今のご時世、ステイホームや自粛だとテレビで散々色んな人が呼び掛けている。
それでストレスが溜まるだとか、色々皆さんは大変な思いをしていらっしゃるのだろう。
だが!僕には関係ない!何故なら僕は元々引きこもりに近いから、苦ではない!
あっはっはっはっ!
「…………で?何で美咲居るの……?」
「いつもの事でしょ?」
いや、それはそうなんだけどさ。
今不要不急の外出を控えろって言われてるのご存知ない???
「家、隣だし。」
「あ、そっか。」
コンビニより近いね!
さてと、僕はやるべき事を………
「み゛さ゛き゛~ひ゛ま゛~!」
「アンタは子供か……」
ま、マッマ……(?)
やる事やり尽くしちゃって無いんだよ……
「しょうが無いな………ゲームでもする?」
「するする!」
ゲームって最高の暇つぶし解消装置だよね。
ずるずるとゲーム機が入った棚から取り出し、コンセントを繋ぎ電源を入れる。
そして、コントローラーを片方渡して準備は万端。
……………なのはいいんだが
「何で僕にくっ付いてるの?」
今くっ付いていると『密です』って言いながら、某都知事が風で吹き飛ばしてくるんだよ?知らないの?
「別にいいでしょ。幼馴染なんだし。」
「それをなんでも許される便利な免罪符だと思ってない?」
「小さい事は気にしない方がいいの。」
「小さいかなぁ………?」
最近、circleにもバイトに行けてなくて他のガールズバンドにも会えてないわけで、夜に鬼のように届く千聖さん、彩さん、つぐみ、リサさん、こころ、沙綾からの電話がある訳で沢山寝れるはずが睡眠不足である。
何で夜遅い時間に三時間、四時間以上喋ってるんですかね。
その後は色々とゲームを2人でしていた。
そんな途中で
「おい、僕の1m範囲内に近づくなよ!」
「ゲームの中でも対策しても意味ないと思うんだけど」
「そっか。」
「あのさ………千夏」
楽しくゲームをやっていた美咲が落ち込み気味に顔に影を落と始めた。
悩みとかあるのだろうか。
ゆっくりと手元にあるジュースを口に含み、飲んだ…………
「ん?何」
「千夏はさ、好きな人っているの?」
「ブッー!」
のを吹き出した。
「汚いって……」
「いきなりそんな事言うからでしょ!」
「で?いるの?」
「いやぁ、どうだろうなぁ」
ここで、僕の知り合いのガールズバンドの彼女たちを思い浮かべる。
黒い笑顔の千聖さん、黒い笑顔の沙綾、黒い笑顔のリサさん
あれ………?もしかして僕って怒られてばっか?
うぅ、思い出しただけで寒気が。
何で恐怖の笑顔しか出てこないんだ……
「般若………」
「え?何」
「何でもない。こっちの話」
もう一度思い浮かべる。弄るとなんとも楽しい流星堂の娘、パン屋の娘や星のキラキラ少女、チョココロネ少女にうさぎ天然おバカさん花園さんを初めとして、お金持ちのお嬢様等色々な人を接してきた。
彼女たちといるのは何とも楽しいものだ。
「う~ん、居ないんじゃないかな。」
でもなんというか友達としてしか見れないんだよね。
まぁ、僕に選べるほど皆に好かれてないんだけどね……
自分で言ってて悲しくなったよ。
「でも皆、友達としてだけど好きだよ。優しくて面白くてハッピーになる。心が熱くなったりする。ずっと、一緒にいても飽きない個性豊かでね。」
「濃すぎる人もいるけどね……」
「でもやっぱりその中でも美咲は特別かな。ずっと一緒に居たわけだし。」
「え……?///」
「面倒くさがりながら、いつもご飯を作ったりお世話してくれる優しい女の子はあんまり居ないよ。」
「あたしが特別?」
「そうだね。」
幼馴染なんだし。友達以上の関係でそれよりも、もっと親密な家族の様なそんな感じの
「あたしが皆から1歩リードしてる……?」
急に何かブツブツ言うの怖いからやめません?美咲さん、呪文ですか?
「ありがと。」
「いえいえ。」
****
ある連絡アプリでのグループの会話
美咲「千夏はあたしが特別みたいですよ」
千聖「は?」
☆LISA☆「は?」
沙綾「は?」
つぐみ「は?」
千聖「これはお説教が必要かしら。彼に」
☆LISA☆「いいねぇ!もっと私たちの良さを分かってもらわないと………」
つぐみ「私だって…!」
沙綾「純と紗南に弱いから頼んで無理やりにでもうちの店継いでもらおうかなぁ……」
ね、ネタがない!