SCP-040-JP ねこですよろしくおねがいします
著者 Ikr_4185
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SCP-444-JP █████[アクセス不許可]
著者 locker
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SCP-444-JP-J 緋色の鳥（税別:118円）よ
著者 locker
http://ja.scp-wiki.net/scp-444-jp-j
SCP-173-JP 恐竜 - イミテーション
著者 soilence
http://ja.scp-wiki.net/scp-173-jp
SCP-777-JP 鶴の翁
著者 tokage-otoko
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SCP-1500-JP 和魂祭
著者 29mo
http://ja.scp-wiki.net/scp-1500-jp
Groups Of Interest(要注意団体)
著者 Sirens
http://www.scp-wiki.net/groups-of-interest
http://ja.scp-wiki.net/groups-of-interest
ねこですよろしくおねがいします。
SCP-040-JPと言った方がいいですか。ねこのままでいいですか。そうですか。
ねこは今は人間になっています。でもただの人間とは違うようです。ねこがねこだったときと同じ力が使えます。
財団の人たちはねこをSCPオブジェクトと呼びました。こちら側では、交流のあったオブジェクト同士は引き合うようです。朱雀、青龍、桜様に会えました。玄武だけ会えてません。桜様は、自分の娘になったから大丈夫だと言っています。
こうなっているのは自分たちだけではないらしく、よくいろいろなところのオブジェクトさんたちに会います。世界は狭いです。
今日は、そんなねこが遭遇した事件についてお話します。
あれは、今日の昼下がりのことです。
青龍と朱雀とねこの3人でファミレスに行きました。青龍のおごりです。某有名レースゲームで最下位だったからです。ざまあ。
「お前ら、自重してくれよ…」
「肉料理高いの上から順に3品」
「朱雀テメエ自重しろっつったの聞こえなかったのかコラ」
「聞こえた上で言ってる」
「余計性質悪いわ」
「青龍うるさいです。ねこはこれがいいです」
「期間限定のお高いやつじゃねーか」
「お魚たっぷりはこれしかないです」
「こっちのランチ限定Aセットで我慢しろ」
「嫌です」
「やめろ俺の財布のライフはもうゼロだ」
「知るか」
「死体蹴りです」
青龍の涙は放置してほしいの頼みました。ファミレスの魚料理の無さは異常です。青龍は魚料理を増やさないファミレスに文句を言うべきです。ねこも常々言っています。
ドリンクバーを取りに行こうとした時です。
「きゃあああああああああああああああああああ！！！！！」
悲鳴が聞こえました。女の人です。
何かと思って見てみましたら、男の人が倒れていました。顔が真っ青です。あの顔色は死んでます。ご愁傷さまです。
2人の隣の席にいた家族連れの、眼鏡をかけた男の子が、死体を検分し始めました。警察が来るまで、現場は保存しておいた方がいいと思いますよ。あと、子供に死体を見せて平気な顔をしているお姉さん。叱るくらいしたらどうでしょう。
しばらくして、警察が呼ばれました。どうやらあの子は警察と顔見知りのようです。そう言えばどこかで見たような気がします。
青酸カリによる毒殺だそうです。毒を入れることができた、ウエイターさんと料理人さんが疑われました。ウエイターさんは男性で、料理人さんは女性。どちらも殺された人の顔見知りらしいです。
ゴミ箱に捨てられていたリップクリーム(女物のようです)に青酸カリが含まれていたことから、料理人さんの方が疑われました。しかし。
「でも、女の人が犯人だったら、自分が疑われちゃうから、むやみに捨てたりしないんじゃない？」
男の子が言いました。鋭い子ですね。
面倒くさくて聞き流してたのでよく覚えてませんが、ウエイターさんが犯人だったようです。被害者さんに彼女取られてどうたらこうたら。そんなことしても彼女さんは戻ってきませんのに、自己満足だけで犯罪ですか。
ねこの話はこれでおしまいです。ありがとうございました。
××××
降谷サイド
「……………」
もはや溜息すら出ない。
小黒夏海。
