モンスターの何でも屋さん   作:ハーメルンのopen

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お久しぶりです。最近少々ライター業務が忙しくて小説を書く暇がありませんでした。
これから更新が不定期になるかと思いますがどうぞよろしくお願いします。



PS私事ですが無事に大学卒業が確定しました



ネコートとの出会い

「はあ~あの村長さんは俺らのことを便利屋かなんかと勘違いしてんじゃねえのか?」

 

「実際間違ってないからね~」

 

「仕様が無いニャ。あの村長さんには口で勝てる気し無いニャ」

 

ティガレックス亜種とイビルジョー、そしてイビルジョーに乗るシンバルがぼやきながら雪が積もる山道を歩く。この三人はユクモ村の村長にポッケ村の村長へ宛てた手紙を渡して欲しいと依頼された(上手く言いくるめられた)ため、こうして雪の降り積もる山道を歩いているのである。

 

「見えたニャ!ポッケ村だニャ!」

 

シンバルはイビルジョーの頭からポッケ村を確認する。するとイビルジョーはシンバルを頭から下ろした。

 

「シンバル、ここからは歩いて行けるな?」

 

「大丈夫だニャ!黒ティガさん達はここで待っているニャ!」

 

「お土産よろしくー」

 

・・・

 

「ユクモ村の村長さんからの手紙だニャ!」

 

「ああ、ありがとうねぇ」

 

ポッケ村の村長はシンバルから手紙を受け取り読むと、返事を書くため集会所の方へと言ってしまった。シンバルがたき火の前で待っていると、コートを着たアイルーがシンバルの元へとやってきた。

 

「フム・・・貴殿はどうやってユクモの地から来た?今日馬車などは来る予定にないが」

 

「ニャ?」

 

「ああ、すまない。私の名は・・・内緒」

 

「えぇ・・・」

 

「だがネコートさんと呼んでくれても構わないぞ」

 

フンスと胸を張るネコート

 

「それで質問なのだが貴殿はどうやってここまで来たのだ?」

 

「おいらティガレックス亜種達と何でも屋をやってるから送ってもらったんだニャ」

 

「ああなるほど・・・近頃渓流付近で話題になっている・・・」

 

「知っているのかニャ?」

 

「うむ。この前の砦蟹襲来を食い止めたのはユクモ村のハンターと貴殿らだろう?」

 

「そうだニャ。」

 

「かの黒龍や金獅子も迎撃に加わっていたという報告もあるが・・・」

 

「ミラさんとラーさんニャね。間違いないニャ」

 

シンバルの言葉にネコートは頭を抱える。

 

「はぁ・・・俄には信じがたいが・・・」

 

「おいらもそう思うニャ。でも本当のことだニャ。」

 

「黒轟竜に恐暴竜、それに加え金獅子に幻獣、黒龍に冥灯龍までいるなんて・・・近頃は天彗龍までいるという噂じゃないか。どうなっている」

 

「バルファルク君は世界中旅をしているからあまり居ないニャ。というかおいら達のこと詳しいんニャね・・・まさかスパイ?!」

 

「ふふ・・・秘密だ」

 

シンバルがネコートと会話しているところへポッケ村の村長がこちらへと歩いてきた。

 

「お手紙届けてくれてありがとうよう。今度はこれをユクモの村長さんにお願いできるかい?」

 

「了解だニャ!」

 

シンバルは勢いよく返事をするとポッケ村の村長から手紙を受け取った。

 

「シンバル、この後はどうするのだ?」

 

「んーと・・・ポポのタンを沢山ほしいんニャが・・・」

 

「ならば今日は私が案内しよう。」

 

「ネコートさん、いいのかニャ?!」

 

シンバルがきらきらした目でネコートに詰め寄る。ネコートは少々引きぎみになりながらも

 

「あ、ああ・・・今日は暇だったからな。」

 

と返事した。

 

・・・

 

「ニャー沢山買えたニャー」

 

「・・・少々買いすぎではないか?」

 

「これぐらい普通ニャー」

 

ネコートがジト目でシンバルが背負うバッグを見る。シンバルの背負うバッグにはポポのタン以外にもティガレックス亜種の大好物であるポポの肉が大量に入っており、シンバルの5倍はある大きさとなっていた。

 

「ところで貴殿のツレはどこにいるのかな?」

 

「ポッケ村を出て少し離れたところだニャ。あの人達が来ると村全体で迎撃されかねないからニャ」

 

「なるほどな・・・挨拶をしたいから私も行っても良いかな?」

 

「もちろんだニャ!」

 

・・・

 

「おいネコート!てめぇの依頼したクエストはどうなってるんだ!」

 

