ガールズバンドは○○したい   作:ぽぽろ

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4ヶ月ぶりですね、今進藤あまねブームが自分の中で来ているので。気がついたら何か出来てた


倉田ましろは隣に立ちたい

ここら辺には3つ程高校がある。

蘭ちゃん、友希那さん達が通う羽丘学園、僕や美咲等が通う花咲川学園、それともう1つ、ましろちゃん達のMorfonicaの人達が通うお嬢様学校、月ノ森女子学園。

3つの学校もまあまあ距離的に近いものだから、合同イベントなんてあるもので、その実行委員に寝ていたらいつの間にか選ばれていた。

男手は必要だろうという事で選ばれた訳なのだが、満場一致に近かったらしい。有咲だけは反対してくれてたらしいけど。

 

そんな訳で羽丘との合同文化祭の次は月ノ森女子学園との合同イベントになった訳で。

それの会議を先程終わったのだけれど、お嬢様学校って言うだけあって皆上品で、何とも気後れしてしまう。

学校の設備も何もかもが規格外。

そんなこんなで中庭で黄昏ていたら見慣れた顔を見つけたので声を掛けた。

 

「あ、ましろちゃん」

「え!?あぁ!千夏さん!何でここに…?」

「今度花咲川と合同イベントする事になったらしくてね、その実行委員だよ」

「大変そうですね……」

 

僕の座っていたベンチの隣にましろちゃんが腰を掛けた。

……何か肩がくっつく位近いけど。まぁ、久しぶりだからね。

 

「もう疲れたよ。でもさすがお嬢様、テキパキと終わってついて行くので精一杯」

「Morfonicaの他の人たちも千夏さんに会いたがってましたよ、まぁ、あまり会って欲しくないけど……

「そうだね、後で顔を出そうかな、いやぁお腹空いたなー」

 

もう陽も沈みかける途中で今日の朝言われてドタバタとしていたのでお昼も食べれてない。

 

「家で食べませんか!?」

「いやぁ、それは一家団欒の時間を邪魔出来ないよ」

 

沙綾ちゃんや蘭ちゃん、つぐみちゃんにこんな言い訳を言っても『君は僕の息子の様なものだ』とか『え?もう家族だと思ってた、娘にもっと頑張ってもらわないとね』とか言われる。部外者なのにメッセージアプリで山吹家、美竹家とかの家族のグループに入っている。何故?

 

「そうなんだ……」

 

しゅんと落ち込んだ様子のましろちゃん。

 

「あ、じゃあ二人で洋食屋さんでも行かない?」

「二人……で?」

「うん、そう。二人で」

「それって……デートかな?」

「まぁ、見方にも寄るけどそうだね」

「行きます!」

 

勢いよくそう答えたましろちゃん。きっと彼女もお腹が減っていたのだろう。

 

§§§

 

洋食屋さんで僕はハンバーグをましろちゃんはビーフシチューを注文して、最近のバンドの様子何かを話しながら待つ。

 

「どう?最近Morfonicaは」

「はい、結構順調ですよ。皆頑張ってます」

「久しぶりに見に行こうかな…」

「ぜひ!!!来てください!」

 

最初はオドオドとしていたのに今はもうすっかりちゃんと喋れるようになって成長を感じる。

 

「そう言えば千夏さん、彼女っている……?」

 

まぁ、こっちと違って完全な女子校の月ノ森と比べたらやはり男がいるこっちは恋愛的な意味で女の子らしく気になるようだった。

 

「僕は居ないよ。欲しいんだけれどね」

 

僕と仲良くしてくれる人は沢山いるけれど、僕を好きな人がいるかと言ったらきっと居ない。でも恋人のいるリア充生活も羨ましくはある。

 

「そうなんだ……じゃあどんな女性が好みなのかな?」

「うーん、難しいな」

「じゃ、じゃあ私みたいな女の子と瑠唯ちゃんみたいな大人っぽい女性ならどうかな?」

「ましろちゃんはいかにも女の子っぽくて可愛いくて好きだし瑠唯ちゃんは大人っぽくてかっこよくて好きだよ」

「そういうことじゃないんです!」

 

可愛く頬を膨らませて不満を表しているましろちゃん。つい童顔と相まって子供っぽくて笑ってしまった。

 

「千夏さんは私の事は嫌いですか…?」

「僕はましろちゃんの事は好きだよ」

「その鈍さははもう才能レベルだよ……」

「えぇ……何が」

 

ただ返しただけなのに。これ以上何を言えばいいのか。ましろちゃんは頑張り屋で臆病な所もあるけど人を気を配れるいい子だし、好きなのは間違ってないのに

呆れたような目でこちらを見ても僕には分からない

 

「千夏さんの隣に立てるように頑張ります!」

「ならまずはそのビーフシチューに残った人参を食べようね」

「えっと……あの……その……」

 

何で僕の隣に立つのに頑張るのか分からないけれど目標があるのはいい事だ。

そのままでも可愛いけれどね

 

ましろちゃんと別れて帰路を辿っている時携帯がメールが来たことを知らせる電子音が鳴った。

送り主は七深ちゃんみたいだ

 

『今度私ともデートしてくださいよ〜』

 

……あの子には千里眼でも付いているのだろうか

 




倉田ましろ
今のままではリサ、沙綾、美咲を初めとする強力なボスに勝てないと思い最近料理や家事を始めたらしい。
お父さんは一人暮らしするのかと思って影で泣いた。
主人公には後輩系で攻めようと思っている。全てが可愛い

広町七深
練習がてら出しただけ、友情出演
主人公の事なら何でも直ぐに感じ取れる。
ましろばっかり狡いと次の日主人公が会議終わると同時に突撃した。可愛いね

市ヶ谷有咲
主人公とMorfonicaと仲良くするのを阻止しようと思ったら失敗した模様
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