赤ん坊のころ、何者かによって両目を抉りだされて道に捨てられていたところを発見され、発見者の家で育てられる。国籍は日本だが、外見的特徴から考えると中央アジア人の血を引いている可能性が高い。そこからの経歴には、不明な点は無し。現在は隣町の
カサンドラ・ハンド。
小黒夏海と同様、捨て子。国籍はアメリカ。数年前、4年制の工業大学を卒業後、プロフェッショナル・エンジニアの資格を取得。現在は各国で働いている。勤務態度は極めて良好、人望も厚い。
その娘、エリザベス・ハンド。
やはり孤児であり、数年前にカサンドラ・ハンドに引き取られる。
地元の学校を飛び級で卒業、現在は通信制の高校に通っている。
少々猟奇的な言動をすることがあるものの、問題を起こしたことはない模様。
ロッシュ・ドクリル。
やはり孤児。病院の前に捨てられていたところを院長夫妻に発見され、夫妻に育てられる。
小中高と地元の学校に通い、アレクシルヴァ大学医学部に進学。医師免許を取得したのち、そのまま病院を引き継ぎ、現院長となっている。
勤務態度は良好。腕も確かであるらしい。
その息子、カイロス・ドクリル。
他の4人同様孤児であり、ロッシュ・ドクリルと同様に、病院の前に捨てられていた。
地元の学校を飛び級で卒業、現在は通信制の高校に通っている。
素行は模範的どころか極めて良好、教師及び生徒の両方から慕われている。
全員、驚くほどの白だった。しいて言うなら、エリザベス・ハンドとロッシュ・ドクリルが少々怪しい点がある程度か。
とは言っても、きな臭いうわさがあるアレクシルヴァ大学の学部は主に工学部だし、そもそもかなりの名門校。問題があるような人間は、そもそも入れない。
「どうなっているんだ…！」
微妙に灰色な白から黒を見つけ出そうとする降谷さん。だがそんな組織は存在しない。骨折り損である。
ねこ節が死ぬほど難しい…
怪文書っぽさが出ない…
「田十霧」は「ダートムーア」より。
SCP-040-JP
男性。推定年齢18歳。マイペース5号。
銀髪で灰色の目。たぶん白変種。身長はやや低め。軽い。
孤児院の前に出現、最近独立した。フリーター。
狭いところと涼しいところが好き。元居た廃屋と似たようなのを買って住みついている。古井戸の底を改造して部屋にしている。
能力オンオフできるようになったやつその5。
いかんせん言ってる内容が意味不明なせいで通訳必須。
人間としての名前は「白井虎徹」。
白虎を上下に分けた。
SCP-444-JP
女性。推定年齢21歳。マイペース6号。肉食系女子(物理)。俺っ子。
緋色の髪と目。ロングヘア。巨乳。ツリ目。
ボーイッシュ通り越して性別迷子。
ねこと同じ孤児院に出現。ねこより先に独立。ポアロでバイト中。考案した緋色のフライドチキンが好評。
実は、元々あった「現実に自身の像を集団幻覚として映し出す力」が進化して、疑似的な実体を手に入れ、形をいじれるようになっただけ。食ったものがどこ行ってるのかは不明。ひょっとしたら、桜主に抑えられて心をホイホイ食べられなくなったから、現実のもので補っているのかもしれない。
人間としての名前は「朱雀野
「朱雀」と「緋色の鳥」より。
SCP-173-JP
男性。推定年齢22歳。苦労人2号。
青っぽい黒髪に青い目。割とがっしり系。
最近胃薬さんとお友達になった。
能力オンオフできるようになったやつその6。でも使う気は今のところない。
緋色の鳥及びねことはまた別の孤児院の前に出現し、ある夫婦に引き取られる。学校で他の四神(玄武を除く)及び桜主と再会した。現在はおもちゃ会社で働いている模様。
人間としての名前は「伊波龍臣」。
「青龍」と「173」より。
SCP-777-JP
男性。推定年齢25歳。恐妻家。
黒髪黒目。割と正統派なイケメン。
逃げたことは悪いと思ってる。
桜主の家の前に出現、そのまま育てられる。学校で再会した玄武とゴールイン。
こちらでの名前は「桜山幸則」。
勘でつけた。
玄武
SCP-777-JPの「やひろのわに」。女性。推定年齢24歳。ヤンデレ一歩手前。
黒髪黒目。大和撫子系。
この時空では、翁(まだ若いけど)とはうまくいっている模様。
ある町の交番の前に出現。町の人に引き取られた。学校で翁と再会し、押しの一手で嫁になった。
人間としての名前は「桜山玉代」、旧姓豊岡。
「トヨタマヒメ」より。
桜主
女性。推定年齢[削除済]歳。おっとり。しかし怒らせてはいけない。
黒髪で赤茶の目。儚げ美人。
どうやら、酒の影響は消えた模様。
神社の境内に出現。神主に育てられる。現在は巫女。
人間としての名前は「桜山美咲」。
「桜主」と「コノハナサクヤヒメ」から。