「3人がかりでもクリアできねえなんて初めからクリアさせる気なんて無かったんだろ!」

 

「どうせ契約金が目当てだろ!そうに違いない!」

 

ポケット村から出て数百メートル進んだところで3人のならず者ハンター達に絡まれた。どうも目的はネコートらしい。彼女の依頼するクエストは難易度が高いことが有名で、生半可な実力ではクエストを受注することすらかなわない。

 

「言ったであろう貴殿らの実力ではクリアすることは難しいと。それでも無理矢理クエストを受注したのは貴殿らではないか」

 

「うるせえ!ご託は良いからとっとと金を返しやがれ!」

 

「危ニャい!」

 

男の一人がネコートに殴りかかる。しかし、ネコートに振り下ろされるはずだった拳はネコートをかばったシンバルに直撃した。

 

「イダアああああ!!!」

 

「ああ?!なんだてめえ!」

 

「邪魔すんじゃねえ!」

 

男達がシンバルに詰め寄るもシンバルはひるみもせず言い放つ。

 

「クエストクリアできなかったからってネコートさんに殴りかかるのはおかしいニャ!」

 

「うるせえ!てめえに何が分かる!」

 

「どう考えても無理難題なクエストを発注したアイツが悪いんだろ!」

 

「分かってたまるかニャ!それにクエストを受注したのはお前達じゃないかニャ!」

 

繰り返される舌戦。それに業を煮やしたのかならず者ハンター達は拳を固め構えた。それに倣いシンバルも荷物を下ろし構える。

 

「どうやら少々痛い目に遭わねえといけねえ見てえだな」

 

「ネコートもろともボコボコにしてやる!」

 

「もちろん俺らは抵抗するで拳で」

 

「かかってこいニャ!」

 

シンバルがネコートをかばうように前に出る。男達が一斉にシンバルへと殴りかかろうとした瞬間、上空から何かが飛来する。

 

「黒ティガさん!」

 

「シンバル、無事か?」

 

「だ、大丈夫だニャ。」

 

「そうか、なら良い」

 

ティガレックス亜種はそう言うとならず者ハンター達と相対する。

 

「てめえら・・・よくもやってくれたな・・・」

 

ティガレックス亜種の怒りは頂点に達しており、前脚には血管が浮き出て真っ赤に染まっている。もはやラージャンの闘気硬化状態もかくやというレベルであった。

 

「黒ティガさん・・・そこまでおいらのことを・・・」

 

シンバルが感動して目を潤ませる。だが次の一言で

 

「俺の大好物のポポ肉に何してくれとんじゃああああああ!!!!!」

 

「・・・ニャ?!そっちかニャ!!」ガビーン

 

シンバルの感動は消え失せた。ティガレックス亜種は怒りにまかせて突進さらには大咆吼を繰り返す。しかし、急所を外すことは忘れず、全員がかろうじて生きているレベルの負傷ですませている

 

・・・

 

ティガレックス亜種がならず者ハンターをぶちのめしているところへイビルジョーがやってきた。ネコートは一瞬構えるが、シンバルが「大丈夫だニャ」と声をかける

 

「このイビルジョーはおいらの仲間だニャ」

 

「そうだよーよろしくー。イビルって呼んでねー」

 

「あ、ああ」

 

凶暴な見た目をしながらもフレンドリーな話し方にネコートはたじろぐ。するとそこへならず者ハンター達をフルボッコにしていたティガレックス亜種がやってきた。

 

「イビル、交代だ。絶対に殺すなよ」

 

「おけーシンバルの分まで・・・」

 

イビルジョーの筋肉が大きく隆起し、口からは龍属性のブレスが漏れ出る。

 

「ボコボコにしてくるよぉ」

 

ニヤリと笑うとイビルジョーはまだギリギリのところで持ちこたえているハンター達にとどめを刺しに向かった。

 

「シンバル、大丈夫なんだよな?」

 

ネコートが青い顔をしながらシンバルに尋ねるも頭を抱えたシンバルは無言であった。

するとそこへ2つの大きな影が飛来する。

 

「アレ?お兄ちゃん」

 

「Oh・・・」

 

ゼノジーヴァに乗ったラージャンとキリン、そしてミラボレアスに乗ったコハルがやってきた。

 

「・・・シンバル本当に大丈夫なんだよな」

 

「・・・自信なくなってきたニャ」

 

この後シンバルが殴られたことを知ったミラボレアスはならず者ハンター達を骨も残さないほど消し炭にしようとし、ゼノジーヴァは王の雫を発動させようとしたため、それを阻止するためにシンバルは苦心することとなる。

 

これから会話文多めでもよろしいですか?

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  • しっかり地の文書けや!
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