とりあえず、ゼノ・ジーヴァが縮んでしまったことは置いておいて、シンバル達はコハル質との再会を喜び合った。そこへマシュと立香がやってきて、
「あの、シンバルさんの仲間はあと3名だと思うのですが、私達もやらなくてはいけないことがあるのですが・・・」
マシュは申し訳なさそうに言ってくる
「あ、大丈夫だニャ。あの人達はほっといてもなんとかなるニャ。」
「だいじょうぶだよー黒ティガもラーも強いし、ミラちゃんはそれより遙かに強いからねー」
それに対してシンバルとイビルジョーは明るい笑顔で答えた。その言葉を聞いたオルガマリーは
「あなたの強さがよく分からないから判断しかねるのだけど?」
と、イビルジョーに問いかける。
「うーん・・・人間達からは危険視されるくらいには強いかなー?」
「わからないわよ!あなたの姿を見たら誰だって危険だって思うわよ!」
「確かにー!」
「ああもうシンバル!コイツの強さは客観的に見るとどうなの?!」
「ニャー・・・生態系を破壊するくらい強いニャ」
「わからないわよ!」
・・・・・
・・・
『ちょっとみんな止まってくれ!この先で戦闘が起きているらしい!』
ロマンの言葉に一行は立ち止まる。
そこでは龍牙兵達の骨が飛び散り、時折耳を劈くような咆吼と衝撃音が聞こえてくる。中心には地を駆ける飛竜と腕部が大きく発達し、全身の体毛が金色の牙獣が背中を預けながら戦っている。その姿を見て、シンバルは顔を輝かせる。
「あ、いたニャ!」
「え?!あれがシンバル達の仲間なの?!」
「そうだニャ。黒い飛竜が黒ティガさんで、金色の角が生えている方がラーさんだニャ。」
「だ、大丈夫なんですか?大分囲まれているようですけど」
マシュが不安げにシンバルに尋ねる。だが、シンバルは首を横に振った。
「大丈夫だニャ。黒ティガさんと本気になったラーさんがいればあれくらいどうって事無いニャ。」
「まあ、一応心配だから加勢してくるねー」
「ひぃ!」
急に全身の筋肉が隆起し、禍々しい姿になったイビルジョーを見て悲鳴を上げる
「手っ取り早く片付けるからちょっと本気出してくるよぉ・・・」
こうしてラージャンとティガレックス亜種の戦闘にイビルジョーが乱入し、十数体居た龍牙兵達はあっという間に倒されてしまった。
・・・・・
・・・
「いやー、黒ティガさんもラーさんも無事で良かったニャー これで残すはミラさんだけだニャ。」
「おいシンバル、ここはどうなってやがる。辺り一面燃えてるし、骸骨たちは見境なしに襲ってくるし、マジで地獄なんだが?」
「それはこの人たちに聞いて欲しいニャ」
「こいつらの言葉が分からないから聞いてんだろ!」
和やかに凶悪な顔をした黒い飛龍と話すシンバルにカルデア一同、特にオルガマリーは目眩を起こしていた。
「シンバルの仲間は皆強そうだね。って言うか皆かっこよすぎ!」
「せ、先輩?!なんでそんなに目を輝かせているのでしょうか?!」
ただ、藤丸は至って呑気であった。
「いやだってマシュ、この子達皆強くて格好いいじゃん!それに味方だなんて頼もしすぎるでしょ!」
「そ、それはそうですけど・・・とにもかくにも早くこの特異点となる聖杯を見つけなくては・・・」
マシュがそう言いかけたとき
ガチャガチャ・・・
「っ!先輩、下がってください!」
辺りから骨の兵士がわんさかと出てきた。その数は100をくだらない。突如として現れた大量の敵に驚く一同。その瞬間
「貰いました・・・!」
紫色の髪を持つ長身の女が手に持っていた大鎌で藤丸に斬りかかろうとする。だが
「ぐっ!」
マシュが寸での所で防ぐ。
「チッ・・・防がなければあのまま優しく殺してあげたというのに・・・」
「先輩!下がってください、敵性サーヴァントです!」
「マシュ無茶よ!あなたにサーヴァント戦はまだ早すぎるわ!それに、この敵だらけのところでサーヴァントと戦うなんて!」
『そうだぞマシュ!ここはいったん引いて体勢を立て直すんだ!』
オルガマリーが悲鳴を上げ、ロマニもそれに同調する。だが、マシュは毅然と盾を構えた。
「良いでしょう。貴方たちはこの不死殺しの刃(ハルペー)の餌食となりなさい」
それを見て嗜虐的に笑う女は大鎌をかまえ、一気にマシュとの距離を詰める。
・・・・・
・・・
「おいシンバル。一体何がどうなっているんだ?」
ティガレックス亜種がシンバルに尋ねる。
「と、と、と、とりあえず、骸骨と紫色の女の人は敵みたいだニャ!紫色の人はマシュさん達が相手しているから、黒ティガさん達は骸骨をお願いしたいニャ!」
「オーケー下がってな!!」
「サササッサササ(任せておけ)」
「よーしじゃあもう一頑張りー」
ティガレックス亜種、ラージャン、イビルジョーの3人は骸骨の兵士達に各々突撃していく。そして
「ああもう近寄らないで!!」
シンバルやコハル達に近づいてくる骸骨兵を雷で焼き尽くすキリン。
「ママ達に手を出すな!!!」
「ゼノちゃん頑張れー」
小さくなってもエネルギーに満ちあふれた古龍であるゼノ・ジーヴァのビームによって骸骨へイタチは確実にその数を減らしていった。
・・・・・
・・・
「へぇー・・・とんでもねえ奴らがいたと思えば意外にしっかりしてやがる。あいつらは心配なさそうだな。ただ、あっちの嬢ちゃん達の方は大変そうだな。仕方ねえ。ちと手伝ってやるか」
そう言って杖を持った青い装束を纏う男は霧のように消え去った。
これから会話文多めでもよろしいですか?
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OK
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しっかり地の文書けや!