ネコートが帰り、辺りが暗くなってきたところでティガレックス亜種はアルバトリオンに尋ねた。
「んで?どうしたんだ?ただふらっと来たわけではないんだろ?」
「うむ。おぬしらを見込んで頼みがあってきたのだ」
「頼みって何ー?」
イビルジョーが興味津々な目で尋ねる。
「アトラル・カは知っておるか?」
「絶妙に駄洒落をぶち込むなよ・・・まあ知ってるけど」
「奴は人間の作り出した構造物などを身に纏い、巨大な蠢く要塞を作り出す。ここまではよいな?」
「ああ」
「ところが最近そのアトラル・カを模倣したゲネルセルタスが現れてな」
「は?」
「無数のアルセルタスやクンチュウを身に纏いながら暴れ回っているそうだ。今はアトラルネセトと同等の大きさになっているらしい」
「いやあんたなら秒殺できるだろ」
ものすごくごもっともなことをティガレックス亜種は提案するが
「出来るには出来るが・・・向こう100年は大地が暗闇に包まれるぞ?」
アルバトリオンによってその提案は秒で却下された。
「わかった。やるよ。」
「助かる。」
・・・
翌日
「・・・と言うわけでこれから害虫駆除にいくぞ」
「「「「「「はーい」」」」」」
ティガレックス亜種の号令により何でも屋は出動準備を始める。そこでふと気になったのか、シンバルが口を開いた。
「そういえば黒ティガさん。」
「ん?どうしたシンバル。」
「そのゲネルセルタスは今どこにいるのかニャ?」
「あーなんか旧砦跡にいるらしい。」
「ニャ?そこってアトラル・カが前にいたところじゃないかニャ?」
「ああ、なんかアトラルネセトぐらいの大きさになっているらしい。まあなんとかなるだろ」
シンバルがティガレックスと話していると不意に悪寒が走る。
「・・・なんかおいらとてつもなく不安になってきたニャ」
シンバルは不安げに呟く。
「大丈夫だって!」
ティガレックス亜種はシンバルの不安を吹き飛ばすように言うが、奇しくもシンバルの不安は的中してしまうのであった。
・・・
「だから言ったニャ!いやな予感がするって!」
「いやあのシンバル・・・」
「これはだれにも予想できないよー」
叫ぶシンバルをティガレックス亜種とイビルジョーがなだめる。シンバル以外にもコハルやキリン、ゼノジーヴァまでもかなりパニックになっており、ラージャンやミラボレアスがなだめている。
なぜこんなにパニックになっているかというと
「キシャーーーキシャーー」
「ウジュルウジュル」
「ギシギシギシギシ」
アルセルタスやクンチュウ、ブナハブラやランゴスタなどといった虫モンスターが無数に密集し、巨大なゲネルセルタスのようになっているのである。
ここまではアルバトリオンの話通りなのだが、問題なのはその大きさ。おそらく、ティガレックス亜種たちがここまでくる間にもアルセルタスなどが融合したのだろう。現在はジエンモーラン級の大きさとなっている。
端的に言うとかなり気持ち悪い。予想以上の大きさと気色悪さに子供たちはパニックになってしまっている。
「いや予想以上に気持ち悪いなこれ」
「僕もちょっと予想外かもー」
「ササササッササ」(俺あれ殴りたくないぞ)
ティガレックス亜種たちはアルバトリオンの話とはかけ離れた途方もない大きさに頭を抱え込んでいる
「・・・結局あれどうします?」
ミラボレアスがティガレックス亜種に問いかける。
「ミラはあれ燃やせるか?」
「出来ますけど・・・あんまりやりたくないですね・・・」
「だよなぁ・・・」
はぁ、とティガレックス亜種がため息をついた瞬間
「おわあああなんだあああ!」
無数の火球が巨大ゲネルセルタスの周りに降り注ぎ始めた。いや、火球なんて生ぬるいものではない。もはや小さな太陽とも形容できそうな程の熱量を持っている。
「い、一体何が」
ティガレックス亜種が見上げると、そこにはミラによく似た紅い龍が
「あ!バルカンちゃんです!」
ミラが嬉しそうに言う。
「え・・・も、もしかして・・・」
「はい!私のお姉ちゃん、ミラバルカンです!」
ティガレックス亜種はめまいを起こした。
アトラルネセトは大体ラオシャンロンと同じくらいですが、ジエンモーランはラオシャンロンの数倍を誇る体躯を持っています。
これから会話文多めでもよろしいですか?
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OK
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しっかり地の文書けや!