こうして何でも屋さん一同は温泉を掘るため山間にある源泉を目指して進み始めた。
何でも屋一同は源泉の湧く地へと、ラオシャンロンのための温泉を掘るために訪れていた。
「さて、源泉の湧く場所まで来たわけだが・・・」
「どうやって掘ろうかー」
「とりあえずラオシャンロン君がお湯に浸かれるくらいの大きな穴を掘りませんとね」
「そうだな。んじゃミラ、上からメテオ落とせ」
「わかりました!」
ミラボレアスが上空へと舞い上がり、ブレスを地面に向かい放った。ミラボレアスのブレスが地面に着弾した瞬間、岩は砕け、木は吹き飛び(シンバルも吹き飛んだ)地面は抉れ、砂煙が晴れた頃には巨大な穴が開いていた。ちなみにシンバルはミラボレアスのブレスが着弾した地点から100m離れた木の枝に引っかかっており、それを見たミラボレアスは地面に頭がめり込むほどシンバルに謝っていた。
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ライオシャンロン用の温泉の穴が開いたところでユクモ村の大工達が温泉造りの手伝いに来てくれた。
「とりあえず、温泉の穴はこちらで掘るから穴をセメントと岩で固める作業をお願いするニャ。」
「わっかた!うっしやるぞお前ぇら!」
「「「「「うっす!」」」」」
「それじゃあ黒ティガさんにイビルさんは温泉用の穴を掘って欲しいニャ。人間が入る温泉だからそこまで深くしなくてもいいニャ」
シンバルの指示のもと、温泉造りは進む。
ティガレックス亜種は自慢の前脚で土を掻き出し、イビルジョーは四股を踏みながら掘った穴の壁を固めていく。そしてラージャンとユクモ村の大工達は穴をセメントと岩で固めていく。(ラージャンはこの後大工の親方から本気で大工の仕事をしないかとスカウトされたという。)ちなみにミラボレアスは手伝おうとすると長い尻尾がユクモ村の大工達に当たりそうになることから留守番となった。
こうして一週間後
「できたニャーー!!!」
温泉が完成した。ユクモ村の大工、何でも屋は疲れからか地に倒れ伏している。そこへ、空を飛びながらラオシャンロンを運ぶミラボレアスが到着した。
「みなさん!大丈夫ですか?!」
倒れ伏しているティガレックス亜種達に驚き、ミラボレアスは声をかける。」
「大丈夫だ・・・」
「ねんとかねー・・・」
力なくティガレックス亜種とイビルジョーが答える。
「皆様には感謝しても仕切れません。ありがとうございます。」
ラオシャンロンがティガレックス亜種達に深々と頭を下げる。
「礼なら後で良いからよ、さっさと温泉は言っちまえ。」
「ラオシャンロン君、さあどうぞ」
「皆様ありがとうございます。それでは・・・」
ミラボレアスに促されラオシャンロンはゆっくりと温泉へと入っていく。
「ふうう・・・・極楽・・極楽・・・」
温泉につかるラオシャンロンはとてもご満悦のようだった。
「どうだー?」
「最高です。」
「いつまではいるつもりなのー?」
イビルジョーが何の気なしに質問する。
「そうですな・・・このような良質な泉質は久々ですから・・・向こう30年ほどは・・」
古龍の規格外な時間感覚にシンバルの目は飛び出した。
するとそこへユクモ村の村長と何人かのユクモ村の人々がやってきた。村長の後ろには大きな樽と沢山の料理を積んだ台車が何台も来ていた。
「皆様お疲れ様でした。こちらは私からのほんの気持ちです。温泉に入りながらお召し上がりください。」
瞬間ティガレックス亜種とイビルジョーの歓喜の咆吼が響き渡った。そこから夜遅くまで温泉に入りながらの宴会は続いた。
ちなみにラオシャンロンが温泉につかり始めて三日後、ユクモ村の人々に変化があった。
「おお!長年悩まされていた腰痛が治ったぞ!」
「なんだか肌のつやがよくなったわ!」
なんと怪我が瞬く間に治り、体の調子がよくなる村人が増加したのである。これはラオシャンロンの体に付着していた鉱石の効果や古龍エネルギーによる物だと学者達の間では言われているが真相は明らかになっていない。ただこれがきっかけとなりラドン温泉ならぬラオシャンロン温泉は瞬く間にユクモ村の名物となり、しばらくの間ユクモ村村長の笑顔が絶えなかったとか。
ちなみに・・・
「タマミツネさん!こっちにも泡ちょうだい!!」
「こっちもー」
タマミツネの泡が女性客から大いに受け、タマミツネが温泉に常駐する羽目になったのは別のお話。
感想待ってます。
これから会話文多めでもよろしいですか?
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OK
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しっかり地の文書けや!