりがあったりする(例・カインとアベル)。
世界各国いろいろな場所に居るが、ス○ンド使いよろしく引かれあうため、交流はある。
能力は引き継いでいる。一部のやつはオンオフが利くようになった。
なお、出現場所は支部などには関係ない模様。
SCP-023
見た目からは少々わかりにくいが、女性。推定年齢15歳。マイペース1号。
黒髪褐色肌のスレンダー美人。ショートヘア。身長168㎝。
両目を抉られた状態で十字路の中央に出現。偶然通りがかったSCP-096の家に引き取られた。
両目の義眼は赤いものを使用。いろいろな種類の素材でできた義眼を所有している。義眼のコレクションが趣味。
やっぱり十字路が好き。
能力オンオフできるようになったやつその1。
中学3年。
人間としての名前は「小黒夏海」。
0→ない→な
2→two→つ
3→み
SCP-096
男性。推定年齢26歳。礼儀正しくおとなしいがキレるとヤバい。苦労人1号。
白変種のメカクレ青年。身長185㎝。前世よりは縮んだが、それでも長身痩躯という言葉がよく似合う。目は灰色。今でも顔を見られるのは嫌い。
孤児院の前に出現し、10歳のころに小黒夫妻に引き取られる。その翌年SCP-023を発見、夫妻を言いくるめて引き取らせた。
なお、夫妻は数年前に海難事故で死去。それ以降は3人で生活している。
人間としての名前は「小黒修司」。
096→小黒
shy guyをもじって修司
SCP-173
女性。推定年齢6歳。僕っ子。マイペース2号。
黄色人種のように見える。ゆるふわっとした茶髪を肩にかかるくらいのところで切っている。目は焦げ茶。6歳児の平均的な身長体重。顔にペインティングがしたいが、校則に引っかかるし悪目立ちするため、かつての顔を模した仮面を所持している。
好物はチョコレートプディング。
SCP-096の義理の娘。幼稚園と併設されている孤児院の前に出現。ずっとそこで暮らしていたが、ある日偶然SCP-023と遭遇。卒園まであと半年だったため、卒園後に引き取られる。
しかし、その後通い始めた小学校で孤児ということを理由にいじめにあい、暴力沙汰を起こして転校する羽目になった。
能力オンオフできるようになったやつその2。でも、つい癖で多数の人間に注目されると硬直する。
人間としての名前は「小黒稲美」。
173→いなみ→稲美
家はかなり大きな洋館。バブルの時に夫妻の親が調子乗って建てたもの。3人しか住んでないせいで人気が無く、廃墟のごとき威圧感を放っている。
見た目が結構かわいいためか、近くに住んでいたり、前の道を通る子供たちからは「ヘンゼルとグレーテルの家」というあだ名をつけられている。
「SCP」
そんな組織はない。公安の盛大な勘違いである。