長く艶めいた黒髪を持つ乙女。細い肢体。しなやかな張りのある玉肌に、ふくらみかけた胸は、穢れなきドレスに包まれる。
無限の活力と寵愛。
男根の消失。
「ダストちゃん、参上☆」
せっかく、豚野郎が美少女に女体化した
というのに、ロリババアは泣き叫ぶ。
「なっなんじゃ。妾は、また旦那様を亡くしてしまったのか。なんいという薄幸の未亡人なのじゃ。」
「うるさいなー。いや、俺だけは戻れるし。そもそも、リリイとは結婚してないからな?」
自由に性別を変えられる事を知っているメンバーは、またかという顔だが、初めて見たロリと森守達の狼狽は激しい。
「も、戻れるじゃと!?」
「そうだが。」
ホッと安心したリリイは、またわたわたと動き出す。これだけ驚いてくれたら、なんか嬉しい。
「何で、美少女になったのじゃ?」
「え?魚釣りの為にって流れだっただろ。道具が無いって自分が言ってたのを、もう忘れたのか。」
このロリは、中身がババアなのでアルツハイマーなのかもしれないとダストちゃんは、失礼な事を考える。
「何でじゃ?」
「だから、」ぶつっ。
説明が面倒になったので、実演する。
長く伸びた黒髪を一房、ナイフでぶっつりと切ると、さらにリリイが驚く。
「ひぃぃぃ!お主様、髪は命じゃぞ。失恋でもしたのか?」
「え?」
する訳が無いだろ、俺は美少女の中でも別格の美少女なんだぞ。
アシンメトリーな髪形が可愛いまであるし、このまま街を歩いたら、真似して失敗する残念女子を作ってしまう罪作りな女の子だぞ☆
ほら、あの森守の犬娘の彼氏のハミルトン?も、なんか俺に熱い視線向けてるんだろが。死ねばいいのに。
「ぐるる。ハーミット、浮気は、許さないですわん。がぶぅ。」
「痛っ、何するんだ。ペス。」
大丈夫か?あのカップル。
夫婦喧嘩は犬も食わないというので放置して、頼れるパートナーのコイシちゃんに、髪の毛を渡す。
「コイシちゃん、これを結んで魚釣りのラインを作って欲しいんだけど。」
「いいよ。任せて欲しいかな。」
やる気満々のコイシちゃんが、可愛いよう。
「なる程!髪の毛で釣り糸を作るのじゃな。餌はあるし竿は良いとして、釣り針は、どうするのじゃ?」
「それも作る。森守の爺さん、この辺りで、固くて軽い枝はないか?」
「ダスト様、ポムの枝がいいですな。すぐご用意致します。」
貰った枝を、両方が尖った爪楊枝みたいにナイフで削って加工して、真ん中を糸で結べば完成だ。
「そんなので、釣れるのじゃ?」
「まぁ、それなりに、だろうがな。」
リリイは知らなかったが、ここまでは、昔ながらの漁のやり方だ。
しかし、ここは異世界。もう一つ越えなければいけないハードルがある。
「お主様よ、
そうなんだよね。空を泳ぐ、池の上にいる魚を釣らなくてはいけない。
しかし、池はモンスターに襲われる可能性があり入れない。
「しかし、俺に秘策あり。猫娘ピンク、仕事の時間だ。」
「師匠、何をすればいいんですにゃ?」
猫娘の優れた獣人の身体能力がうずく。
主人公は誰がいい?
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豚野郎 ダスト
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美少女 ダストちゃん
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男の娘 ダスト君
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美男 Dust
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でぶ女 D