メエエエエエエデエエエエエ
にくにくたべたひよおおおおお
ここはユクモ村。温泉が有名な村で、自然との共生という言葉を体現しているかのようなのんびりとした空気が漂う村である。しかし、今日は違った。いつもはにこやかな笑みを浮かべている村長が引きつった笑みを浮かべており、村人達に関しては固まっているその原因は目の前にいる1匹のアイルーと
「紹介するニャ。新しい従業員のミラボレアスさんだニャ」
「グア」
「ヒン!」
1匹の黒龍と幻獣であった。
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何でも屋さんの従業員にミラボレアスが加わった数日後、シンバルがユクモ村に買い出しに行きたいと言い出した。ティガレックス亜種は二つ返事で了承した。
「わ、私も行っても良いですか?」
「コハルも行くー!」
「わたしもー」
どうやってユクモ村に行こうかと悩んでいたらミラボレアスがおずおずと口を開いた。連れて行ったら確実にパニックになることは目に見えていたシンバルはなんとか丁重に断ろうと言い訳を探していたところ、話を聞いていたコハルとキリンもついて行くと言い出してしまい
「連れてけよ。ユクモ村にもコイツらの存在言っとかないと、うっかり討伐されたんじゃかなわねえからな」
と言うティガレックス亜種の言葉によりユクモ村へと連れて行くことになったのだ。
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「なるほど・・・渓流に来るハンターに討伐されないようにと」
「そういうことだニャ」
「分かりました。この村に来るハンターの方々にはくれぐれもこの方達を討伐しないように話しておきます。」
「お願いしますニャ。」
丁寧にお辞儀をするシンバル。ユクモ村の村長見にこやかに頷く。
「そういえば、一つお願いしたいことが・・」
「そそっそそそそんちょおおおおお!!!!!」
ユクモ村の村長が何かを言いかけたところで水色の髪の少女が飛び込んできた。
「あら、ソラ様どうなされました?」
「どうしたもこうしたもなんか村の中に真っ黒い古龍とちっちゃいキリンがいるんですけど!!!!!」
「ああ、それについては今説明いたします。シンバル様、昨日付でユクモ村の専属ハンターとなりましたソラ様です。ソラ様、渓流に住むアイルーのシンバル様です。」
「シンバルだニャ。よろしくニャ」
「あ、どうもソラです・・・ってそんなことより説明してもらえますか村長!!?」
「それがですねえ、ティガレックス亜種とイビルジョーが渓流で何でも屋さんを開業したようで、今日は新しい従業員の方を紹介しに来てくれたのですよ。」
シンバルを見ながら話すユクモ村村長。ソラは何を言っているのか分からないといった表情でシンバルを見つめる。
「僕たちは何でも屋さんをやってるニャ。あそこにいるミラボレアスは新しい従業員だニャ。」
シンバルはそんなソラの視線を感じ、とりあえず自己紹介をする。
「そ、そうなのね・・・っていうかミラボレアス?!?!?!黒龍伝説の?!」
「ご本人だニャ」
シンバルの容赦ない一言によりソラの脳はキャパシティを完全にオーバーし、機能停止した。
放心状態になったソラを運んでいくミラ人を眺めながら、シンバルは何かを思い出したかのようにユクモ村村長に尋ねる。
「そういえば村長さん何を言いかけたのかニャ?」
「ああそうそう。実はあなた方に依頼したいことがありまして・・」
「ニャ?」
村長の話は何でも屋への依頼であった。何でも集会所の老朽化が激しく、あちこち修繕しなくてはならないのだが、かなりの量の木材が必要となるため、渓流から木材を運んできて欲しいという依頼であった。
「どのくらい欲しいのかニャ?」
「だいたい丸太10本分と聞いております。他の材料は確保してあるそうなので・・・お願いしてもよろしいですか?」
「任せるニャ!」
「それで、報酬はどのように?」
「うーん・・・あ!」
シンバルは何かを思いついたようで、報酬について村長に相談するのであった。
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「イビルさーん!黒ティガさーん!お仕事だニャ!」
「おおー」
「だりい・・・」
シンバルは早速ティガレックス亜種達の元へと戻り、仕事が入ったことを伝えた。
「なにするのー?」
「ユクモ村に木材を切って運ぶ仕事だニャ!村長さん直々の依頼だニャ!」
「ええ・・・なんで俺らが・・・」
依頼内容を聞いてめんどくさがっていたティガレックス亜種であったが
「ちなみに報酬はユクモ村の料理人達が腕によりをかけて作ってくれた料理らしいニャ」
「行くぞおらぁ!!10本でも20本でも運んでやらぁ!!!!!」
シンバルの一言で俄然やる気を出したのであった。
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渓流に生えている木をイビルジョーとティガレックス亜種は難なくなぎ倒していく。そしていざ運ぶといった段階になって問題が発生した。
「え・・意外に重てえ・・・」
「ちょっともつの厳しいかも・・・」
なんと渓流に生えていた木々は丈夫で立派な物が多く、ティガレックス亜種が一度に運べる量は一本が限界だったのだ。それに加え、イビルジョーでは前脚が小さ過ぎるため、丸太を持つことが出来なかったのだ。途方に暮れているとミラボレアスがやってきて。
「これを運べば良いんですね!」
そう言って4本の足それぞれで丸太を、そして口に一本の丸太を咥え難なく飛翔した。そして合計5本の丸太を運ぶためユクモ村へと飛んでいった。
「黒ティガさんとイビルさん遅いニャ・・・ってにゃ?!」
「俺なんて・・オレナンテ・・・」
「あはは・・・お肉がお空飛んでる・・・」
シンバルがティガレックス亜種達の様子を見に行くと何故か体育座りをして放心状態になっていた。
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OK
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