俺がクソトカゲに転生して早四年が過ぎた。
クソトカゲに転生して分かったけど俺……名前は『
クソトカゲは成長速度が異常に早いけど俺は成長速度は普通の人間と変わりがない。
どうやら、クソトカゲと人間を足して二で割った感じだ。見た目も顔はあのクソトカゲの顔ではなく、人の顔で頬の部分まで鱗があり、背中・腰・腕・脚はクソトカゲの物だが腹・胸は人の物だ。
最も、身体能力、反射神経、再生・回復力とかは変わらない。人のように見える所も中身はクソトカゲの物だ。
因みに親は……まぁ、普通の人間だ。間違ってもシャイガイやらきらいきらい星、人喰い闇、無題やらのSCPの能力を有しているわけではない。
「あ、何をしておりますの!向こうでドッジボールをしましょうよ!」
「うっさいな、八百万。こっちのほうが楽しいんだよ。」
「いいえ!みんなで動くことはして当たり前のことです!」
俺が幼稚園の木陰で昼寝していると黒髪のポニーテールの女子が怒ってきた。
名前は八百万 百。俺と同い年で個性は『創造』。体内の資質を様々な物に変換できる個性だ。
……おれはこいつが嫌いだ。感覚的に嫌いだ。本能が嫌っている、と言ったほうが正しい。
「そういえば、今日、親とちょっと出かけるんだ。」
「へー、どこにいくのですか?」
「ちょっとデパートに。」
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「どうしてこうなった。」
俺は八割がた消し飛んだ体をよこにしながら起きる。
辺りは火の海で囲まれ、喉が痛い。
なんでも、ヴィランが爆発物をこのデパートに仕掛けたらしくてその一つが俺や家族がいた場所の近くにも仕掛けられていて起爆したらしい。
親は爆発のエネルギーで死んでいて俺も今全速力で回復・再生させているところだ。
「……あ。」
立ち上がったところで天井が崩れ、そのまま崩落する。
幾らなんでも避けれずにそのまま飲み込まれる。
まぁ、頑張ればよけれるとは思うけど……あ、この音はオワタ/(^o^)\。
「二段構えは反則だろうがあああああああああああああ!」
床が砕かれ、俺は絶叫しながら落ちる。
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うーん……あ、俺、生きてる。
ま、生きているか。何せ、俺はクソトカゲなんだしな。にしても、なんでクソトカゲなんだろうか。クソトカゲ以外にも蜥蜴っぽいSCPがいるはずだけど……。
「おい、ここにいたぞ!」
「ひでぇ……全身丸焦げだ。仏さんをさっさと出そう。」
お、助けがきたみたいだ。てか、死んでいないのだが。
「あのー、早く背中に乗ってるコンクリ退かしてくれない?」
「「い、生きてる!?」」
俺の声を聞いた消防隊は驚きの声をあげた。
俺も生きているのが不思議だと思うけどさー、俺の個性はクソトカゲだし、仕方ない仕方ない。
「ど、退かしたよ……。」
「よっと。」
上に乗っていたコンクリを全速力で取り除いてもらい、俺は起き上がって髪の毛からビリビリーっと脱皮する。
これ、大きくなることはないし小さくなることもないけど一応できるんだよな。
「ひ、ひぇ……。」
「それじゃ、ばいばーい。」
腰を抜かした作業員に手を振って俺は歩いていった。
さーて、これからどうしよう
作者「クソトカゲの理由……?そんなの、決まっているだろ?他の蜥蜴系SCPを知らないからだ!」
藤多=ふじ:不死 多:何となく
葉秋=はしゅう→はちゅう